ブラック企業大賞

ブラック企業大賞(ぶらっくきぎょうたいしょう, en:Most Evil Corporation Award of the Year Award)とは、一年に一度選出される日本におけるブラック企業の指標とランキング。

概要

ブラック企業大賞企画委員は、視点として、パワハラ、セクハラ、残業代未払い、長時間労働、派遣差別、偽装請負など、日本の労働環境はいまますます悪化の一途をたどっているという点から、現状の日本の労働環境に関し、調査や問題自体の表面化、労働者自身の認識が困難であると問題を設定する。また、ブラック企業の生まれる構造に関する分析や改善のための提言が不十分であると、指摘している。

このような問題意識の上で、ブラック企業大賞は、「ブラック企業の個別の事例はもちろんのこと、それら企業を生み出す背景や社会構造の問題を広く伝え、誰もが安心して働ける環境をつくることをめざ」す目的で、選定される。

賞の構成は、大賞、一般市民の投票からなる市民賞などからなる(後述)。

2012年

• 大賞 - 東京電力
• 市民賞 - ワタミ WEB得票数では全投票数20071票の内、10010票と約50%を獲得し得票率ではダントツ1位であった。
• 業界賞 - 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、フォーカスシステムズ
• ありえないで賞 - ゼンショー
• 特別賞 - ウェザーニューズ

外部リンク

• ブラック企業大賞2012 http://blackcorpaward.blogspot.jp/