アルシェール
株式会社アルシェールは、かつて存在した日本の株式会社。エヌ・ティ・ティ・ドコモ及びエヌ・ティ・ティ・ドコモグループの社内ベンチャー制度によって設立された3つ目の会社であり、同社内ベンチャーで1番目に解散した会社であった。
沿革
- 2004年(平成16年)10月1日 会社設立。株式会社ダブルスクエア、株式会社ドコモ・ためタンに続いて、社内ベンチャー制度により設立された会社であった。
- 2006年(平成18年)4月12日 メンテナンスという理由で、ホームページが閲覧できなくなった。二度と再開することはなかった。
- 2006年(平成18年)8月28日 親会社である(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのホームページにて、解散の決定を発表。解散の理由は、将来的な事業継続が困難であるからとして発表されている。
- 2006年(平成18年)10月24日 株主総会の決議により解散。ダブルスクエアやドコモ・ためタンは、累積赤字が資本金の額に近づいたとき、親会社であるドコモから新たに増資という形で経営難を乗り切っていたが、アルシェールは増資を受けることなく、会社を清算する状況に追い込まれた。
- 2007年(平成19年)2月27日 清算結了。約2年間の活動が、完全に終了した。
- 2018年(平成30年)3月31日 勤めていた会社(NTTドコモ)を辞職
辞職前の担当部署は同社グループ事業推進部所属
目的
- 企業のシステム、商品開発、マーケティング戦略等の事業に関するコンサルティング業務
- 広告宣伝・販売促進に関する業務、及びこれらに関するコンサルティング業務
- マーケティングリサーチの企画、実施及び分析業務
- イベント、セミナー、講習会の企画・運営業務
- オリジナル新商品開発の企画・立案、及びこれに関する付帯業務
- インターネットコンテンツの企画・運営・制作業務
- 上記に関する一切の付帯業務
- その他商業全般
役員
- 代表清算人 竹林俊二
- 代表取締役 大野聡子
- 取締役 森藤真理(平成17年4月30日辞任)
- 取締役 田中正徳(社外取締役 平成17年8月8日辞任)
- 取締役 樺沢正人(社外取締役)
- 取締役 市川貢 (社外取締役)
- 取締役 船本道子(社外取締役)
- 監査役 今野健一
大野聡子氏は、AV女優の涼川あんなでは?
騒動の流れ
週刊ポストに「某子会社ヒルズ族女社長にAV出演の過去」の記事が載る
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2ちゃんねるニュー速にスレが立つ
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ポストの記事からこの女社長はNTTドコモ子会社の株式会社アルシェール社長大野聡子の事ではないかと判明。
AV出演時の名前は「涼川あんな」という事で検証画像がUPされる
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過去にAV出演という疑惑がありながら現在の売りはセレブなイメージ。
ブログでニート、フリーター批判。会社の業務実態は不明瞭。ドコモ役員の愛人疑惑もあり一気に盛り上がる。
男女雇用機会均等法違反等がばれて盛り上がる。
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mixiのアルシェールコミュ及び本人ページの閉鎖
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本人のサイトおよびセレブ仲間のブログが炎上。立て続けに閉鎖。他サイトでの「大野聡子」社長の記事が次々と消える。
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Googleイメージ検索で「涼川あんな」の画像が閲覧できなくなる。
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「ヒルズ族」の友人知人、ひいてはドコモにまで及ぶ「裏社会との関わり」の疑惑までもが指摘され、祭りはヒートアップ。
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一流企業NTT Docomoの子会社が何故か電話にでなかったのだが今現在はカジュアルに応対してくれるらしい。
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探偵ファイル、日刊ゲンダイ、BUBKA、出会いの探偵、ナイスポに記事が載る
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9時には電話に出ないが、10時頃電話すると電話に出てくれるらしい。
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会員にメルマガ発行
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ブログにニート批判を書いたことについて謝罪があるという噂
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アルシェールが公的機関に被害を届けたらしい。
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8/26 .アングラーEX Vol2に記事が載る
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8/28 会社解散のお知らせ
週刊誌の記事より
NTTドコモによる96.7%出資の子会社アルシェールの代表取締役社長・大野聡子氏は、実はAV女優の涼川あんな氏と同一人物ではないか、という疑惑の最中の4月12日、突如としてアルシェールの公式ウェブサイトがメンテナンスとの理由で閉鎖された。
本人たる大野聡子氏はファッション雑誌に若手女社長として記事が掲載されると同時にテレビ番組にも出演、その一方でAV女優疑惑が各種雑誌やネット上のニュースで報道されることとなった。それにより更なる一般大衆の注目を集める事態になっている。
しかしながら、上記のような下衆な週刊誌的未確定的うわさの範囲たる疑惑の話題の一方で、冷静な有志により大野聡子氏率いるドコモ子会社アルシェールの業務内容の不透明さが浮き彫りにされるに至っている。
更には、大野聡子氏の交友関係の中には、暴力団と関係があるのではないかと思われる方もいらっしゃる。
このような状況の中で、アルシェールが暴力団や総会屋への資金の流れをカモフラージュするフロント企業として活動しているのではないか、と疑念を抱く者も少なくないようだ。
また、2006年1月16日の深夜(正確には17日未明)、テレビ朝日のアナウンサー・勝田和宏氏とアルシェール社長・大野聡子氏が、ホテルと思しき部屋にいた事が、勝田氏本人のブログに書かれていた(その後本人はブログを削除)。
そのブログ写真の中で勝田氏は、普段はしている結婚指輪をしていなかった。この件から、少なくとも大野聡子氏は異性との交遊に関して、自己中心的であると言えるほどに非常に寛大な考えを持っている。(一般的な女性なら、深夜0時過ぎに妻子ある男性と二人きりになる、という限りなく疑われる状況を作りはしないだろう。)
社名の由来
大野自身によれば「allure(アリュール):自分流の、魅力的な」と「cher(シェール):貴重な、流行に敏感な」というフランス語に由来している。
アンケートでサンプル数を50名以内とするなど、従来のマーケティングリサーチとは一線を画す画期的な手法で注目されていた。また回答者はアルシェリーナが行い、その殆どがmixi内のマイミク・コミュニティメンバーであった。回答者には図書券を配布することもあり、座談会参加者には1万円程度の交通費が支給された。
主なマーケティング方法は口コミで、会員にブログ上で商品の広告をしてもらう等、一風変わった手法で商品を広めていた。 ただし、アフィリエイトではない為、商品が売れても会員に還元される事は無かった。
20名限定のハワイツアーや物品販売(スワロフスキー製ピンクパンサーストラップや宝石)なども行った事があった。
社員は全員女性であるのも、またブログ仲間から社員に誘ってもらえるのも、アルシェールの魅力であった。以前の募集では特記項目に「女性のみ」と書いて2ちゃんねる等で男女雇用機会均等法に触れるのではないかと話題になった。
アルシェリーナ
アルシェールと一緒に活動するメンバーのこと。メンバーになるためには、入会金・年会費は無料だが、F1層(満20歳以上満34歳以下の女性)であることが必須条件であり、更に別途資格審査(「自分流の」「流行に敏感な」「魅力的な」「お洒落な」に当てはまりかつステキかどうか)が行われるのでアルシェリーナになる難度はかなり高かった。
アルシェリーナは、各自の感性を活かして、色々な商品やサービスのプロデュースや口コミを通してのプロモーション等を行っていた。具体的な活動内容は以下のとおりであった。
- すてきな♥ダイアリー調査
- ずっと継続するブログ・mixi等インターネット上での口コミ活動
- かわいい♥会員内でのイベント企画
- わきあいあいとした座談会への参加
- アンケート(Web上)の回答
- ソシアルなシャドウショッパー(覆面調査)
- ナイスなマーケティングリサーチ
一方、その利点として以下があげられる。
一般メンバーを「アルシェリーナ」、特に情報感度が高く積極的に活動に参加しているリーダー的メンバー(フィールドマーケター)を「プラチナアルシェリーナ」と呼んだ。プラチナアルシェリーナは活動に優先的に参加できるほか、“プラチナサミット”に参加できた。プラチナサミットの実態は不明だが、同名のネットワークビジネスの団体とは無関係であった。
アルシェリーナのほぼ全員がブログを持っており、トラックバックやコメント等でメンバー間の連帯増強をはかっていた。ブログに大野聡子に関するコメントや写真、とりわけ大野聡子と一緒に写っている写真をアップすることはアルシェリーナにとって大きなステータスとされていた。
関連項目
- 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
- 株式会社ダブルスクエア
- 株式会社ドコモ・ためタン
- 株式会社ハイブ
- 株式会社ダイナステップ