内間利幸

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内間 利幸
殺害された石橋 美羽ちゃん

内間 利幸(うちま としゆき)とは、内縁関係の女性の娘の同級生・石橋美羽ちゃん(10歳)をわいせつ目的で殺害したロリコンである。

事件概要

福岡県豊前市の小学5年生・石橋美羽さんは2015年1月31日午前、「遊びに行く」と言って母親の車に乗り、同級生の家に送ってもらった。しかしその後、夕方になっても帰宅してこないことから、母親が同日午後4時半過ぎころに「習い事があるのに、遊びに行った娘が帰って来ない」として福岡県警豊前署に届けを出した。

豊前署は行方不明事案として石橋美羽さんの行方を捜索していたが、2月1日午前になり、遊びに行っていた同級生宅で遺体が見つかった。その後、この家に住む内間利幸が逮捕された。

小学5年石橋美羽(みわ)さん(10)は1月31日午前10時頃、同市の友達の祖母宅で友達と会う約束をしていた。美羽さんの母親が車で近くまで送り届けたが、美羽さんは友達の祖母宅には来ないままだった。豊前署によると、石橋美羽さんの死体はバッグに入れられた上で、内間利幸容疑者が住む家の2階和室にあった。この際、死体入りバッグは押入れの中に入れられており、意図的に隠しているような形だった。

警察での取り調べに対して内間利幸は「首を絞めて殺害した」「事件が発覚するのを恐れて遺体を隠した」などと供述しており、容疑を認めた。

福岡小5女児絞殺。逮捕男は連続婦女暴行で長期服役の過去も(2015年2月)

「みわーッ、みわーッ」──姿を消した我が子の名を叫ぶ両親の近くで、後に逮捕される男は“捜索”に加わっていた。福岡と大分の県境に位置する町で起きた凄惨な事件の容疑者には、少女レイプを繰り返す「ロリコン魔」の顔があった。

逮捕された内間利幸には、連続婦女暴行で逮捕、起訴され、実刑判決を受けた過去がある。場所は彼の出身地・沖縄だ。最初の犯行は1996年9月、内間容疑者が27歳のときだった。23歳女性に無理矢理乱暴し、全治1週間のケガを負わせたうえ、現金約1万円を奪った。このとき内間は犯行が発覚しないよう、女性に口封じをしていた。

1999年に入って、今度は9歳、11歳、16歳の少女を立て続けに襲った。たまたま見つけた学校帰りの少女に「何もしないから」と声をかけて雑木林や空き地に連れ込み、暴行を試みた。いずれも未遂に終わったものの、少女らは全治1週間から10日のケガをし、心に深い傷を負った。

那覇地裁で行なわれた裁判では、過去にも婦女暴行願望にまかせてレイプ行為を繰り返していた事実が明らかになり、内間も「犯行を重ねるうちに小学生を自分の言いなりにして強引に暴行してみたいと思うようになった」と犯行に至るまでの心情を証言した。裁判長は「顕著な常習性から規範意識は麻痺している」と断じ、懲役12年の判決を言い渡した。

「いずれも女性が1人になるところを狙った犯行で、手口が豊前市の事件と酷似しています。控訴せず2000年に刑が確定し、服役したのは福岡の刑務所でした」(地元紙の記者)

福岡女児絞殺事件容疑者。暴行癖ありスナックママ暴行未遂も(2015年2月)

福岡で発生した小5女児絞殺事件では、女児の同級生の母親の内縁の夫である内間俊幸(46)が逮捕された。内間には、連続婦女暴行で逮捕・起訴され、懲役12年の実刑判決を受けた過去がある。

2000年に刑が確定し、福岡の刑務所で服役した彼は、刑期を終えて出所した後も沖縄へは帰らず、福岡で建設関係の仕事を始めた。そして豊前市内でスナックを営む女性と知り合う。現在の内縁の妻だ。

地元の飲み屋街では、内間は粗暴な振る舞いで有名だった。内縁の妻の店に勤務していた女性は、内間のことをよく覚えている。

「店に通うようになったのは3年前。内間ではなく、幸美龍成(ゆきみりゅうせい)と名乗っていました。『芸能人っぽい名前ですね』といったら『本名や』と関西弁で答えていました。『20年くらい刑務所にいたことがある』と話したことがありましたが、どんな罪で服役したのかは聞いていません」

行きつけの店には「幸美」名義でボトルをキープしていた。

「身長は170cmくらいでがっしりした体型。ブランデーが好きで、飲むとよく大橋純子の『シルエット・ロマンス』を歌っていました。閉店までいることが多く、長文のメール攻撃でママを口説き落としたみたいです。あるとき、ママが口元を腫らして店に来たことがあって、理由を聞いたら『うちの人にやられた』といっていました」(同前)

この店は内縁の妻の妊娠を機に閉店したという。暴力癖については、別のスナックのママもこう証言する。

「土木関係の仕事をしていたようです。若い部下を連れて週に2~3回来ていましたが、部下たちは彼を恐れて、無理矢理付き合わされている感じがしました。筋肉質の体が自慢で、Tシャツをめくっては『すごいやろ』と悦に入っていました。私の店ではありませんでしたが、ほかのお客さんとケンカをして出入り禁止になっている店が結構あったみたいです」

そう話す彼女も内間に襲われそうになったことがあるという。

「店の女の子も帰った後の閉店間際、2人だけになったときに、突然、床に押し倒されました。騒いだら逆上して何をされるかわからないと思って、とっさに『そんなに焦らんで、ちゃんと服を脱いだら』といってなだめて、トイレに逃げ込んで夫に電話をし、助けに来てもらいました。こちらも客商売なので警察には通報しませんでしたが、思い出すだけでゾッとします」

裁判