おそ松 (1)
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『おそ松くん』に登場する六つ子の一人で勇者プクリンのゲイ仲間。長男。
概要
小学校6年生のメンタルのまま成長してしまった奇跡のバカ。[1] 六つ子のリーダー的存在で何かと言い出しっぺになるが、計画性は全く無い。いい加減で色々雑な性格。(公式Twitter) 藤田陽一監督曰く「あのやんちゃな性格のまま大人になった」(アニメージュ2015年10月号)。
六つ子の長男であり、タイトルを飾る一番の主人公。 リーダーシップに溢れるアイドルを自称し、夢はビッグでカリスマそしてレジェンドと単純にして明快。 その性格はギャグマンガに相応しく得てしてバカでクズである。 公式PVでも「バカ」と表現されているが、良くも悪くも馬鹿正直と言ったところで何かと憎めないキャラ。 感情を露わにすることも多いながら思いやりも忘れない、裏表の無い素直な人物とも言える。
イメージカラーは赤。 他の兄弟よりも外見上の特徴は薄めであるが、「小学生の頃から変わっていないこと」「六つ子の基準であること」等、六つ子の平均である事が強調されている。アホ毛は2本。 他の兄弟たちがお揃いのパーカー(松パーカー)以外の私服を着る姿が見られる中、彼の松パーカー着用率が非常に高いのもそのためであろう。 つなぎの時は上半身部分を腰で縛っている。DVD購入特典「パジャ松さん」ではだぼだぼのスウェット姿で登場した。 鼻の下を指でこする癖があるようだ。
成人を過ぎた未だに無職だったり、すぐにパチンコに行こうとしたり、昼から飲んだりツケで飲んだり、下品な発言をしたりなどで、視聴者からはやたら「クズ」扱いを受けている(なお、全員無職であるし、大体六人一緒に飲んだりしているため、彼のみがクズというわけではない)。 だが、基本的には良識的かつ常識的で、貴重なツッコミ不在時はトド松と並んでツッコミに回ることが多い。 普段の一人称は「俺」だが、EDなどでは「僕」という事もあり、ごくたまに自分のことを「お兄ちゃん」と言う(2話B、9話B)。 長男としてのリーダーシップは健在なものの、幼少時代に比べると、トリッキーな成長を個々に遂げた弟達に振り回されるポジションのようである。 休日(平日?)に一人放っておかれるとわざわざ弟たちを探しに出向いてちょっかいを出しまくるという構ってちゃんな一面もある。 また、喧嘩早かった過去に比べて今では基本的に兄弟に暴力は振るわず、少々丸くなったらしい。
当初は上記のクズ認識もあって視聴者から「兄らしくない」とされていた彼だが、話数が進むにつれて面倒見の良さを始めとした、彼なりの兄の姿も見えてきた。 6人殴り合い喧嘩になった時には母親に一喝されて真っ先にケンカを止めるように呼びかけ弟達も素直に従ったり(4話A)、他人様の家で奇行に走る十四松を注意したりヤケクソになるトド松を慰めたり(4話B)している。 特に5話Bでは、人の思いやりを無下にする一松の発言に対して叱りつけようとしたチョロ松を抑え、無理強いせずに一松本人に自己決定を促すなど、ここ一番の長男を見せた。 その後の7話では、兄の存在を恥じる末弟の言葉に怒り散らさず大人の対応をしており、酷い表現や扱いをされても自責の念にとらわれ後悔するに留まっていた(ただし、その実際が、嘘を並べ立てた挙句自分達を出し抜いて合コンに行くためだけだったと判明した際は、怒りで彼のバイト先をめちゃくちゃに荒らした)。 基本的には個々に関わらない放任主義なようだが、上記のように一松の意思を尊重したり、9話Bでは偶然知った可能性をやたら明かすことはせず何も知らないふりをした上で十四松を彼女の見送りに行かせてあげたり、10話アバンではカラ松に相談を受けた際には「お前は変わらなくていいよ」と助言する等、必要とされた時には包容力のある兄としての姿を見せている。
弟たちからも頼られたり他のキャラと単体で関わったりするなど、彼の周りには自然と人が集まり好かれているようだ。
なお、大方の予想に反しギャンブルは強い模様。特に競馬。
イヤミに対してやたら厳しいのは健在。 6話Bでは、彼をブラック工場にてイヤメタルを生み出させる金のなる木として、2話Aでの意趣返しを行っていた。 しかし、不条理な理由で競馬で負けっぱなしのイヤミが不憫になったのか、勝つように神頼みしていたり落ちぶれたイヤミを慰めにいったりと優しい一面も見せている。
寝る時の位置は足元から見て右から三番目。トド松とチョロ松の間。 寝相が非常に悪く、3話ではチョロ松に寝惚けて暴力を食らわせ、布団から引き摺り出されても眠ったままスタイリッシュに布団へ戻ってきた。「絶対起きてるだろ!!」 寝起きの寝癖はやたら酷い。
厚生労働省のポスターではサラリーマンの姿で登場している。
プリントキャラマイド
プリントキャラマイドの台詞は「そこのカワイコちゃん、どこかに遊びにいかない?」 他の弟たちより比較的意味が分かりやすく、公式コンセプトの「恋の口説き文句」にも合致している。 しかし「カワイコちゃん」という表現の元ネタは昭和38年の流行語であるため、彼も充分死語を使って生きているようである。 なお元々「カワイコちゃん」とはデパートの女性店員が年下の男性を呼ぶ表現だったとか。[2]
勇者プクリンとの関係
家族旅行で訪れた岡山県で出会った。勇者プクリンは酔いつぶれたおそ松を拉致し、おそ松のち○こを舐めまわした。 残念ながら十四松に住所を特定され、勇者プクリン氏は十四松に卍固めにされた。