極心連合会
極心連合会(きょくしんれんごうかい)は、大阪 東大阪に本拠を置く日本の暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の2次団体。
独立組織の橋本組(はしもとぐみ)として活動した後、1976年に山健組を上部団体とする三代目山口組3次団体となり、1983年に極心連合会に改称。2005年三代目山健組(組長・桑田兼吉)の前若頭を経て組長代行を務めていた会長・橋本弘文(本名:姜 弘文-極心連合会会長)が、2005年4月に前舎弟頭の相談役・太田守正(太田会会長)と共に五代目山口組(組長・渡辺芳則)の若中となったことにより、3次団体から昇格した。三代目山健組、若頭の井上邦雄(四代目 健竜会会長)が4代目組長へ就任する。
山口組系暴力団の中でも屈指の芸能コネクションを持ち、数多の芸能人らのいわゆるケツ持ちを務めるとされている。
幹部
- 会長・橋本弘文(六代目山口組/若中筆頭若頭補佐/大阪南ブロック長/元三代目山健組組長代行)
- 若頭・山下昇(極粋会会長)
- 副会長・松瀬公男(極仁会会長)
- 会長代行・平野勇次(極勇会会長)元山健直参
- 舎弟頭・三宅巌(三宅組組長)
- 筆頭相談役・川喜田敏和(元舎弟頭)
- 相談役・宇田充伸(元本部長・広伸実業会長)
- 相談役・渡辺二郎
- 相談役・是木君夫(是木組々長)
- 副会長補佐・伏見圭一(極成会会長)
- 舎弟頭補佐兼事務局長・浅野俊雄(極闘会会長)
- 舎弟頭補佐兼統括委員長・田口義淳(田口総業会長)
- 舎弟頭補佐兼風紀委員長・古賀武文(極文会会長)
- 組織委員長・金山秦雄(極一会会長)
- 渉外委員長・大荒敏男(極義会会長)
- 筆頭若頭補佐・上原祐二(二代目極朋会会長)
- 若頭補佐・米田篤史(極栄会会長)
その他、本部長補佐3名含めて直参合計88名。
その他の下部団体
舎弟
二代目極亜会 三松会長 ー舎弟ー 極志会、極亜会、極成会、極栄会、 極闘会、極朋会、三宅組、極朋会、 浜田総業
元王者渡辺二郎ら山口組幹部逮捕(2012年11月)
暴力団組員であることを隠してゴルフをしたとして、大阪府警捜査4課は2012年11月30日、詐欺の疑いで、指定暴力団山口組幹部で極心連合会会長の姜弘文(65)や、元プロボクシング世界王者で同会幹部渡辺二郎(57)ら3人を逮捕した。
渡辺は「私は暴力団ではありません」と容疑を否認、姜は黙秘している。
渡辺は、未公開株売買をめぐり、タレント羽賀研二(本名・当真美喜男)(51)とともに恐喝未遂罪の共犯に問われ、1審大阪地裁で無罪判決を受けたが、2審大阪高裁で逆転有罪となり、いずれも上告中。
姜と渡辺をめぐっては2011年、当時タレントだった島田紳助との親密交際が発覚。島田は姜へ手紙を書いたり、一緒に写真に写ったりしていた責任を取り、芸能界を引退した。渡辺は2人の交際を仲介したとされる。
逮捕容疑は共謀して2011年3月、組員のプレーを禁じている大阪府のゴルフ場で、身分を隠してプレーした疑い。一緒にプレーした同会幹部1人の逮捕状を取り行方を追っている。
暴力団組員のゴルフ場利用をめぐっては、近年、暴力団の弱体化を目的に、 警察当局が詐欺罪を適用して相次いで摘発。組員が利用禁止を認識していたかが焦点となり、不起訴や一審判決で無罪が出た例もある。