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旧森田銀行本店(きゅうもりたぎんこうほんてん)は、福井県坂井市三国町南本町の登録文化財である。
大正時代の鉄筋コンクリート造2階建で、山田七五郎が設計を担当した福井県内では初期の本格的鉄筋コンクリート造建築である。棟梁は地元の四折豊が担当した。外壁に茶色系のタイルと擬石を貼り、全体的に古典主義的意匠でまとめている。内部は豪華な漆喰模様で、1階が吹抜の営業室と個室からなり、背後の2階部分に会議室を置く。その後福井銀行三国支店として活用されていたが、平成6年から旧三国町(現在は坂井市)の所有となり保存復元工事が行われ、平成9年文化財に登録された。