金銅鎮鐸

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金銅鎮鐸(こんどうちんたく,Gilt Bronze Bell Ornament)は正倉院に伝わる19個の古代の大型風鈴である。

概要[編集]

第一号は胴の断面が釣り鐘型で、第二号は断面がひし形で銅鐸の技法により製作されている[1]。第一号其8は聖武天皇の一周忌法要に使われた第二号は文様を刻んだ外型を2つ作り組み合わせて中型をはめ込み、溶けた銅を流し入れて作った。「造東大寺司」に属した異なるグループが製作したと考えられている[2]

構成[編集]

第一号其8の表面に刻まれた銘文に「天平勝宝九歳五月二日」の年紀がある。その法会で使用されたものである。「金銅鎭鐸 第1号 其3」も同様である。

材質[編集]

展示歴[編集]

第1号 其3[編集]

第2号 其1[編集]

管理[編集]

金銅鎮鐸 第1号 其3[編集]

  • 登録名:金銅鎮鐸 第1号 其3[3]
  • 倉番 : 南倉 164
  • 用途 : 仏具
  • 技法 : 金工
  • 寸法 : 身高16.0 口径10.5 風招幅19.5
  • 材質・技法 :銅製鍍金 内面は丹塗 鉄

金銅鎮鐸 第2号 其1[編集]

  • 登録名:金銅鎮鐸 第2号 其1[4]
  • 倉番 : 南倉 164
  • 用途 : 仏具
  • 技法 : 金工
  • 寸法 : 身高17.6 口長径8.6 風招幅20.9
  • 材質・技法 :銅製鍍金 緑青塗 内面は丹塗 鉄

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