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伊賀鉄道上野市駅舎(いがてつどううえのしえきしゃ)は、三重県伊賀市上野丸之内の登録文化財である。
大正5年に伊賀鉄道の前身である伊賀軌道の開業に伴い建設された木造3階建、鉄板葺の駅舎である。洋風建築に見られる急勾配腰折屋根を十字方向交差させて重ねた特異な外観で知られる。2階に縦長の窓を並べ外壁をモルタル塗とし腰部を人造石洗出し仕上としている。内部は1階をコンコースと駅務室、2階が駅員仮眠室等に使われている。令和3年に伊賀鉄道桑町跨線橋、伊賀鉄道小田第二暗渠、伊賀鉄道小田拱橋とともに文化財に登録された。