海神駅
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海神駅(かいじんえき)は、千葉県船橋市海神五丁目にある、京成電鉄本線の駅。駅番号はKS21。
年表
- 1919年(大正8年)10月25日 - 京成電気軌道の駅として開業[1]。
- 1929年(昭和4年)12月25日 - 総武鉄道野田線(後に東武鉄道に吸収合併。現・東武野田線)接続。
- 1933年(昭和8年)11月1日 - 利用客低調を理由に野田線の船橋 - 海神の営業を休止[2]。
- 1934年(昭和9年)4月3日 - 野田線の船橋 - 海神間が廃止され、京成本線のみの駅になる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームは踏切に挟まれており、6両編成の列車分の有効長である。
駅舎は下り線ホーム側にある。改札口にある自動改札機は2基あるが、通路の幅がとても狭いため、並べて設置することができず、1台ずつ向きを変えて設置している。また、上り線ホーム側の出入口は車椅子利用者が駅員の付き添いのもと利用できるリフトがあるため、一般の乗客は使用できない。
各ホーム間は跨線橋により連絡している。現時点ではエレベーターとエスカレーターが設置されていない。
トイレは1番線ホームのほぼ中央にある。
2012年度に改良工事が行われ、駅舎を建て替える他、自動改札機の増設、エレベーターの新設、トイレの2番線ホームへの移設などが行われる予定である。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京成本線 | 上り | 日暮里・上野・押上・ 都営浅草線・ 京急線方面 |
2 | 下り | 船橋・千葉・成田空港方面 |
- 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。
利用状況
2013年度の一日平均乗降人員は4,719人[3]で、京成線内69駅中第53位であった。
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 2,404 [4] |
1999年 | 2,348 [5] |
2000年 | 2,292 [6] |
2001年 | 2,267 [7] |
2002年 | 2,213 [8] |
2003年 | 2,262 [9] |
2004年 | 2,295 [10] |
2005年 | 2,258 [11] |
2006年 | 2,235 [12] |
2007年 | 2,269 [13] |
2008年 | 2,295 [14] |
2009年 | 2,275 [15] |
2010年 | 2,251 [16] |
2011年 | 2,270 [17] |
駅周辺
当駅は千葉街道(国道14号)の北側の一段高い、地元では海神山と呼ばれる丘陵部に位置している。海神山には昭和初期に富裕層の別荘が建ち始めたことに由来する大きな邸宅が多いが、2000年代に入ってからは、売却などにより大邸宅の小規模な住宅地への再開発が進んでいる。
駅前通りは狭いながらも地元住民の利用する商店街として賑わっていたが、2000年代に入ってからは閉店・廃業した商店や銭湯なども目立つ。
東葉高速鉄道東葉高速線の東海神駅は当駅からはやや距離がある。
- 千葉街道(国道14号)
- 千葉県警察船橋警察署 海神交番
- 船橋中央病院
- 船橋海神郵便局
- 京葉銀行 海神支店
- TOTO 船橋ショールーム
- デニーズ 船橋海神店
- スーパーマーケット スーパーマックス 海神店
- セブン-イレブン 船橋海神5丁目店
- 飛ノ台史跡公園博物館
- 二葉幼稚園
- 海神公民館
隣の駅
脚注
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- ↑ 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 3号 関東1』新潮社、2008年、p.37
- ↑ 白土貞夫「薄命な総武鉄道海神線を探る」『鉄道ピクトリアル』No.799 2008年1月臨時増刊号、156頁
- ↑ 京成電鉄 駅別乗降人員
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成24年)