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薬師寺東塔(やくしじとうとう)は、奈良県奈良市西ノ京町にある薬師寺の国宝である。
天平2年建立と考えられる薬師寺の畝傍山東方から西ノ京移転当時から唯一現存する、平城京域最古の建造物で、白鳳様式である。本瓦葺で、三重の屋根の間に小さな裳階と呼ばれる装飾屋根を挟むため、屋根は6層に見えるが三間三重塔である。フェロノサにより「凍れる音楽」と称されたと伝わる。 平成21年から建立後初の全面解体修理に着手し、令和3年に竣工した。相輪上部にある水煙は、笛を吹き踊る楽奏飛天、花籠を捧げる飛天、蓮花の蕾を捧げながら降りる飛天等が表現されている。明治30年旧国宝に指定された。
関連項目[編集]