沖縄女子中学生強姦殺人事件

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沖縄女子中学生強姦殺人事件(おきなわじょしちゅうがくせいごうかんさつじんじけん)とは1996年6月21日に発生した拉致監禁強姦窃盗殺人事件である。

事件概略

  • 1996年6月21日 - 午後7時頃、沖縄県名護市の農道で下校中の女子中学3年生の15歳の少女に対し、二人の男(A、Bとする)が盗難したワゴン車から降り道を尋ねるふりをして、隙を見てワゴン車に載せ拉致監禁国頭村の路上で被害者を強姦し、財布から200円を窃盗。被害者の顔を石で多数殴打後、紐で絞殺。遺体をガードレール下の崖下に投げ落とした。二人は沖縄県内で逃走を続けたが、ワゴン車の発見のニュースをきっかけに別行動をとった。
  • 1996年12月 - 犯人Aは九州から中国地方を転々とするが、車輌窃盗で指名手配されたことを知り、故郷の種子島で出頭。
  • 1997年1月1日 - Aの自供で被害者の遺体が発見される。遺体は既に白骨化していた。
  • 1997年1月12日 - 犯人Bが逮捕される。
  • 1998年3月17日 - 那覇地裁の一審判決で無期懲役の判決(求刑、死刑)。検察側は控訴。
  • 1999年9月30日 - 福岡高裁那覇支部の二審判決でも無期懲役の判決。裁判長は判決において「被害者は一人」である事を理由に挙げた。検察側は上告を断念し、判決確定。

関連項目

外部リンク