日栄インテック
日栄インテック株式会社は、配管用金物の製造販売などを行う、東京都荒川区に本社を置く日本の企業である。
概要
事業は金物の製造販売をはじめ、太陽光発電システム、立体駐車場装置の企画、LED照明、バーコードスキャナなどの企画製造販売といった事業を展開しており。関連会社を含めて様々な事業を展開している。しかし、その体質についてはブラック企業ではないかと疑問を投げかける社員も多い。
沿革
- 1974年 東京都北区田端に日栄産業設立
- 1978年 株式会社に組織変更し、株式会社日栄産業を設立
- 1983年 日栄金属工業株式会社を設立,東京工場開設
- 1984年 資本金1,000万円に増資
- 1987年 大阪営業所開設
- 1988年 新潟工場開設、本社尾久ビル竣工
- 1989年 資本金を1億8,750万円に増資
- 1990年 新潟営業所開設、名古屋営業所開設
- 1991年 西東京営業所開設、資本金を4億3,540万円に増資
- 1992年 社名を日栄インテック株式会社と改称、パーキング事業部設立
- 1993年 日栄エンジニアリング有限会社を合併、資本金を4億7,990万円に増資
- 1995年 バーコード事業部設立
- 1997年 東東京営業所開設、札幌営業所開設
- 1999年 東京営業所開設
- 2001年 京都営業所開設、上海日栄桜天客金属工業有限公司設立
- 2002年 新潟工場 ISO9001・9002認証取得
- 2003年 新潟第二工場開設
- 2004年 埼玉営業所開設、上海日栄桜天客金属工業有限公司 ISO9001・9002認証取得
- 2005年 資本金6億990万円に増資、千葉営業所開設
- 2006年 厚木営業所開設、上海日栄桜天客金属工業有限公司 新工場を竣工
会社体質と社内文化、風土
役員は創業メンバーと、LIXILからの大量天下りにより占められている。また社長の強い意向によって日本式の精神主義、根性主義を色濃く残しており、企業としての合理性には疑問の声が投げかけられている。
入社した者は、役職や新卒中途の区別無く「自己改革セミナー」という根性主義的な合宿研修に強制参加させられる。この研修は日栄インテックの関連子会社であるヒューマンリンクスによって開催されるが、研修のカリキュラムは日栄インテックの社長と役員によって作られたものである。研修の内容は「40キロ歩行訓練」、大声での「社訓暗唱」、代表を前にした「決意表明」などである。いずれも業務にまったく関係が無い上に、ひたすら体力と精神を削られるだけのもので、社員を精神的に追い詰めることを目的としているのではないかと内部から非難されている。 。 また研修を請け負う関連子会社のヒューマンリンクスとその講師たちも、一般の社会的感覚がら逸脱している点を多く散見する。たとえば自殺者を出した電通の「電通鬼十則」を盲目的に信奉していたり、東日本大震災のときにも研修生を帰宅させず、40キロ歩行訓練を強制実施したりするなどである。このような体質のため、研修内容だけでなく企業倫理を疑問視する声も非常に強い。これら研修は早朝から開始して深夜にまたがることがしばしばあるが、その時間の残業代は一切会社から支給されることはない。
また日栄インテックは、事業の内容上鋼材を非常に多用するが、これにら神戸製鋼製の材料を多用していた。神戸製鋼の品質管理データ改ざんに関する不祥事が明らかになったが、この点について、日栄インテックはHP上での釈明などは特に行っておらず、製品の強度等についてはカタログスペックと整合性が有るのかどうか、疑問点が多い。
会社としては非常に利益を出しており、経営は潤っているはずであるが、社員への還元はほとんど無く、賞与に関しては一年で2.5ヶ月分しか出たことが無い。その昇給も基本給からの算出になるが、どの社員も基本給が著しく低く設定されているため、殆ど寸志程度しか入ってこない。営業社員が、たとえ目覚しい業績を残したとしても給与には一切反映されることはく、横ならびの給与体系となっている。
こういった数々の会社体質を見限る若者が多く、社員定着率は著しく低いのが特徴である。
商品
特筆すべきものは無く、他社のデッドコピーもある
