織田秀成

織田秀成（おだひでなり、? - 天正2年9月29日（1574年10月13日））は、戦国時代の武将。織田氏の一門衆。織田信長の弟。他の兄弟に信広、信勝、信包、信治、信時、信興、秀孝、信照、長益、長利らがいる。通称は彦七郎、半左衛門尉（はんざえもんのじょう）。姓は津田を用いた。

略歴

織田信秀の8男、あるいは9男と伝わる。秀成の事跡は史料にほとんど残されていない。唯一詳細に見えるのが天正2年（1574年）の長島一向一揆攻めの際であり、『信長記』では秀成は一江口から攻撃した織田信忠の軍勢の大将のひとりとして参加している。9月29日、一向一揆の決死の反撃を受けて討ち死にした。他に事跡が伝わっていないことから、あまりに若くして死没したものと推測されている。

参考文献

• 西ヶ谷恭弘『考証、織田信長事典』　東京堂出版、2000年
• 阿部猛 『戦国人名事典コンパクト版』 新人物往来社1990年

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