バタフリー
バタフリー | |
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全国 | 012 |
ジョウト | 026 |
ホウエン | |
シンオウ | |
英語名 | Butterfree |
進化 | |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | トランセル |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | ちょうちょポケモン |
タイプ | むし ひこう
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高さ/重さ | 1.1m/ 32.0kg |
特性 | ふくがん |
バタフリーは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
特徴[編集]
トランセルの進化形。モンシロチョウのような姿をしたポケモン。翅が水を弾く鱗粉で覆われているため、雨の日でも飛ぶことができる。足が大きく、地上に立つ時はつま先を使う。進化の際は実際のチョウと同様に背中の割れ目から脱皮するが、羽化にかかる時間はモンシロチョウよりも短く、進化後すぐに飛ぶことができる。ちなみに、名前の由来はButterfly(蝶)+Free(自由に)である。
ゲームでのバタフリー[編集]
トランセルがレベル10で進化させることで入手出来るが、『金・銀』のみ野生のものも一部存在する。 『赤・緑』では進化後レベル12で「ねんりき」を覚えるため、ニビシティジムのタケシ対策に育てられることが多かった。ところがファイアレッド・リーフグリーンでは岩タイプで4倍ダメージの「がんせきふうじ」を相手が使ってくるため、使われる事が少なくなった。
能力値や覚えるわざが今ひとつだったので、以前までは序盤や捕獲用以外ではあまり用いられないポケモンであった。 『ファイアレッド・リーフグリーン』で追加されたとくせい「ふくがん」により、「ねむりごな」などのわざの命中率がほぼ100%となっている。 『ダイヤモンド・パール』ではシステムの仕様変更のおかげで比較的高い「とくこう」活かせるようになり、わざマシンで覚えられる「シャドーボール」やむしタイプの強力技である「むしのさざめき」を自力で覚えられるようになったため、エスパーキラーとして有効となる。かつバタフリー自身もエスパー技を覚え、非常に多種多様。ふくがんによる状態変化技の命中率増加効果の利用との併用などで活躍の幅が広がった。
能力としては前述の「とくこう」の高さが売りだが、「ぼうぎょ」と「こうげき」は非常に低い。初期に手に入る虫ポケモンの悲しき性か、最終能力値はそれほど高くないため、防御面の不足により一撃でやられてしまうことも珍しくはない。
ちなみに、『金・銀』の「いかりのみずうみ」付近にいる女性トレーナーが「ピンクのバタフリー(色違い)を見たことがある」というセリフがあるが、「ルビー・サファイア」以降はバタフリーの色違いはピンクではなくなっている。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では、キャタピーの母親として序盤に登場。
アニメでのバタフリー[編集]
サトシのトランセルが進化したポケモンとして登場。進化後も数々のバトルで活躍し、初期の頃のサトシのエースだった。後に仲間になるフシギダネとのバトルで「ねむりごな」を返され、逆にバタフリーが眠くなった所に「たいあたり」を食らい、逃げられるシーンがあった。虫嫌いのカスミからは、ヘラクロスと同様にあまり嫌われていない。
ヤマブキシティに着く少し前の断崖で、気球に乗ったトレーナー達がバタフリーを逃がし、子孫を増やすための旅に出させるのをサトシ達が見かける。サトシのバタフリーもお目当てのピンクバタフリーにアタックするが、あっさり振られる。そこへロケット団が乱入、巨大な網でバタフリーの大群をさらう。その中には色違いもいた。サトシ達はロケット団と応戦し、バタフリーは閉じ込められた大群を助けるために何度も檻に「たいあたり」して檻を破り、大群を逃がした。バタフリーの一生懸命な姿に、ピンクバタフリーが惚れてしまい晴れてカップル成立。しかしサトシのバタフリーも共に旅立つことになり、サトシは寂しい気持ちを堪えつつ大きく手を振り別れを告げた。 それ以降、リザードンのように再びサトシのもとを訪れた事はないが、2008年ではAG編アニメのオープニングでバタフリーの姿が確認されている(ピンクバタフリーも登場している)。サトシが最初にゲットしたポケモンで、最初に別れたポケモンでもある。サトシは一度ジェントルマンのラッタと交換するが、自分にはバタフリーに愛着があったため、戻した。以後、サトシがDP55話まで自分のポケモンを交換することはなかった。声優は愛河里花子。ピンクのは西村ちなみ。
ポケモンリーグではサトシのライバルヒロシのポケモンとして登場。ニックネームはパピー。サトシのゼニガメを倒してしまうほど強かった。
後にハルカのライバルであるシュウも、最後の手持ちポケモンとして別固体のバタフリーをゲットしていた。ロゼリアとタッグを組んで、相性の悪いハルカのアゲハントとワカシャモを相手に勝利を収めた。声優は半場友恵。
シュウの長い付き合いだというサオリも持っており、ラプラスと組んでコンテストバトルを突破していた。
映画でのバタフリー[編集]
『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』では、リンの手持ちとして登場。バトルでサトシのフシギダネに「ふきとばし」を食らわす。
『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』では、サトシとユキナリがトランセルの進化する場面を眺めるシーンがあった。
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』では、幼い頃のバトラーがダイアンに手品を見せるシーンがあったが、空箱からバタフリーが数匹出てくるという手品だった。
ポケットモンスターSPECIALでのバタフリー[編集]
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では主人公の一人、イエローのポケモンとして登場。ニックネームは「ピーすけ」。ワタルとの決戦時にキャタピーからトランセル、バタフリーへと急激な進化を遂げた。
進化してからは、イエローの飛行用ポケモンとしてよく使用されている。