エスパシオ
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エスパシオ(Espacio)は三洋電機(現・パナソニック)が生産・販売していたパッケージエアコンディショナーのことである。現在はゼフィーというパナソニックのブランドとなっている。
沿革[編集]
名称統一前[編集]
- 店舗用
- 1972年発売。当初はMr.RAYDAN(ミスターレイダン)という名称で東京三洋電機(当時)が生産していた。
- 1978年、Mr.RAYDANからCLEAN ACE(クリーンエース)に改称する。
- 設備用
- 1982年発売。当初は80's スリムセパレート(エイティーズ-)という名称で東京三洋電機(当時)が生産していた。
名称統一後[編集]
- 1986年、東京三洋電機が三洋電機に吸収合併されたことに伴い、翌1987年、CLEAN ACEからエスパシオに改称され、店舗用・設備用共通のブランドネームとなった。
- 1999年、製造販売元を三洋電機から子会社の三洋電機空調に移管する。これに前後して基幹技術(コンプレッサー等)を東芝キヤリアからのOEMに切り替える。
- 2011年度モデルより、三洋電機のパナソニック完全子会社化に伴い、「SANYO」ブランドから「Panasonic」ブランドに置き換えられる。
- 2011年7月31日、エスパシオ全製品の生産を終了。以降、在庫販売のみの対応となる。
- 2012年3月31日、パナソニックの店舗用エアコン(後のゼフィー)に統合される形でエスパシオ全製品の販売を終了。
種類[編集]
種類には、天井埋込みカセット形・壁掛形・天井吊形・床置形などがあった。馬力は4.0kw(1.5馬力)~28.0kw(10馬力)が通例だった。形式はSPW-から始まるものだった。