ゴルゴンの首
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ゴルゴンの首
ゴルゴンの首(ゴルゴンのくび)は、「ゴルゴンの首」(てんとう虫コミックス第20巻に収録)に登場する。
前面にラーメン屋の岡持ちのような蓋の付いた箱。この箱の蓋を開けると不気味な咆哮とともに光線を発し、その光を浴びた生物は(ロボットであるドラえもんも)筋肉がこわばって石のようになってしまう。光線の当て加減で体の一部だけを固めることもでき、その部分は何時間同じ姿勢を続けても疲れない。
その実態は箱の中に入った頭だけの石像(ロボット?)、すなわちゴルゴンで光線は目から出る(原案であるギリシア神話のゴルゴンは髪が多数の蛇になった女怪だが、本作ではモアイなどに似た無機的な顔で蛇の髪は一本)。固まった者を元に戻すにはその頭に付いた蛇のような髪の毛を上に引っ張ればいい。
この石像は亀ぐらいのスピードだが動くことができ、ゴルゴンの首の中身を落とすと、襲われて出遭った者の体全体が石にされてしまう危険がある(原作・アニメ版では学校の裏山に逃亡した)。