長野県

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[[Image:長野県1.jpg|400px|thumb|長野県]] '''長野県'''(ながのけん)は、[[本州]][[内陸]]側に位置する、[[日本]]の[[県]]の一つ。 面積は全国第4位。かつての[[信濃国]]にほぼ相当するので、「'''[[信州]]'''」(しんしゅう)と呼ばれることも多く、特に観光ガイドでは「信州」と呼ぶ。 [[県庁所在地]]は[[長野市]]で、[[善光寺]]の[[門前町]]として発展し、第18回[[冬季オリンピック]]の開催地となった都市である 。 == 地理 == [[本州]]の中部に位置し、周囲8県に隣接する東西約128km、南北約220km、面積13,560.55k㎡、東西に短く南北に長い地形である。面積は、[[北海道]]を除く46都府県のうち、[[岩手県]]、[[福島県]]に次ぐ面積を持つ。長野県は「日本で最も多くの都道府県と隣接する県」でもある。 県域の中央が[[フォッサマグナ]]に位置するため、中央部を高地が占める山地型の地形ではなく、むしろ北西の県境の飛騨山脈、南東の県境の赤石山脈の標高が高く、間の幾つかの盆地([[伊那谷]]、[[松本盆地]]、[[佐久盆地]]、[[長野盆地]]など)を中心とした地域が形成されている。大半は[[内陸]]側の地域であるが、北部(長野盆地、[[白馬岳]]麓)は完全な[[日本海]]側の地域である。分水嶺がその中央を走っているために、県内の南半分は太平洋側に近く、その最北端は[[群馬県]]よりも南である。 県内は、大きく分けて'''[[北信地方]]'''、'''[[東信地方]]'''、'''[[中信地方]]'''、'''[[南信地方]]'''の4地域に分けられる。19市23町35村の77市町村があり、最大人口は長野市の383,316人、最大面積は松本市の919.35km²、最大人口密度は岡谷市の640.76人/km²。 自然が豊富であり、地域医療への関心も高いことから平均寿命も長く、世界一の長寿国日本の都道府県で一番の長寿を誇る。 「[[日本]]の屋根」と呼ばれ、県境に標高2000m~3000m級の高山が連なり、内部にも山岳が重なりあう急峻で複雑な地形である。数多の水源を擁し、[[天竜川]](諏訪湖を水源とし伊那谷を通る)、[[木曽川]](中信)は南下して[[太平洋]]へ、[[千曲川]](東信、北信)、[[犀川 (長野県)|犀川]](中信)は長野市で合流して北上し、県境を越えて信濃川と名称を変えて[[日本海]]へ、[[姫川]](北信)も日本海に流れている。 [[本州]]を縦断する[[糸魚川静岡構造線]](糸静線)が県下を南北に走る。糸静線の東側は[[第三紀層]]が分布している。糸静線沿線の[[諏訪湖]]から[[中央構造線]]が南に走る。 [[気候]]は、[[日本海側気候]]を呈する[[北信地方|北信]]を除いて、全般的に寒暖差の烈しい[[内陸性気候]]を呈している。ただし、位置による地域差が大きく、[[南信地方|南信]]は[[山梨県]]や[[岐阜県]][[東濃]]地方と同様に、内陸性気候であると同時に[[太平洋側気候]]の影響も受けている。[[降水量]]も地域差が大きく、県の[[東信地方|東信]]から北信にかけては年間1000mm前後と少なめだが、[[中信地方|中信]]から南信にかけては年間1500mmに達する。 [[内陸]]側なので、[[気象]]など[[自然地理学]]では、'''[[中央高地]]'''として区分される事が多い。しかし、機関や団体によっては、'''[[北陸地方 (広義)|北陸地方]]'''や'''[[関東地方]]'''に編入される事もある。これらの長野県のエリア区分については「[[#長野県の分類]]」を参照すること。 ===地形=== ;'''隣接県''' *[[新潟県]] - [[群馬県]] - [[埼玉県]] - [[山梨県]] - [[静岡県]] - [[愛知県]] - [[岐阜県]] - [[富山県]] ;'''[[盆地]]''' {| |valign="top"| *[[長野盆地]](善光寺平) *[[上田盆地]](上田平、塩田平) *[[佐久盆地]](佐久平) |valign="top"| *[[松本盆地]](松本平) *[[諏訪盆地]] *[[木曽谷|木曽盆地]](木曽谷) *[[伊那谷|伊那盆地]](伊那谷、伊那平) |} ;'''[[山地]]''' *[[日本アルプス]]([[飛騨山脈]]、[[木曽山脈]]、[[赤石山脈]]) ;'''[[山]]''' {| |valign="top"| *[[飯縄山]] *[[戸隠山]] *[[黒姫山 (長野県)|黒姫山]] *[[斑尾山]] |valign="top"| *[[妙高山 (新潟県)|妙高山]] *[[白馬岳]] *[[浅間山]] *[[苗場山]] |valign="top"| *[[乗鞍岳]] *[[御嶽山]] *[[八ヶ岳]] *[[木曽駒ヶ岳]] |valign="top"| *[[甲斐駒ヶ岳]] *[[金峰山 (山梨県・長野県)|金峰山]] |} ;'''[[峠]]''' {| |valign="top"| *[[碓氷峠]] *[[和田峠 (長野県)|和田峠]] *[[塩尻峠]] |valign="top"| *[[鳥居峠 (長野県)|鳥居峠]] *[[善知鳥峠]] *[[杖突峠]] |valign="top"| *[[新野峠]] *[[兵越峠]] |} ;'''[[川]]''' {| |valign="top"| *[[信濃川|千曲川]] *[[犀川 (長野県)|犀川]] |valign="top"| *[[姫川]] *[[梓川]] |valign="top"| *[[木曽川]] *[[天竜川]] |} ;'''[[湖]]''' {| |valign="top"| *[[野尻湖]] *[[白樺湖]] |valign="top"| *[[仁科三湖]]([[青木湖]]、[[中綱湖]]、[[木崎湖]]) *[[諏訪湖]] |} ;'''[[気候]]''' *[[志賀高原]]、[[菅平高原]]、[[八ヶ岳]]麓などの海抜が高い高原地帯は、Df気候([[亜寒帯湿潤気候]])である。 ===自然公園=== *[[国立公園]] **[[中部山岳国立公園]]、[[上信越高原国立公園]]、[[秩父多摩甲斐国立公園]]、[[南アルプス国立公園]] *[[国定公園]] **[[八ヶ岳中信高原国定公園]]、[[天竜奥三河国定公園]]、[[妙義荒船佐久高原国定公園]] *[[都道府県立自然公園|県立自然公園]] **[[中央アルプス県立自然公園]]、[[御岳県立自然公園]]、[[三峰川水系県立自然公園]]、[[塩嶺王城県立自然公園]]、[[聖山高原県立自然公園]]、[[天竜小渋水系県立自然公園]] ===気候=== 長野県は南北に長く、各都市の標高が異なり、更に山脈や盆地の形状などの気候修飾を受けるため、同じ県内であっても気候の違いが大きい。 '''主な都市の冬 (''1月''。平年値)''' {|border=1 |- | align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |都市||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" | ||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |降雪量累計||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |最深積雪||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |日照時間||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |平均気温||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |最高気温平均 ||align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0" |最低気温平均 |- bgcolor=#ccccff | align="center" style="border-style: none none solid|[[札幌市|札幌]]|| ||align="right" | 630 cm||align="right" | 101 cm||align="right" | 97.2 時間||align="right" | -4.1 ℃||align="right" |-0.9 ℃||align="right" |-7.7 ℃ |- bgcolor=#ccffff | align="center" style="border-style: none none solid|[[上越市|高田]]|| ||align="right" | 746 cm||align="right" | 139 cm||align="right" | 64.7 時間||align="right" | 2.2 ℃||align="right" |5.8 ℃||align="right" |-0.8 ℃ |- | align="center" style="border-style: none none solid|[[長野市|長野]]|| ||align="right" |283 cm||align="right" | 30 cm||align="right" | 124.3 時間||align="right" | -0.7 ℃||align="right" |3.4 ℃||align="right" |-4.3 ℃ |- | align="center" style="border-style: none none solid|[[軽井沢町|軽井沢]]|| ||align="right" |136 cm||align="right" | 32 cm||align="right" | 170.8 時間||align="right" | -3.6 ℃||align="right" |2.0 ℃||align="right" |-9.0 ℃ |- | align="center" style="border-style: none none solid|[[松本市|松本]]|| ||align="right" |85 cm||align="right" | 25 cm||align="right" | 171.8 時間||align="right" | -0.6 ℃||align="right" |4.9 ℃||align="right" |-5.5 ℃ |- | align="center" style="border-style: none none solid|[[諏訪市|諏訪]]|| ||align="right" | 107 cm||align="right" | 20 cm||align="right" | 179.2 時間||align="right" | -1.5 ℃||align="right" |3.6 ℃||align="right" |-6.1 ℃ |- | align="center" style="border-style: none none solid|[[飯田市|飯田]]|| ||align="right" | 54 cm||align="right" | 17 cm||align="right" | 165.2 時間||align="right" | 0.9 ℃||align="right" |6.8 ℃||align="right" |-4.0 ℃ |- bgcolor=#ffff66 | align="center" style="border-style: none none solid|[[浜松市|浜松]]|| ||align="right" | 0 cm||align="right" | 0 cm||align="right" | 193.3 時間||align="right" | 5.8 ℃||align="right" |10.1 ℃||align="right" |2.3 ℃ |- bgcolor=#ffffcc | align="center" style="border-style: none none solid|[[東京都|東京]]|| ||align="right" | 13 cm||align="right" | 7 cm||align="right" | 180.5 時間||align="right" | 5.8 ℃||align="right" |9.8 ℃||align="right" |2.1 ℃ |} ====気象区分==== ;長野県北部(甲信地方北部のうち) *中野飯山地域 - 飯山市・中野市・下水内郡・下高井郡 *長野地域 - 長野市・須坂市・千曲市・上高井郡・上水内郡・埴科郡 *大北地域 - 大町市・北安曇郡 ;長野県中部(甲信地方北部のうち) *上田地域 - 上田市・東御市・小県郡 *佐久地域 - 佐久市・小諸市・北佐久郡・南佐久郡 *松本地域 - 松本市 (旧安曇村と旧奈川村を除く)・塩尻市 (除楢川村)・安曇野市・東筑摩郡 *諏訪地域 - 岡谷市・諏訪市・茅野市・諏訪郡 *乗鞍・上高地地域 - 松本市 (旧安曇村と旧奈川村) ;長野県南部(甲信地方南部のうち) *上伊那地域 - 伊那市・駒ヶ根市・上伊那郡 *下伊那地域 - 飯田市・下伊那郡 *木曽地域 - 塩尻市 (旧楢川村)・木曽郡 ===長野県の分類=== ==== 全域を一括する場合 ==== 長野県は、知事会では[[関東地方知事会]]と[[中部圏知事会議]]の両方に加入している。しかし、[[中央省庁]]には、長野県を北陸4県と一緒にしたり、関東1都6県と一緒にする機関があり、これを模倣する企業や団体も存在する。 *'''[[中部地方]]([[中央高地]])''' :長野県を中部地方([[中央高地]])として扱う場合、交通的代替性から、[[甲州街道]]と[[中山道]]の沿線に当たる[[山梨県]]や[[岐阜県]]、[[東海道]]の沿線に当たる[[静岡県]]や[[愛知県]]などと一緒の枠組みで組まれる事が多い。この場合、[[東海地方]](東海道沿線)が「東海」と省略されるのに対して、中央高地(甲州街道と中山道の沿線)が「'''甲信'''」と呼ばれる事がある。 :又、(1) 山梨県・長野県・静岡県の3県で一組のパターンや、(2) 岐阜県・長野県・愛知県が一緒の枠組みで、山梨県・静岡県とは別々にされるパターンもある。 :*'''中部地方(中央高地)'''の例:[[林野庁]]([[中部森林管理局]])、[[環境省]](中部[[地方環境事務所]])、[[国土形成計画]](中部圏)、[[中部電力]]、[[Au (携帯電話)|au]](中部)、[[サークルKサンクス]]、[[ユニー]](中京ブロック) *'''[[北陸地方 (広義)#長野県を北陸地方に編入する場合|北陸地方]]''' :長野県を北陸地方に編入する場合、[[新潟県]](特に[[上越地方|頚城地方]])と一緒にされる場合には「'''[[信越地方|信越]]'''」と区分されたり、北陸4県と長野県を一緒にする場合には「'''北信越'''」と呼ばれる事がある。又、[[福井県]]が外されて、新潟県・長野県・[[富山県]]・[[石川県]]が「北陸4県」とされる場合もある。 :*'''北陸地方(北信越)'''の例:[[衆議院]][[比例区]]([[衆議院小選挙区一覧#北陸信越ブロック|北陸信越ブロック]])、[[地方運輸局]]([[北陸信越運輸局]])、[[インターハイ]](北信越大会)、[[日本サッカー協会]]([[北信越社会人リーグ]])、[[北信越ベースボールチャレンジリーグ]] :*'''北陸地方(信越)'''の例:[[総合通信局]](信越総合通信局) *'''[[関東地方#隣接する県を編入する例|関東地方]]''' :長野県を関東地方に編入する場合、[[静岡県]]・[[山梨県]]・[[新潟県]]が加わる際には「'''[[広域関東圏]]'''」と呼ばれる事もある。しかし、[[箱根峠]]と[[碓氷峠]]から東に当たる[[関東|1都6県]]とも、静岡県や[[東三河]](愛知県東部)とも切り離されて、山梨県と新潟県と一緒にさせられて「'''[[甲信越地方|甲信越]]'''」と区分される事がある。 :*'''関東地方(広域関東圏)'''の例:[[高等裁判所]]([[東京高等裁判所]])、[[検察庁#組織|高等検察庁]]([[東京高等検察庁]])、[[管区警察局]]([[関東管区警察局]])、[[農林水産省#地方支分部局|農林水産省]]([[関東農政局]])、[[経済産業省#地方支分部局|経済産業省]]([[関東経済産業局]]) :*'''関東地方(甲信越)'''の例:[[日本放送協会|NHK]](関東・甲信越)、[[日本自動車連盟|JAF]](関東・甲信越エリア)、[[NTTドコモ]](関東・甲信越)、[[公正取引委員会]](関東・甲信越)、[[人事院]](関東事務局)、[[財務省 (日本)|財務省]](関東[[財務局]]、[[関東信越国税局]])、[[厚生労働省]]([[関東信越厚生局]])、[[管区行政評価局]](関東管区行政評価局)、[[都市再生機構]](東日本支社)、[[国立病院機構]](関東・信越) :*'''関東地方(山梨県と長野県のみ編入する)'''の例:[[気象庁]](関東・甲信地方予報区)、[[国土地理院]](関東地方測量部)、[[日本金融新聞社]] ==== 県を分割する場合 ==== *'''[[関東地方]]、[[中部地方]]([[中央高地]])''' :[[糸魚川静岡構造線]](糸静線)で分割して、糸静線以東([[木曽郡]]と[[南信地方|伊那平]]を除く地域)を関東地方に入れて、糸静線以西(木曽郡と伊那平)を中部地方(中央高地)とする場合がある。この場合、[[上信越]]([[国道18号]]沿線)が一体となった枠組みや、[[三遠南信]]([[天竜川]]流域)が一体となった枠組みになる例も見られる。 :*'''糸静線以東'''の例:関東[[地方整備局]]([[道路]])、[[東日本旅客鉄道]] :*'''糸静線以西'''の例:中部地方整備局(全般)、[[東海旅客鉄道]] *'''[[北陸地方 (広義)|北陸地方]]、中央高地''' :(1) [[上信越自動車道]]沿線([[北信地方|善光寺平]]・[[東信地方|佐久平]])を北陸地方に入れて、[[中央自動車道]]沿線([[中信地方|松本平]]・[[南信地方|伊那平]])を中央高地に入れるパターンと、(2) [[千曲川]]と[[姫川]]と[[梓川]]の流域(善光寺平・佐久平・[[松本地域]])を北陸地方に入れて、[[木曽川]]と[[天竜川]]の流域([[木曽郡]]・[[諏訪地域]]・伊那平)を中央高地に入れるパターンの、2通りがある。 :*'''北陸地方(上信越道沿線)'''の例:[[東日本高速道路]] :*'''北陸地方(含松本地域)'''の例:北陸地方整備局([[ダム]]、[[川|河川]]) :*'''中央高地(中央道沿線)'''の例:[[中日本高速道路]] :*'''中央高地(除松本地域)'''の例:中部地方整備局(全般) == 県民の気質 == 『新版 出世・結婚・お金は『県民性』で9割決まる』(監修/プレジデント社)等、県民性研究の第一人者で、ナンバーワン戦略研究所所長の[[矢野新一]]さんは言う。 「長野県は[[江戸時代]]、[[寺子屋]]の数が日本一だったこと(面積が広いこともある)、明治の就学率が日本一だったことから、『教育県』と言われるようになったと思われます」 日本の各国の人柄や風俗などを記した、今でいう県民性本のはしりのような書物、『[[人国記]]』に、こんな記述がある。 「[[信濃]]は[[武士]]の気質は天下一なり。もっとも、百姓・町人も律儀なること、[[伊賀]]・[[伊勢]]・[[志摩]]に[[五畿内]]を加えたよりも、なお上である。義理が強く臆することもなく、百人のうち九十人は律儀である。たまたま臆病な者がいても、それは他国で云うようなほどではない。もし、卑劣な事を言ったり、卑劣なことをすれば、人は皆、これを憎み付き合わなくなるため、弱々しい人も、後には義理を知るところである。知恵も他国に比べ優れている。辺鄙なところだけに、偏屈な人も多いが、善き気質の人が多い」 「義理が強く」「律義」だったら、良いイメージだが、気になるのは「偏屈」。これはなぜか。 「海沿いの地域の人は、『この海は中国大陸、またはアメリカまで続いている』などと感じるのに対し、内陸県は、『あの山の向こうは○○集落』という感じで、どうしても視野が狭くなります」 その他、一般的に言われる「長野県人の県民性」を挙げてもらった。 「勤勉で誠実で辛抱強い性格。考え方も生活も堅実。お金には細かいが、教育熱心で研究心も旺盛。わが国有数の長寿県(男性1位、女性4位)なのは、暴飲暴食などせず、規則正しい生活を送っているから。理屈っぽく、議論好き、頑固なところもあるため、やや社交性に欠けるのが玉にキズ。また、内陸県だけに融通がきかない、視野が狭いといった一面も。とにかく真面目で正直で曲がったことが嫌い。そのため冗談が通じないことも。この傾向は北部へ行くほど顕著になり、逆に南部に行くとおおらかで情緒的な傾向に。女性はおしなべて正直で誠実な性格。大人しそうに見えても実はタフ。ストレスも溜めない性格だから長生きする」 ちなみに、周囲に「長野県人」のイメージを聞いてみると、挙がったのは「オリンピック」「長寿県」「スキーやスケート」「昔、合宿で行ったことがある」など、「県民性」とは無関係のものばかりだった == 歴史 == <u>※ 江戸時代までの歴史は「[[信濃国]]」を参照すること。</u> *[[1868年]](慶応4年・明治元年)[[8月2日 (旧暦)]] - 信濃国の旗本領・幕府領が、明治政府の府藩県制導入により、[[伊那県]]となる(県庁所在地は伊那郡飯島村=現在の[[上伊那郡]][[飯島町]]) *[[1870年]](明治3年)[[9月17日 (旧暦)]] - [[伊那県]]の北信部分が[[中野県]]として分立する(県庁所在地は[[中野市|中野]])も、その年に中野県庁が中野騒動により全焼。 *[[1871年]](明治4年) **[[6月22日 (旧暦)]] - 善光寺領を編入。県庁が中野から長野に移転し、長野県が発足。 **[[8月29日]]([[7月14日 (旧暦)]]) - [[廃藩置県]]により、信濃国内の諸藩が県に置き換わった。 **[[12月31日]]([[11月20日 (旧暦)]]) - [[飯山県]]、[[松代県]]、[[須坂県]]、[[上田県]]、[[小諸県]]、[[岩村田県]]、[[椎谷県]]の信濃国部分を長野県に編入し、県域が東信と北信(除[[大北地域]])に拡大。伊那県は、[[松本県]]、[[高島県]]、[[高遠県]]、[[飯田県]]、[[名古屋県]](現[[愛知県]])の信濃部分、[[高山県]](旧[[飛騨国]])と合併して、[[筑摩県]]となる。 *[[1876年]](明治9年)[[8月21日]] - [[筑摩県]]が分割され、信濃国部分(中信・南信・大北地域)が長野県に編入され、現在の長野県が発足した。旧高山県(旧飛騨国)は岐阜県に編入された。 *[[1879年]](明治12年)[[1月14日]] - 前年の[[郡区町村編制法]]により、[[南佐久郡]]・[[北佐久郡]]・[[小県郡]]・[[更級郡]]・[[埴科郡]]・[[上水内郡]]・[[上高井郡]]・[[下高井郡]]・[[下水内郡]]・[[北安曇郡]]・[[南安曇郡]]・[[東筑摩郡]]・[[西筑摩郡]]・[[諏訪郡]]・[[上伊那郡]]・[[下伊那郡]]が発足。(※ 自治体としての郡は[[1926年]](大正15年)[[6月30日]]の郡制廃止により消滅。) *[[1926年]](大正15年) - 当時の梅谷光貞県知事が地元の意見を聞かずに3つの警察署を廃止すると発表したのをきっかけに暴動がおきる。いわゆる警廃事件が発生。 *[[1942年]](昭和17年) - [[1926年]][[6月30日]]に廃止された郡に代わるものとして地方事務所が設置される。地方事務所は以下のとおり。 #佐久地方事務所=南佐久郡・北佐久郡 #上小地方事務所=上田市・小県郡 #更埴地方事務所=更級郡・埴科郡 #長野地方事務所=長野市・上水内郡・上高井郡 #高水地方事務所=下高井郡・下水内郡 #安曇地方事務所=北安曇郡 #松本地方事務所=松本市・南安曇郡・東筑摩郡 #筑摩地方事務所=西筑摩郡 #諏訪地方事務所=岡谷市・諏訪市・諏訪郡 #伊那地方事務所=上伊那郡 #飯伊地方事務所=飯田市・下伊那郡 (※いずれも1942年時点での配分。) *[[1956年]](昭和31年)[[6月1日]] - 災害復興の支出などによる県財政赤字のため、[[地方財政再建促進特別措置法]]を適用。[[財政再建団体]]に指定。 *[[1958年]](昭和33年)[[10月15日]] - 西筑摩郡神坂村が[[総務省|自治庁(当時)]]の裁定により分村。馬籠地区を[[山口村 (長野県)|山口村]]に編入し湯舟沢地区を[[岐阜県]][[中津川市]]に編入させる。世にいう[[島崎藤村]]騒動。 *[[1962年]](昭和37年)[[3月31日]] - 好景気による県財政収入の増加で、当初計画より2年早く財政再建終了。 *[[1965年]](昭和40年)[[7月16日]] - 県営[[松本空港]](愛称:信州まつもと空港)開港。 *[[1968年]](昭和43年)[[5月1日]] - 西筑摩郡が[[木曽郡]]に郡名変更。 *1968年(昭和43年)[[5月20日]] - [[信濃の国]]を県歌に制定。 *[[1972年]](昭和47年)[[2月19日]] - [[連合赤軍]]事件([[あさま山荘事件]])発生。 *[[1993年]](平成5年)[[7月17日]] - [[信州博覧会]]開会。 *[[1994年]](平成6年)[[6月27日]] - [[松本サリン事件]]発生。 *[[1998年]](平成10年)[[2月7日]] - [[長野オリンピック]]開会。 *1998年(平成10年)[[3月5日]] - [[長野パラリンピック]]開会。 *[[2000年]](平成12年)[[10月26日]] - [[田中康夫]]が県知事に当選。 *[[2002年]](平成14年)[[7月5日]] - 長野県議会が田中知事の不信任案可決。 *2002年(平成14年)[[9月1日]] - 県知事選挙で[[田中康夫]]が圧勝。 *[[2004年]] [[長野県]][[水産試験場]]が[[ニジマス]]と[[ブラウントラウト]]を[[バイオテクノロジー]]技術を用いて[[交雑]]させニジマスの[[染色体]]を2組、ブラウントラウトの[[染色体]]を1組もった[[三倍体]]の「信州サーモン」を開発。[http://www.pref.nagano.jp/xnousei/suishi/s_salmon/salmon.htm] *[[2005年]](平成17年)[[2月13日]] - 木曽郡山口村が[[越境合併]]により岐阜県中津川市に編入される。 *2005年(平成17年)[[2月28日]] - [[スペシャルオリンピックス|スペシャルオリンピックス冬季世界大会]]開会。 *[[2006年]](平成18年)[[8月6日]] - 県知事選挙で[[村井仁]]が[[田中康夫]]を破り初当選。 *[[2006年]](平成18年)[[8月31日]] - [[田中康夫]]知事が任期満了のため退任。 *[[2006年]](平成18年)[[9月1日]] - [[村井仁]]知事が就任。 2016年。1月15日。軽井沢でバス事故発生。27人崩御した == 人口 == === 年齢構成 === {{長野県/5歳階級別人口}} {{人口統計|code=20000|name=長野県}} == 行政 == === 組織 === '''議決機関'''</br> *県議会 - 議会事務局 '''執行機関'''</br> *[[知事]]:村井仁 *[[副知事]]:板倉敏和・腰原愛正 **知事部局 - 危機管理局、企画局、総務部、社会部、衛生部、生活環境部、商工部、農政部、林務部、土木部、住宅部(2006年11月1日、経営戦略局を廃止) **会計局 *公営企業管理者 **[[企業局]] *[[教育委員会]] - 教育委員会事務局 *[[公安委員会]] - [[長野県警察]] *[[選挙管理委員会]] *[[監査委員]] - 監査委員事務局 *[[人事委員会]] - 人事委員会事務局 *[[労働委員会]] - 労働委員会事務局 *[[収用委員会]] *[[内水面漁場管理委員会]] === 外郭団体 === <!-- 既に記事のある団体のみを列挙して下さい。 --> *[[長野県中小企業振興センター]] *[[長野県道路公社]] ===財政=== 2006年度の実質公債費比率は20.2%と、全国最悪である。[http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/pdf/060728_4.pdf 総務省 2006年度 実質公債費比率の算定結果(速報)PDF]、[http://72.14.235.104/search?q=cache:Ps9kmjL2o28J:www.soumu.go.jp/s-news/2006/pdf/060728_4.pdf+%E5%AE%9F%E8%B3%AA%E5%85%AC%E5%82%B5%E6%AF%94%E7%8E%87%E3%80%80%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp 同HTML] ===歴代知事=== ====中野県参事==== *高石和道[[1870年]] ====中野県権知事==== *林友幸[[1870年]] *立木兼善[[1871年]] ====長野県権令==== *立木兼善[[1871年]]~[[1875年]] *楢崎寛直[[1875年]]~[[1879年]] ====長野県令==== *楢崎寛直[[1879年]]~[[1881年]] *大野誠[[1881年]]~[[1884年]] *木梨精一郎[[1884年]]~[[1886年]] ====官選知事==== *木梨精一郎 [[1886年]]~[[1889年]] *内海忠勝 [[1889年]]~[[1891年]] *浅田徳則 [[1891年]]~[[1896年]] *[[高崎親章]] [[1896年]]~[[1897年]] *権藤貫一 [[1897年]]~[[1898年]] *園山勇 [[1898年]]~[[1899年]] *押川則吉 [[1899年]]~[[1902年]] *関清英 [[1902年]]~[[1905年]] *大山綱昌 [[1905年]]~[[1911年]] *千葉貞幹 [[1911年]]~[[1913年]] *依田銈次郎 [[1913年]]~[[1914年]] *力石雄一郎 [[1914年]]~[[1915年]] *赤星典太 [[1915年]]~[[1921年]] *岡田忠彦 [[1921年]]~[[1922年]] *本間利雄 [[1922年]]~[[1924年]] *梅谷光貞 [[1924年]]~[[1926年]] *高橋守男 [[1926年]]~[[1927年]] *千葉了 [[1927年]]~[[1929年]] *鈴木信太郎 [[1929年]]~[[1931年]] *石垣倉治 [[1931年]]~[[1933年]] *岡田周造 [[1933年]]~[[1934年]] *大村清一 [[1935年]]~[[1936年]]、[[1938年]] *近藤駿介 [[1936年]]~[[1937年]] *富田健治 [[1938年]]~[[1940年]] *鈴木登 [[1940年]]~[[1941年]] *永安百治 [[1942年]] *郡山義夫 [[1943年]]~[[1944年]] *大坪保雄 [[1944年]]~[[1945年]] *物部薫郎 [[1945年]]~[[1947年]] *[[伊能芳雄]] [[1947年]] ====民選知事==== *[[林虎雄]](3期) [[1947年]][[4月12日]]~[[1959年]][[4月22日]]  *[[西沢権一郎]](6期) [[1959年]][[4月26日]]~[[1980年]][[9月11日]] *[[吉村午良]](5期) [[1980年]][[10月26日]]~[[2000年]][[10月25日]] *[[田中康夫]](2期) [[2000年]][[10月26日]]~[[2002年]][[7月15日]],[[2002年]][[9月1日]]~[[2006年]][[8月31日]] *[[村井仁]](1期) [[2006年]][[9月1日]]~[[2010年]][[8月31日]] *[[阿部守一]](1期目) [[2010年]][[9月1日]]~ ==政治== ===長野県議会=== *定数:58名 *任期:[[2007年]][[4月30日]]から[[2011年]][[4月29日]]まで *議長: ====県議の選挙区==== <u>※ 選挙区の変遷については「[[長野県議会の選挙区割の歴史]]」を参照すること。</u> (2007年4月8日執行) {| class="wikitable" !選挙区名!!定数 !選挙区名!!定数 !選挙区名!!定数 !選挙区名!!定数 !選挙区名!!定数 !選挙区名!!定数 |- |長野市 |align="right"|10 |上水内郡 |align="right"|1 |中野市・下高井郡 |align="right"|2 |須坂市・上高井郡 |align="right"|2 |飯山市・下水内郡 |align="right"|1 |千曲市・埴科郡 |align="right"|2 |- |上田市・小県郡 |align="right"|4 |東御市 |align="right"|1 |小諸市 |align="right"|1 |佐久市・北佐久郡 |align="right"|4 |南佐久郡 |align="right"|1 |松本市 |align="right"|6 |- |塩尻市 |align="right"|2 |大町市 |align="right"|1 |安曇野市 |align="right"|2 |北安曇郡 |align="right"|1 |東筑摩郡 |align="right"|1 |木曽郡 |align="right"|1 |- |岡谷市・下諏訪町 |align="right"|2 |諏訪市 |align="right"|1 |茅野市・富士見町・原村 |align="right"|2 |伊那市 |align="right"|2 |駒ヶ根市 |align="right"|1 |上伊那郡 |align="right"|2 |- |飯田市 |align="right"|3 |下伊那郡 |align="right"|2 |} == 経済 == 長野県は就業率が高く、2000年度の[[国勢調査]]では、(全)就業率、女性就業率、高齢者就業率ともに全国一である。 ===産業=== :<u>※ 本社を置く企業は「[[:category:長野県の企業]]」を参照。</u> *[[精密機械]](かつては[[時計]]や[[光学機器]]が主体であったが、1980年代以降[[情報機器|情報通信機械器具]]、[[電子部品]]・[[デバイス]]などに変化している) *主に[[諏訪地域]]を中心に精密機械や電子産業が盛んであり、高地で気候が類似する、高級ブランド時計の本場である[[スイス]]になぞらえ、「日本のスイス」の異名を取る。 *法令系の企業が集積し、地方としては[[出版]]、[[印刷]]が多いことも特徴である。 *食料品製造業、[[農業]]では、[[日本酒]]や[[味噌]]の醸成、[[高原野菜]]の栽培が盛んである。 ===電力=== 全域が[[中部電力]]のエリアになっている。中部電力を初め、[[東京電力]]、[[東北電力]]、[[関西電力]]、[[電源開発]]の[[水力発電]]所がある。60Hzの電源周波数の区域が大半であるが、小諸市高峰高原や大町市の一部、飯山市の一部と栄村の一部などでは50Hzの区域もある。 === ガス === 長野県内の都市ガス事業はこれまで長野県営によるものと、[[東京ガス]]によるものが規模の大きなものとされてきたが、2006年に長野県営のガス事業が民営化され、新たに設立された[[長野都市ガス]]に事業が移管された。その後2006年7月1日をもって、[[東京ガス]]が長野県内で行っていた事業(同社長野支社の業務も含む)がすべて[[長野都市ガス]]に統合された。ちなみに、[[長野都市ガス]]は[[東京ガス]]グループに属している。 上記も含め、長野県内の主なガス供給業者は下記の通り。 *[[長野都市ガス]] - 本社:長野市、供給エリア:中野市、須坂市、長野市、千曲市、上田市、東御市、小諸市、佐久市、山ノ内町、小布施町、御代田町 *[[上田ガス]] - 本社:上田市、供給エリア:上田市 *[[大町ガス]] - 本社:大町市、供給エリア:大町市 *[[松本ガス]] - 本社:松本市、供給エリア:松本市 *[[諏訪ガス]] - 本社:諏訪市、供給エリア:諏訪市、茅野市、岡谷市、下諏訪町 *[[信州ガス]] - 本社:飯田市、供給エリア:飯田市 ==地域== ===自治体=== <u>※ 消滅した自治体は「[[消滅した長野県の市町村一覧]]」を参照のこと。</u> 県下には19市14郡25町37村がある。県内は、2地域、4地域、または[http://www.pref.nagano.jp/kakuchi.htm 10地域]に区分される(人口は2006年12月1日現在の推計人口[http://www3.pref.nagano.jp/toukei1/jinkou/tiiki.xls])。以下に挙げる地域区分は、県庁による地域区分である。 ;[[北信地方]](66<font size=-1><sup>万</sup>1418</font>人) *[[北信地域]] <font size=-1>(9<sup>万</sup>7234人)</font> **[[飯山市]] **[[中野市]] **[[下高井郡]] ***[[山ノ内町]] - [[木島平村]] - [[野沢温泉村]] **[[下水内郡]] ***[[栄村]] *[[長野地域]] <font size=-1>(56<sup>万</sup>4184人)</font> **[[長野市]](県庁所在地) **[[須坂市]] **[[千曲市]] **[[上水内郡]] ***[[信州新町]] - [[信濃町]] - [[飯綱町]] - [[小川村]] - [[中条村]] **[[上高井郡]] ***[[小布施町]] - [[高山村 (長野県)|高山村]] **[[埴科郡]] ***[[坂城町]] ;[[東信地方]](42<font size=-1><sup>万</sup>0533</font>人) *[[佐久地域]] <font size=-1>(21<sup>万</sup>4105人)</font> **[[佐久市]] **[[小諸市]] **[[北佐久郡]] ***[[軽井沢町]] - [[御代田町]] - [[立科町]] **[[南佐久郡]] ***[[小海町]] - [[佐久穂町]] - [[川上村 (長野県)|川上村]] - [[南牧村 (長野県)|南牧村]] - [[南相木村]] - [[北相木村]] *[[上小地域]] <font size=-1>(20<sup>万</sup>6428人)</font> **[[上田市]] **[[東御市]] **[[小県郡]] ***[[長和町]] - [[青木村]] ;[[中信地方]](53<font size=-1><sup>万</sup>0018</font>人) *[[松本地域]] <font size=-1>(43<sup>万</sup>1367人)</font> **[[松本市]] **[[塩尻市]] **[[安曇野市]] **[[東筑摩郡]] ***[[波田町]] - [[麻績村]] - [[筑北村]] - [[生坂村]] - [[山形村 (長野県)|山形村]] - [[朝日村 (長野県)|朝日村]] *[[木曽地域]] <font size=-1>(3<sup>万</sup>3188人)</font> **[[木曽郡]] ***[[木曽町]] - [[上松町]] - [[南木曽町]] - [[木祖村]] - [[王滝村]] - [[大桑村]] *[[大北地域]] <font size=-1>(6<sup>万</sup>5463人)</font> **[[大町市]] **[[北安曇郡]] ***[[池田町 (長野県)|池田町]] - [[松川村]] - [[白馬村]] - [[小谷村]] ;[[南信地方]](57<font size=-1><sup>万</sup>6851</font>人) *[[上伊那地域]] <font size=-1>(19<sup>万</sup>3136人)</font> **[[伊那市]] **[[駒ヶ根市]] **[[上伊那郡]] ***[[辰野町]] - [[箕輪町]] - [[飯島町]] - [[南箕輪村]] - [[中川村]] - [[宮田村]] *[[飯伊地域]] <font size=-1>(17<sup>万</sup>3957人)</font> **[[飯田市]] **[[下伊那郡]] ***[[松川町]] - [[高森町 (長野県)|高森町]] - [[阿南町]] - [[清内路村]] - [[阿智村]] - [[平谷村]] - [[根羽村]] - [[下條村]] - [[売木村]] - [[天龍村]] - [[泰阜村]] - [[喬木村]] - [[豊丘村]] - [[大鹿村]] *[[諏訪地域]] <font size=-1>(20<sup>万</sup>9758人)</font> **[[岡谷市]] **[[諏訪市]] **[[茅野市]] **[[諏訪郡]] ***[[下諏訪町]] - [[富士見町]] - [[原村]] ===地域的特徴=== [[北信地方|北信]]、[[東信地方|東信]]、[[中信地方|中信]]、[[南信地方|南信]]の4地域は、[[自然地理学|自然地理]]や歴史や[[交通]]などの各面で、特徴が全く異なっている。これは、「[[信濃の国]]」(県歌)における「[[松本盆地|松本]]、[[伊那谷|伊那]]、[[佐久盆地|佐久]]、[[長野盆地|善光寺]]」の四区分にも象徴されている。 [[信越本線]]・[[国道18号]]や[[上信越自動車道]]の沿線である'''北信'''と'''東信'''は、[[千曲川]]流域で[[北国街道 (信越)|北国街道]]沿線に当たり、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]には[[上杉氏]]の支配圏に置かれて来た。この為に、''[[日本海]]側''(特に[[上越地方|頚城地方]])、或いは''[[群馬県]]や[[東京都|東京]]''との繋がりが深い。 '''北信'''は、[[飛騨山脈]]のすぐ東側に位置しており、[[豪雪地帯]]で[[スキー場]]も多い為に、[[北陸地方 (広義)|北陸]]の一部<!--「直江津や富山の仲間」という見方-->だと見なされる事も多く、海水浴で日本海へ行く者も多い。近年では、「[[首都圏]]から最も近い日本海側」として、首都圏からの観光客も多く訪れている。 一方の'''東信'''は、[[中山道]]と北国街道の合流点であった歴史的経緯から、日本海側のみならず、[[浅間山]]や[[碓氷峠]]を越えた群馬県との交流も深い。又、道路で[[雁坂峠]]の[[国道140号]]が開通する前には、碓氷峠~東信~[[山梨県]]~[[静岡県]][[大井川]]以東のルートが、[[国道16号]]圏内を経由せずに[[関東地方]]内を迂回する最短ルートとなっていた為に、関東志向が最も強い地域になっている。この為に、「関東と北陸の折衷地域」という様相を呈している。 これらに対して、[[中央本線]]・[[飯田線]]や[[中央自動車道]]の沿線である'''中信'''と'''南信'''は、戦国時代には[[諏訪氏]]・[[小笠原氏]]・[[武田氏]]・[[徳川氏]]の支配圏に置かれて来た地域で、内陸側の山梨県や、太平洋側の[[静岡県]]や[[東三河]]地方との歴史的連関が大きい。従って、''内陸側同士''([[山梨県]]、[[東濃]]など)や''[[太平洋]]側''(東京都、[[遠州灘]]沿岸など)との繋がりが深く、日本海側である北信との繋がりは浅い。 '''南信'''は、[[天竜川]]流域に位置する為に、太平洋側でも[[遠州灘]]沿岸(東三河地方、[[遠江国|遠江地方]])との繋がりが特に深く、次いで山梨県や東京都との繋がりが深い。メディアでも、太平洋側に本拠地を置く[[中日新聞]]の販売エリアに入っている。又、[[鎌倉市|鎌倉]]と[[京都市|京都]]から等距離に位置するために、文化圏も関東系と近畿系が折衷している。 一方の'''中信'''は、中山道と[[甲州街道]]の沿線として発展した地域で、内陸側で隣接する山梨県(甲州街道沿線)や東濃(中山道沿線)との交流も多く、特に武田氏の支配圏に置かれた山梨県との繋がりが深い。太平洋側では、東京都との繋がりは深いが、遠州灘沿岸とは親和性は強いが繋がりはやや浅い。 気候では、'''南信・中信・東信'''は[[内陸性気候]]の地域であるのに対して、'''北信'''は[[日本海側気候]]の地域になっている。水系でも、'''北信・東信・[[松本地域]]'''が日本海側水系に属するのに対して、'''南信・[[諏訪郡]]・[[木曽郡]]'''は[[太平洋]]側水系に属している。 又、私立大学の地方入試会場を見ると、北陸4県の私立大学は'''[[長野市|長野]]'''に、[[名古屋圏|濃尾2県]]や[[遠州灘]]沿岸の私立大学は'''[[松本市|松本]]'''に、それぞれ地方入試会場を設ける事が多い。一方で、[[首都圏]]や[[京阪神]]の私立大学は、長野と松本の割合が半々となっている。 従って、長野県全域としてではなく、「上'''信'''」([[上野国]]・[[信濃国]])の呼称は<font color="red">東信</font>を指し、「[[信越地方|'''信'''越]]」([[信濃国]]・[[越後国]])の呼称は<font color="red">北信</font>を指し、「[[上信越|上'''信'''越]]」(上野国・信濃国・[[越後国]])の呼称は<font color="red">東信と北信</font>を指し、「[[三遠南信|三遠'''信''']]」([[三河国]]・[[遠江国]]・信濃国)の呼称は<font color="red">南信</font>を指すと考えることもできる。特徴としては、「上信越」は観光や交通網で総まった経済連合、「三遠信」は反[[県庁所在地]]の政治連合という色が濃い。 南信の場合は、「三遠信」というよりも、より明確に「[[三遠南信]]」という名称で呼ぶ事も多い。主な名称としては、[[三遠南信自動車道]]、三遠南信地域交流ネットワーク会議、三遠南信サミット、三遠南信地域整備連絡会議、三遠南信地域経済開発協議会、といった機関がある。こうした動きからも、特に飯田を初めとする伊那盆地では、「伊那は北陸ではないし、[[北関東]]でもない」「長野や[[上越市|直江津]]と一緒にされたくない、[[豊橋市|豊橋]]や[[浜松市|浜松]]と一緒になりたい」と念願する姿勢が強く、長野県からの離脱を求める動きがある。[[2006年]][[11月4日]]には、[[小坂樫男]]・伊那市長が、「伊那谷は中京、(次いで)関東・東京とつながりが深い。県を半分に割ってもいい」と発言した(※信濃毎日新聞 2006年11月5日付記事より)。 中信も、[[廃藩置県]]期には[[筑摩県]]の県庁が置かれて来た経緯や、中央本線沿線という立地から、こちらも「北陸ではないし、北関東でもない」「長野や直江津と一緒にされたくない」という姿勢が強く、長野県からの離脱や、筑摩県の復活を求める動きがある。 地域的な食い違いを解消する為に、長野県を'''北([[水内郡|水内]])・東([[佐久郡|佐久]])・中([[筑摩郡|筑摩]])・南([[伊那郡|伊那]])'''に四分割する案も出ている。又、[[日本の道州制論議|道州制論議]]でも、区割りでは中央自動車道沿線と上信越自動車道沿線を別々にする案も出されている。 更に、[[尾張国|尾張地方]]・[[西三河]]地方・[[西濃]]地方の3地域が、歴史的に[[滋賀県]]や[[京都府]]との繋がりが深く、長野県との繋がりが浅い点から、道州制を題目とするネット掲示板では、「[[名古屋市|名古屋]]と一緒にされたくない」という意見も出ており、中央自動車道沿線の長野県・山梨県・東三河地方・静岡県が一緒の枠組みで[[広域関東圏|(広域)関東州]]への加入を希望する意見がある。 2006年2月28日に、[[地方制度調査会]]が道州制の区割り案を発表した際に、当時の[[田中康夫]]知事は、「長野県全域が北関東というのはいかがなものか?」と発言した。次いで、2006年10月の知事選挙で当選した[[村井仁]]知事は、「長野県は分割してもいい」と発言しているが、[[木曽町]]出身で[[長野県松本深志高等学校]]のOBであり、中信側の人物である。 ==交通== 長野県は古くから、[[中山道]]、[[北国街道 (信越)|北国街道]]、[[甲州街道]]など、国内東西南北を結ぶ交通の交差点に位置し、その流れから現在においても主要幹線交通が交わる。 又、広く山国の長野県において、県内各地を結ぶ交通網は重要な機能を担っている。[[関東地方]]や[[近畿地方]]からの距離があり、広大な面積を持つ県なので、[[JR]]本州3社全ての管轄路線が存在する。特に[[伊那谷]]と[[木曽郡]]は、[[首都圏]]([[東京都|東京]]・[[鎌倉市|鎌倉]])と[[畿内]]([[大阪市|大阪]]・[[京都市|京都]]・[[奈良市|奈良]])から等距離に位置している。 ===自動車登録番号標=== *'''長野ナンバー''':[[北信地方]]、[[東信地方]] *'''松本ナンバー''':[[中信地方]]、[[伊那谷]] *'''諏訪ナンバー''':[[諏訪地域]]([[ナンバープレート (日本)#ご当地ナンバー|ご当地ナンバー]]) この外に、伊那谷に「伊那」ナンバーあるいは「南信州」ナンバーの導入を、東信地方に「軽井沢」ナンバーあるいは「佐久」ナンバーの導入を、国土交通省に求める動きがある。 ===鉄道=== 長野県は、[[日本国有鉄道|旧国鉄]]の線路が[[JR]]本州3社に分割された唯一の[[都道府県]]である。 {| |valign="top"| ;[[東日本旅客鉄道]] *[[長野新幹線]] *[[信越本線]] *[[中央本線#中央東線|中央本線(東線)]] *[[篠ノ井線]] *[[飯山線]] *[[大糸線]] *[[小海線]] |valign="top"| ;[[東海旅客鉄道]] *[[中央本線#中央西線|中央本線(西線)]] *[[飯田線]] ;[[西日本旅客鉄道]] *[[大糸線]] |valign="top"| ;[[しなの鉄道]] *[[しなの鉄道線]] ;[[長野電鉄]] *[[長野電鉄長野線|長野線]] *[[長野電鉄屋代線|屋代線]] ;[[上田電鉄]] *[[上田電鉄別所線|別所線]] ;[[松本電気鉄道]] *[[松本電気鉄道上高地線|上高地線]] |} ===道路=== ;[[高速道路]] {| |valign="top"| *[[中央自動車道]] *[[上信越自動車道]] *[[長野自動車道]] |valign="top"| *[[中部縦貫自動車道]] *[[三遠南信自動車道]] *[[中部横断自動車道]] |} ;[[国道]] {| |valign="top"| *[[国道18号]]([[北国街道 (信越)|北国街道]]) *[[国道19号]]([[中山道]]) *[[国道20号]]([[甲州街道]]) *[[国道151号]] *[[国道153号]] |valign="top"| ; *[[国道117号]] *[[国道141号]] *[[国道142号]](中山道) *[[国道143号]] *[[国道144号]] *[[国道147号]] |valign="top"| *[[国道148号]] *[[国道152号]] *[[国道158号]] *[[国道254号]] *[[国道403号]] *[[国道406号]] |} ===空港=== *[[信州まつもと空港]](松本空港) :大阪線、札幌線、福岡線 ==教育== 長野県は以前は教育に熱心で「教育県」と呼ばれていたが、戦後数十年はそのイメージが薄れつつあった。しかし2002年度(平成14年度)より田中県政下において、公立小学校の30人規模学級が進められ、2005年度(平成17年度)には、小学校1~4年生の4学年にまたがる完全30人学級が、全額県の費用負担により全国で初めて実現した。また小学校5、6年生に関しては、市町村と共同で行われている。 現在では、この「教育県」を彷彿させるものとして、[[冬休み]]や[[夏休み]]などの長期休業が短いことやテレビ(民放)の放送終了時間も他県と比べて圧倒的に早いこと、性風俗営業店舗を条例で規制しているなどが挙げられる。また、長期休みに関しては、長野県の気候の関係による「寒中休み」も一部の学校で実施されている。 なお、長野県の県立高校の正式名称は、高等学校設置条例(昭和39年12月28日長野県条例第64号)第2条により「長野県○○高等学校」となっており、「長野県'''立'''○○高等学校」といった「県立」の名称は用いない。 ;備考・その他 *長野県の県立高校は私服通学の高校([[私服校の一覧|私服校]])が多い。 *中学生は、高山登山の伝統がある。 ==報道機関== ===新聞=== {| |valign="top"| *[[信濃毎日新聞]] *[[長野日報]] *信州民報 *信州日報 *[http://www.tjournal.co.jp/ 東信ジャーナル] *[http://inamai.com/ 伊那毎日新聞] |valign="top"| *[[信州市民新聞グループ]] **岡谷市民新聞 **下諏訪市民新聞 **諏訪市民新聞 **茅野市民新聞 **たつの新聞 **みのわ新聞 **南みのわ新聞 |valign="top"| *[http://www.shimintimes.co.jp/ 市民タイムス] *[http://www.avis.ne.jp/~shiminm/ 長野市民新聞] *[http://www.minamishinshu.co.jp/ 南信州新聞] *[http://www.koshokunews.co.jp/ 更埴新聞] *諏訪毎夕新聞 *湖国新聞 *大糸タイムス |valign="top"| *[[長野県商工新聞]] *[http://www.shinkenpress.co.jp/ 新建新聞] *[http://times-net.info/ 医療タイムス] *[http://www.times-press.net/ 北信タイムス] *[http://www.shinshu.co.jp/ 北信ローカル] *[http://www.kitashinano.com/ 北信濃新聞] *[http://www.suzakanews.co.jp/ 須坂新聞] |} === テレビ局 === いずれの局も[[美ヶ原]]送信所を親局とし、長野県を放送範囲としている。(数字は[[リモコンキーID]]) *'''1'''(総合)・'''2'''(教育) [[NHK長野放送局]]([[長野市]]) - [[NHK松本支局]]([[松本市]]) *'''4''' [[テレビ信州]](TSB)([[NNN]]〔[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]〕系列)(長野市(放送センター)・松本市(本社)) *'''5''' [[長野朝日放送]](abn)([[ANN]]〔[[テレビ朝日]]〕系列)(長野市) *'''6''' [[信越放送]](SBC)([[JNN]]〔[[東京放送|TBS]]〕系列)(長野市) *'''8''' [[長野放送]](NBS)([[FNN]]〔[[フジテレビジョン|フジテレビ]]〕系列)(長野市) 長野県内の[[ケーブルテレビ]]局の数は[[山梨県]]・[[徳島県]]・[[佐賀県]]と同じくとても多く、また、このケーブルテレビ局の中には、長野県の民放4局 + [[テレビ東京]]などの在京局(一部在名局)5局(計民放9局)が視聴可能な所も多い。それは難視聴地域が多く存在していたからだと思われる。実際、長野県のCATV局加入率は全世帯の50%を超え、全国の都道府県で第5位である。よって、必然的にテレビ東京や在京局(キー局)を視聴している家庭が多いといえるとだろう。しかし、[[地上デジタル放送]]移行による、「CATVによる[[区域外再送信]]禁止の方針」や在京局の圧力(前記の方針が出される前から再送信に圧力を掛けられていた)で現時点では将来、在京局を見る世帯は少なくなると見込める。当然、この方針が実現したら、多くのCATV局視聴者から反発が来ると予想できる。 アンテナ受信では県東部・北部の一部の地域で[[関東広域圏]]のチャンネルが受信できる。県南部の一部では、[[名古屋圏|東海3県]](含[[テレビ愛知]])が受信可能(現在デジタル放送では放送エリアが十分でないため受信不可能)、だが両方の場合も本来の放送範囲からは外れているため、場所によりノイズやゴーストなどが入る場合がある。 又、[[信濃毎日新聞]]の[[番組表|ラテ欄]]には、関東広域圏のテレビ局と中京広域圏のテレビ局の両方を掲載しており、他に[[山梨放送]]も掲載している。 ===ラジオ局=== ====AMラジオ局==== *NHK長野放送局 *信越放送([[Japan Radio Network|JRN]]・[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系列) 東北信地方全般・中南信地方の一部([[DID]]地区を除く)では東京のAMラジオ局([[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]・[[文化放送]]・[[ニッポン放送]]・[[アール・エフ・ラジオ日本]])が終日良好に聴取出来る。また、南信地方の飯田・木曽南部地区では名古屋のAMラジオ局([[中部日本放送]]・[[東海ラジオ放送]])が終日良好に聴取出来る。 大阪のAMラジオ局([[朝日放送]]・[[毎日放送]]・[[ラジオ大阪]])は晩秋~春先にかけて天気如何によっては終日良好に聴取可能な地方がある。 ====FMラジオ局==== *[[長野エフエム放送]](FM長野)([[JAPAN FM NETWORK|JFN]]系列) *NHK長野放送局 県内ケーブルテレビ局の一部では、県内FM局のほかにも[[エフエム東京|TOKYO FM]](JFNキー局)などの関東地方や[[エフエム愛知|FM AICHI]]などの東海地方のFMラジオ局も再送信している。 ====コミュニティFM==== {| |valign="top"| *[[ながのコミュニティ放送|FMぜんこうじ]](長野市) *[[FM佐久平]](佐久市) *[[エフエム軽井沢]](軽井沢町) |valign="top"| *[[飯田エフエム放送|飯田エフエム]](飯田市) *[[LCV#エルシーブイFM769|エルシーブイFM769]](LCVのコミュニティーFM放送、諏訪市) |} === ケーブルテレビ === 長野県はケーブルテレビ局の局数が多い県としても有名である。<Br> (→[[:Category:長野県のケーブルテレビ局]]) ===長野県を舞台にした作品=== *[[長野県を舞台にした作品]] == 有形文化財建造物 == ;国宝 *[[松本城]] - 天守 *[[善光寺]] - 本堂 *[[安楽寺]] - 八角三重塔 *[[仁科神明宮]] *[[大法寺]] - 三重塔 ;重要伝統的建造物群保存地区 *[[奈良井宿|奈良井]] (塩尻市) *[[木曽平沢]] (塩尻市) *[[海野宿]] (東御市) *[[妻籠宿]] (南木曽町) *[[青鬼]] (白馬村) ==主な観光地== {| |valign="top"| ;[[高原]] *[[スキー場#長野県|スキー場]] *[[軽井沢]] *[[志賀高原]] *[[上高地]] *[[美ヶ原]] *[[安曇野]] *[[菅平高原]] |valign="top"| ;[[山]] *[[飛騨山脈|北アルプス]] *[[木曽山脈|中央アルプス]] *[[赤石山脈|南アルプス]] *[[浅間山]] *[[霧ヶ峰]] *[[八ヶ岳]] |valign="top"| ;[[谷]]、[[湖]] *[[天竜峡]] *[[野尻湖]] *[[諏訪湖]] *[[白樺湖]] *[[青木湖]] *[[木崎湖]] |valign="top"| ;[[温泉]] *[[白骨温泉]] *[[浅間温泉]] *[[野沢温泉]] *[[湯田中温泉]] *[[渋温泉]] *[[戸倉上山田温泉]] *[[別所温泉]] *[[上諏訪温泉]] *[[下諏訪温泉]] *[[昼神温泉]] |valign="top"| ;[[史跡]] *[[善光寺]] *[[元善光寺]] *[[松本城]] *[[上田城]] *[[妻籠宿]] *[[高遠城址公園]] |valign="top"| |} ==最近の長野県に関する話題== *[http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/kisya.htm 脱・記者クラブ宣言] *:[[2001年]](平成13年)[[5月15日]]、当時の知事・[[田中康夫]]が県庁にある[[記者クラブ]]が独占的に利用する記者室を廃止して、誰でも利用できるプレスセンターを設置すると発表し、2001年[[7月2日]]に「仮設 表現道場」を設置、波紋を投げかけた。 *:その後、[[2002年]](平成14年)[[4月1日]]に「表現センター」と改称、県庁5階北側に設置されたが、2006年に廃止した。 *[http://www.pref.nagano.jp/keiei/seisakut/model/dam.htm 脱ダム宣言] *[[長野県原産地呼称管理制度]]([http://www.pref.nagano.jp/nousei/nousei/aoc/nnac.htm 制度の概要]) *:詳細については内部リンクを参照 *「田中県政完全清算」宣言 *:[[2006年]](平成18年)の知事選で田中を破った[[村井仁]]は、田中の政治姿勢を「独裁者だ」と選挙中から批判し続けた。当選後、村井は田中の全政策を完全否定・完全清算することを宣言した。現在村井が明言しているものは、田中が「開かれた県政を目指す」として県庁1階に移した“ガラス張り”知事室の廃止・「脱ダム宣言の取消」。 *冬季五輪使途不明金疑惑の調査委員会の解散 *:[[1998年]]に行なわれた冬季五輪の使途不明金調査委員会を、「特定の個人、特定のグループの罪をあばくことは建設的でない」という理由で解散させる。調査委員会は今後、財政悪化の原因や第三セクター鉄道に関する調査を行なう予定であり、存在している可能性のある行政の癒着の発見を妨げる事となった。田中によって開かれた県政が閉ざされつつあることが浮き彫りになった一件である。 *[http://www.pref.nagano.jp/xnousei/suishi/s_salmon/salmon.htm 信州サーモン] * [[2004年]] [[長野県]][[水産試験場]]が[[ニジマス]]と[[ブラウントラウト]]をバイオテクノロジー技術を用いて[[交雑]]させニジマスの[[染色体]]を2組、ブラウントラウトの[[染色体]]を1組もった[[三倍体]]の「信州サーモン」を開発。 ==その他== *[[沖縄県]]と並び、[[公営競技]]場及び投票券場外発売場が1つも無い県である。そのため、テレビで競馬・競輪・競艇などのCMが流されることは稀であり、ローカルで「レースガイド」が放送されることはめったに無い。(しかし「[[スーパー競馬]]」などの競馬番組はネットしている。) ==関連項目== *[[長野県の県道一覧]] *[[長野県出身の人物一覧]] *[[長野県指定文化財一覧]] *[[長野県高等学校一覧]] *[[長野県中学校一覧]] *[[長野県小学校一覧]] *[[長野県を舞台にした作品]] |valign="top"| *[[長野県警察]] *[[長野県方言]] *[[筑摩県]] *[[伊那県]] *[[上信越]] *[[三遠南信]] *[[広域関東圏]] *[[関東地方知事会]] *[[中部圏知事会議]] ==外部リンク== *[http://www.pref.nagano.jp/ 長野県ウェブサイト] *[http://www.nagano-tabi.net/ さわやか信州旅ネット] *[http://www.icon.pref.nagano.jp/ ビーなび信州] *[http://www.shinmai.co.jp/ 信濃毎日新聞] *[http://www.shinshu-style.com/ 信州スタイル] *[http://www.snowlove.net/ SNOWLOVE.NET] *Y!ニュース - [http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/nagano_local_goverment/ 長野県政] *[http://www3.pref.nagano.jp/ 長野県統計情報] *[http://nagano.i-apple.jp/ 信州毎日新聞] [[Category:日本の都道府県|なかのけん]] [[Category:長野県|*]]