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旧文部省庁舎(きゅうもんぶしょうちょうしゃ)は、東京都千代田区霞が関の登録文化財。中央合同庁舎7号館保存棟とも呼ばれる。
鉄骨鉄筋コンクリート造6階建、塔屋付きの帝都復興計画で建てられた震災復興庁舎の好例である。設計は大蔵省営繕管財局が、施工は大林組が担当した。法務省旧本館(重要文化財)に次いで古く、外壁はスクラッチタイル貼で、四角い大きな窓が立面を構成し、アールデコ風の装飾、分離派風の正面玄関上部の垂直性を強調する外観は特徴的である。平成19年文化財に登録された。