長後駅
提供: Yourpedia
2015年2月21日 (土) 23:07時点における獅子堂重工 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''長後駅'''(ちょうごえき)は、神奈川県藤沢市下土棚にある小田急電鉄江ノ島線の駅...」)
長後駅(ちょうごえき)は、神奈川県藤沢市下土棚にある小田急電鉄江ノ島線の駅である。駅番号はOE 08。
歴史
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 新長後駅として開業。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみで運行されていた。
- 1944年(昭和19年)11月27日 - 貨物扱い開始[1]。
- 1945年(昭和20年)6月 - 「直通」が廃止されて各駅停車が全線で運行されることとなり、その停車駅となる。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1955年(昭和30年)3月25日 - 通勤急行が設定され、停車駅となる。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 長後駅に改称[1]。
- 1961年(昭和36年)10月 - 急行の停車駅となる。
- 1966年(昭和41年)11月6日 - 貨物扱い終了[1]。
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。また、湘南台寄りには渡り線が設置されており、緊急時には折り返しが可能である。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■江ノ島線 | 下り | 藤沢・片瀬江ノ島方面 |
3・4 | ■江ノ島線 | 上り | 相模大野・新宿・千代田線方面 |
内側2線(2・3番ホーム)が主本線、外側2線(1・4番ホーム)が待避線である。
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は35,272人である[2]。 1991年度以降乗降人員数は減少傾向にある。テンプレート:独自研究範囲このことから、2002年3月23日から運行を開始した湘南急行(現・快速急行)は湘南台駅に停車し、当駅は通過している。駅の西側に近接する綾瀬市民も当駅を利用する。1日平均乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1929年 | 548[4] | |
1930年 | 417 | |
1935年 | 275 | |
1940年 | 744 | |
1946年 | 5,347 | |
1950年 | 5,237 | |
1955年 | 6,324 | |
1960年 | 9,503 | |
1965年 | 21,642 | |
1970年 | 30,652 | |
1975年 | 39,103 | |
1980年 | 45,283 | |
1985年 | 49,677 | |
1990年 | 52,337 | |
1991年 | 52,701[5] | |
1995年 | 49,244 | |
1996年 | ||
1997年 | ||
1998年 | 22,914[6] | |
1999年 | 21,124[7] | |
2000年 | 40,820 | 20,075[7] |
2001年 | 19,177[8] | |
2002年 | 18,373[8] | |
2003年 | 36,318 | 17,753[9] |
2004年 | 35,551 | 17,941[9] |
2005年 | 35,694 | 17,983[10] |
2006年 | 36,371 | 18,325[10] |
2007年 | 36,383 | 18,310[11] |
2008年 | 36,153 | 18,150[11] |
2009年 | 34,869 | 17,501[12] |
2010年 | 34,760 | 17,443[12] |
2011年 | 34,811 | 17,455[13] |
2012年 | 35,133 | 17,600[14] |
2013年 | 35,272 |
駅周辺
周辺には以下の施設のほか、コンビニエンスストアなどの小規模店舗が複数立地している。
- 国道467号
- 長後街道
- 藤沢市長後市民センター
- 藤沢市少年の森
- 藤沢北警察署長後駅前交番
- 藤沢湘南台病院
- 神奈川県立藤沢総合高等学校
- NTT東日本長後ビル
- いすゞ自動車藤沢工場
- 藤沢北郵便局
- 長後郵便局
- りそな銀行
- 横浜銀行
バス路線
以下の路線が神奈川中央交通により運行されている。 なお、2011年現在、西口の停留所の乗降客が飽和状態に達していることから、ロータリー付近の建物を解体し、停留所の増設を行う工事が行われている。
東口
西口
- 1番乗り場
- 長12系統 - 下土棚行
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 4番乗り場
駅名の由来
高座郡の長である「長郷」が変化した「長後」が由来となっている。
ただし、当駅は長後地区(設置当時は渋谷町に所属)ではなく南に隣接している下土棚地区(設置当時は六会村)に設置されている。
その他
- 1966年から1967年まで大船駅から運行していた横浜ドリームランドへのドリームランドモノレール線は、当駅からも敷設する計画があったが、結局頓挫した。なお、ドリームランド駅付近は当駅からの敷設を考慮して複線の走行桁が設置されていた。
- 1978年松竹映画「事件」は長後が舞台になった作品である。松坂慶子、大竹しのぶ、永島敏行等の日本映画界を率いる俳優が出演。大岡昇平原作の同名小説の映画化である。
- 現在湘南台駅を通る相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄は、当初は当駅に乗り入れする予定であった。しかし、地元商店街の猛烈な反対で頓挫し、結果、湘南台駅に白羽の矢が立てられた。この時反対した地主らは1990年代以後の湘南台の急激な発展に自らの行いを後悔したという。さらに高座渋谷駅周辺の再開発が進展したので本駅周辺は寂れつつある。要出典
隣の駅
- ■小田急電鉄
- 江ノ島線
脚注
[ヘルプ]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 市史編さん - 藤沢市文書館
- ↑ 小田急電鉄「1日平均乗降人数」
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 開業年
- ↑ 当駅の乗降人員最高値年度
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)223ページ
- ↑ 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度)225ページ
- ↑ 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成15年度)223ページ
- ↑ 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧(平成17年度)225ページ
- ↑ 10.0 10.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)227ページ
- ↑ 11.0 11.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)241ページ
- ↑ 12.0 12.1 神奈川県県勢要覧(平成23年度)239ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成24年度)235ページ
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成25年度)237ページ
関連項目
外部リンク
|