朝山下智徳
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朝山下 智徳(あさやました とものり、本名:山下 智徳、1982年10月2日 - )は、大阪府吹田市出身の力士。父親は落語家の桂楽珍。
人物・来歴
大阪市立生野工業高等学校に入学するものの、2年時に中退。飲食店や、運送業などの職を転々としたのちに、キャバクラのボーイのバイトを始め、それをきっかけにホストとなった。その後父親が一ノ矢充としりあいだったことからと父親と共に訪れた高砂部屋で出会った相撲に衝撃を受けて力士を目指すことになる。入門時は体重が58キロしかなく、スポーツ経験は中学時代に行っていサッカーとブレイクダンスほどしかなかったものの一ノ矢充の後押しもあって入門を果たす。その後は高砂部屋で厳しい練習の他、適正体重に到達するように食事や筋力トレーニングやに励み、新弟子検査の適正体重検査では制限の67キロを上回る68キロで通過することができた。他の試験にも合格を果たし、初となるホスト出身力士となった[1]。
2008年夏場所に初土俵を踏み、初勝利を挙げたものの続く名古屋場所、秋場所で5勝しか挙げることができなかった。秋場所が終了したのち一時逃走したが、すぐに復帰し以来休場が続いていた。その後再び逃走し連絡が取れなくなり、日本相撲協会は彼を引退したと発表した[2]。