リサ・トレヴァー

リサ・トレヴァー(Lisa Trevor)は、カプコンのゲーム『バイオハザード』に登場する架空の人物。

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注意：以降に核心部分が記述されています。

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アークレイ研究所の設計・建築を担当したジョージ・トレヴァーの一人娘。1953年生まれと思われる（1978年の時点で25歳）。 母親と共に幽閉され、ウィルスの人体実験の被験者となる。 「始祖」を始めとするウィルスの実験体として、1967年11月10日の実験開始からウィルスの投与実験が繰り返されたが、研究対象がGウィルスに移行した1995年に廃棄処分となった。生命反応停止の確認は3日間に渡って繰り返されたが、3年後の洋館事件時にS.T.A.R.S.と遭遇、ウェスカーとの戦闘で死亡している。

繰り返し投与されたウイルスによって結果的に強力な生体兵器と化し（なんとネメシスの試作品「ネメシス・プロトタイプ」を吸収するようにもなった）、容貌が劇的に変化、全身を鎖や手錠などで拘束されたままになっている。 登場人物中、初めてリサと交戦することになったウェスカーもしくはバリーは、その姿を「鎖の化け物」と称していた。 基本的には館内を徘徊しているものの、洋館付近にある山小屋のような建物を根城としている節もある。また日記のようなものを書いていたり、僅かながら言葉を発するなど、人としての知性の片鱗が見られる。しかし、女性職員の顔の皮を剥ぎ取り、自分の体に貼り付けるという奇怪（彼女にとっては明確な目的がある）な行動を繰り返す。これらは最初に始祖ウィルスを投与された直後と、ネメシス・プロトタイプを吸収した後の特徴で、その間の20数年間は「死なないだけ」の存在であったらしい。彼女の存在は最高機密であり、外部には一切データが出されなかった。ウェスカーを始めとする研究員も彼女の詳細は知らない。（ウェスカーは廃棄処分になってからの3年間に名前を知ったと思われる）

『1』リメイク版では当然、主人公らの敵として出現するが、いかなる武器を使っても完全に止めを刺すことはできず、攻撃力がかなり高い強敵である。攻撃を続けることで一時的に動きを止める（失神状態？）ことはできるが、かなりの弾薬を必要とするので直接の戦闘は避けるのが賢明。最終戦において、ある条件を満たすことによってイベントで倒すことができる（攻撃し続けることで足場から落とすことも可能）。ただ、これで完全に絶命したわけではなく、『クロニクルズ』では、ウェスカーを操作する隠しシナリオで2ステージに渡ってボスキャラクターとして登場する。ダメージを負っても徐々に回復するという特性を持つ。最終的には、ウェスカーが撃ち落したシャンデリアの下敷きになって動けなくなり、洋館の爆発に巻き込まれて遂にその哀れな生涯を閉じた。