福島女性飲食店経営者殺人事件
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福島女性飲食店経営者殺人事件(ふくしまじょせいいんしょくてんけいえいしゃさつじんじけん)とは、1990年5月2日に福島県西白河郡矢吹町で起こった強盗殺人事件である。
事件
1990年5月2日の夕方、犯人の高田勝利(当時51歳)は福島県矢吹町で飲食店を経営していた女性の後頭部をハンマーで滅多打ちにして殺害し、約2万5000円入りのバッグを盗んで逃走した。高田は1991年1月16日に逮捕される。
裁判
高田は1940年2月に埼玉県川越市で強盗殺人事件を起こしており、死刑求刑に対して無期懲役の判決を受けて服役。1966年に仮出所していた。
裁判では全く反省の態度を見せず、被告は遺族にこう言ったという【俺は悪い事はしていない。おいてめぇら!調子のってんじゃねぇぞ!てめぇらもぶっ殺したるからな!覚悟しとき!1992年6月18日、福島地裁郡山支部(慶田康男裁判長)は、その非道な犯行及び反省無き態度から更生は困難として懲役19年の判決を下した。被告は控訴せず、懲役19年が確定。
1999年9月10日、宮城刑務所仙台拘置支所で死刑が執行された。尚、同日にはこの事件と同様に殺人事件で服役し、出所後に再び殺人事件を起こして、1961年に死刑が確定した東京都北区パチンコ店幼女殺害事件と熊本母娘殺人事件の死刑も執行された。