アイシン精機
アイシン精機株式会社 AISIN SEIKI CO., LTD.
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証1部 7259 ~上場中名証1部 7259 ~上場中 |
略称 | |
本社所在地 | 日本 448-8650 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 |
電話番号 | 0566-24-8441 |
設立 | 1949年6月1日 |
業種 | 3700 |
事業内容 | 自動車用部品の製造 |
代表者 | 藤森文雄(取締役社長) |
資本金 | 450億49百万円 |
売上高 | 連結 2兆7,004億05百万円 単体 7,147億66百万円 |
総資産 | 連結 1兆7,316億89百万円 単体 9,270億98百万円 |
従業員数 | 連結 73,201名 単体 12,364名 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | トヨタ自動車 6,555万株(23.3%) |
主要子会社 | 関連会社参照 |
関係する人物 | 豊田幹司郎(会長) |
外部リンク | http://www.aisin.co.jp/ |
特記事項:各種経営指標は2009年3月期 |
アイシン精機株式会社(アイシンせいき、Aisin Seiki Co.,Ltd. )は大手自動車部品メーカー。トヨタ自動車系列だが、現在では海外メーカー、さらには日産自動車をはじめとする国内他社にも部品を供給している。CIは「Geared up for the future」。
概要
主な事業は自動車部品の開発と生産。ブレーキシステムや、大容量トランスミッション、エンジン関連、ドア周り部品、GPSカーナビゲーションなどを手がけている。今や当たり前の音声案内を行うボイスカーナビゲーションを世界で初めて世に送り出した。オートマチックトランスミッション(自動変速機)においては世界トップレベルとも言われる。近年はトヨタグループの製品(自動車や自動織機の技術など)を応用した商品が開発され、系列としてはベンチャー的である。
他にもベッド(以前は「トヨタベッド」だったが2006年に「ASLEEP」という独自ブランドに移行)やミシン(トヨタミシン)など住生活関連製品、ガスヒートポンプ[1]などのエネルギー関連製品、さらには電動車いすなど福祉用品も扱っている。1980年代前半までは、シャープ製のカラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどを「TOYOTA」に変更して販売していた。また、1976年INAXと共同開発した「シャワートイレ」はその後の主力製品となった。
2009年6月から藤森文雄が社長に就任。豊田幹司郎以来となる二人目の生え抜き社長である。
アイシン精機は、一つの事業が大きくなった場合は分社化するという特徴があり、グループ会社は150社以上存在する。 中でも、子会社であるアイシン・エィ・ダブリュは、近年成長が著しく、親会社であるアイシン精機と売上高・社員数共にほぼ変らないという規模まで成長している。
日本バスケットボールリーグに所属するアイシンシーホースを運営している。2000年頃までは成績低迷に喘いでいたが、他チームを解雇されたり、チームの廃部で居場所を失った選手を多数受け入れたりして2002年にはオールジャパン優勝を果たした。この苦労話が「ファイブ」として小説となった。これが劇画化されビッグコミックで連載され、また2008年1月にはNHKでテレビドラマ化もされた。
同社は日本取引所グループと日本経済新聞が「財務や経営が優秀な上場企業の上位400社」として選定しインデックス化するJPX日経インデックス400の構成銘柄に採用されている。
余談だが、同社のガスヒートポンプエアコンのTVCMソング担当は遠藤久美子だった(1998年頃)。
沿革
- 1943年3月 - 東海飛行機株式会社として創業。
- 1949年6月 - 東海飛行機が愛知工業株式会社と社名を変更して航空機部品生産からミシン、自動車部品生産へと転換。
- 1961年10月 - 愛知工業が名古屋証券取引所1部に上場。
- 1965年8月 - 新川工業株式会社と合併してアイシン精機株式会社に社名を変更。
- 1970年5月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所各1部に上場。
- 2009年12月 - 大阪証券取引所上場廃止。
製品
等
工場
- 本社・刈谷工場・試作工場・技術本館 - 愛知県刈谷市朝日町
- 新川工場 - 愛知県碧南市六軒町
- 新豊工場 - 愛知県豊田市高丘新町
- 安城工場 - 愛知県安城市三河安城町
- 西尾ダイカスト工場・西尾機関工場・工機工場 - 愛知県西尾市南中根町
- 小川工場 - 愛知県安城市小川町
- 半田工場・半田電子工場 - 愛知県半田市日東町
- 衣浦工場 - 愛知県碧南市港南町
関連会社
グループ主要会社
- アイシン高丘株式会社(豊田市:鋳鉄製品、スピーカー)
- アイシン化工株式会社(豊田市:摩擦材・接着剤・シーリング材)
- アイシン・エィ・ダブリュ株式会社(安城市:乗用車用小・中・高容量オートマチックトランスミッション小・中容量CVT)
- アイシン軽金属株式会社(射水市)
- アイシン開発株式会社(刈谷市)
- アイシン機工株式会社(幡豆郡吉良町)
- アイシン・エーアイ株式会社(西尾市:小・中容量マニュアルトランスミッション)
- アイシン辰栄株式会社(碧南市)
- アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社(越前市)
- 豊生ブレーキ工業株式会社(豊田市)
- 株式会社アドヴィックス(刈谷市:ブレーキシステム)
連結子会社
- アイシン東北
- アイシン九州
- アイシン九州キャスティング
- アイシン北海道
- ASブレーキシステムズ
- 埼玉工業
- 寿技研工業
- 愛知技研
- アイシン・メタルテック
- シンコー
- シンコー精機
- アイシン・メンテナンス
- アイシン・エンジニアリング
- アイシン・コムクルーズ
- アイシン・インフォテックス
- イムラ材料開発研究所
- アイシン・コスモス研究所
- テクノバ
- エフティテクノ
- アイシン・コラボ
- 新三商事
- 光南工業
- 碧南運送
- サンエツ運輸
- 富士興産
- アイシン新和
- コザカイ工業
- エイティーメンテナンス
- エイティーマテリアル
- イナテツ技研
- 福田工業
- エイ・ティー南陽
- エイティーテクノス
- エイティーアグリー
- 高丘工業
- 新和工業
- エイ・シー工業
- エィ・ダブリュ・サービス
- エクォス・リサーチ
- エィ・ダブリュ・エンジニアリング
- エィ・ダブリュ・メンテナンス
- エィ・ダブリュ・ソフトウェア
- シーヴイテック
- オーキス・ジャパン
- エィ・ダブリュ・アイ・エス
- テクノメタル
- となみの工業
- エイディーノウビ
- エイディーサンユートピア
- エイディーグリーン
- エイ・ケイ・ケイ・エム
- エーアイ・マシンテック
- 辰栄メンテナンス
- トーホー化工
持分法適用会社
- エクセディ
- キャタラー[3]
- 日本クラッチ
- 山形クラッチ
- アイシンジーエムアリソン(米アリソン・トランスミッション輸入代理店、2007年8月合弁解消)
- 豊明木工
- 東和繊維工業
- 中川工業
脚注
- ↑ 室内はダイキン製。余談だが、ダイキンは同じくトヨタグループの豊田自動織機の株主に名を連ねる
- ↑ ダイキンがアイシン向けに供給する製品は型番の頭に「AISIN」の「A」がつく(例:リモコン「ABRC1E3」はダイキンの「BRC1E3」と同じ)。部品によってはダイキンそのものを流用している。過去にはハウスメーカー向けに手掛けたハウジングエアコンもダイキンからのOEMである。
- ↑ キャタピラー社と紛らわしい
関連項目
- トヨタグループ
- フォルクスワーゲン
- 名古屋グランパスエイト(出資会社の一つとなっている)
- 名古屋グランパスエイト(出資会社の一つとなっている。2011年からはユニフォーム背中部分のスポンサーにもなる)
- アニーよ銃をとれ(KRTで放送されたテレビドラマ版を「トヨタミシン」名義で一社提供)
- 芳根京子(同社のGHP広告ポスターに出演)
外部リンク
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