祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン
『祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン』は、ビックリマンシリーズのアニメ作品。テレビ朝日にて2006年10月15日から2007年9月30日の間に、毎週日曜6:30~7:00の時間帯で全46話が放送された。
概要
ロッテのシール付き菓子シリーズ『ビックリマンひかり伝』を元にして、ビックリマンシリーズの最古を描いている。過去に登場した舞台や人物の原型などを多数登場させ、そのルーツを明かしていくなど『ひかり伝』の特徴をそのままに反映している。また、初代『ビックリマン』の主人公達がメインキャラクターとして登場するなど、旧来のファンにとって懐かしい演出が随所に散りばめられている(詳しくは余談の節も参照されたい)。
レギュラーの声優陣に木内レイコ、田中真弓、草尾毅、池澤春菜という前番組『ガイキング』のメインキャストを一部踏襲した形態をとった。
本編終了後にはおまけコーナーがあった。1~21話までは十字架天使が占いをする「ラッキーシール」、22話からは十字架天使が視聴者からの質問に答えるという体でミニコントを展開している。(質問コーナーは当初、ホームページで視聴者からの質問を受け付けてそれに答える予定だったが、結局質問を受け付けるシステムは出来なかった。)尚、これらのコーナーはDVDにも収録されている。
本放送中には時限クイズコーナーが展開。携帯サイトにアクセスし、毎週出題するクイズに連続正解すると、抽選で番組限定のシールが貰えた。
ストーリー
お守りの世界「まとば」で平和に暮らすゲンキとジェロの元へ、ある日不思議な七つの光が降り注ぐ。はるか未来からやって来た天使達、ヤマト王子と十字架天使、そして謎の亀。ゲンキ達はヤマト王子達に協力し、七人の若神子の結集と真白域への到達を目的に旅をはじめるのであった。
現在の登場人物
ビックリマンにおいて、創世記である最も古い時代の住民たち。それぞれが未来に登場する人物たちの祖先であり、彼等の身に何か起きた場合、大変な事になる。 この世界を正常化するためには、七因王の封印を解き、大ソライ塔を修復する必要がある。
まとば
真白域と真黒域の間に出来た中立地帯。お守りが多く暮らしている。後の世の表層界の関連のある地域。真白・真黒双方のエネルギーの影響を受けている。
新守
- 聖光(せいひかり)ゲンキ→真・聖光ゲンキ:木内レイコ
- 本編の主人公であるお守り。青色の髪に青緑の瞳と抜群の運動神経を持つ元気な少年。食いしん坊でかわい子ちゃんが大好き。非情に前向きで底抜けに明るい性格だが、親友のジェロがいないと不安で堪らなくなる一面も。口癖のラッキーが力の源であり凄まじいプラス思考の持ち主である。芭蕉扇で風を起こして必殺技を繰り出す事が出来る。振り回すと「ビックリシタナー猛風」、青い方で振ると「ヨーロレ冷風」、赤い方で振ると「ドレミファ温風」となる。
- 仲間全員に独特のあだ名をつけている(ただしジェロは除く)。
- 悪魔達との激闘の末に「真・聖光ゲンキ」へとパワーアップを果たす(1度目は七因王の天児スサノの力を借りて、それ以降はセブンシールドを呼び出すことで、最終的には自分の意思でパワーアップが可能となる)。必殺技も魔の力を取り去る「聖光ビックリシタナー猛風」へと強化され、更に超高速で移動できる「元気動」を使うことができる。またセブンシールドを芭蕉扇で打ち鳴らすことにより、聖なる音の衝撃波で乱れた時空を正したり、魔の力を排除したりもできる。この効果は、セブンシールドと聖ラー真盤を合体させることで、より強力になる。
- 旅を終えた後は、旅の仲間達と共にまとばで暮らしている。
- 聖太子(せいたいし)ジェロ→聖昇女ジェロ:園崎未恵
- ゲンキの親友であるお守り。茶色の長髪に緑の瞳を持つ。周りが散らかっていたり、不潔な事が大嫌いな極度の潔癖症。ゲンキがいないと潔癖症が暴走し、まわりに迷惑をかけることがよくある。常に誰に対しても敬語であり「カンペッキー」が口癖。発明が得意で、何かあると「かんぺっ機○○号」(番号は順不同)と言う機械を自作するが、不具合が生じることが多い。気持ちが高ぶると「聖ラー真盤」が発動し、普段とは見違えるような閃きを発揮する事ができる。また、聖ラー真盤は防御壁としても使う事が出来、真白域へ向かう船「大飛び岩」の操舵を担う力も秘めている。
- ジェロはゲンキ同様に新守である。ちなみに中性的性質をもって誕生しており、男でも女でもないのだが、当人は男の子と思いこんで生活していた。だがその容姿から女の子と思われやすく(さらにメガネを外すと女の子っぽい顔立ちである)、それを気にしていた。その為、騎神アリババに告白されてしまった事がある。物語開始前から潜在性の大きさに気付いた超聖神ディアナが自らの後継者として選出している。そして最終決戦にて「ゲンキを好きだ」と言う思いを開放させ、一時的にまとばを束ねる女神として成長を遂げた。旅が終わった後は再び中性の姿へと戻っている(曰くまだ女の子にはならないとのこと)。かなり微妙な位置付けではあるが本編のヒロイン的存在とも言えないこともない。
- 超聖(ちょうせい)ジェロニクスゲンキ:木内レイコ
- ジェロとゲンキが互いに思いを打ち明け一つとなる道を選び、その力を融合させた存在。超空間を消滅した後に融合を解除し、元の二人へ戻った。
お守り
- 光動鬼ウルフライ:島田敏
- 強い側につくのがモットーのあくどい商売をしているお守り。常に金儲けの事を考えていて、裏切ったり、嘘をついたりとやや悪魔的な卑怯な性格だが、面倒見がよかったりと憎めないところもある。最初は金儲けの為のカモにしていたゲンキ達と旅をして触れ合ううちに、金儲け主義の考え方に変化が見られていく。
- 非常に女好きで、行く先々で美女を見つけては「○○年に一度の相手」と口説いている。元彼女の聖モイラッキーだけは価値観が合わず苦手に思っていたが、最終的には聖モイラッキーと寄りを戻している。裏切ったり、何か企んだりしている時に「ペロリ~ン」と口癖が出る。最終回ではゲンキ達が住んでいる村に住み着いている様子。
- 気光子氷ミコ:小桜エツ子
- 元真黒域の女幹部。聖フェニックスを人質に取る事で一本釣帝とピーター神子を真黒域側に引き込み、若神子同士を戦わせようとしていた。サタンマリアの先祖にあたり、理力と魔力両方を扱うことが出来る。実はお守りとして生まれ,幼少時はお守りらしい容姿をしていたが、親友を助ける為に空を飛ぼうとしたところを、悪魔の翼が生えて悪魔のような容姿となり、それを見た親友は逃げ出してしまい、ショックを受け住んでいた村を飛び出すもその容姿のせいで何処でも蔑まされてしまうという過去を持つ。そのトラウマをスーパーデビルに利用され、サタンマリアを召喚する際の依代にされた。また、最終決戦では体に埋め込まれた魔魂球のかけらの影響で、ワンダーマリアに似た超悪魔W氷ミコへと強制変化させられてしまった。
- マクロ側に所属していた頃は子供らしい無邪気さと悪意が入り混じった性格だったが、本来は友達思いの優しい性格である。ゲンキと出会って「みんなで笑う事がハピラッキー」と教えられてからは、徐々に本来の自分を取り戻し悪行を続けるマクロ側と決別していく。初地層での戦いで過去のトラウマを払拭してからは、ゲンキ達に仲間として迎えられた。また聖フェニックス、若神子達とも和解した。ゲンキからは「ヒミヒミ」と呼ばれている。最終回ではネロクイーン同様、ゲンキ達が住んでいる村に住み着き、ゲンキ、ジェロと一緒に行動している。
- ニャンニャンチアリーダーズ
お守りの少女達が結成したチアリーダー。初期はモンモンタイム時のみ登場していたが、21話で正式登場を果たす。その後もニッコリー温泉編のミニコーナーである「あの人は今?」ではリポーターを務めたりもしている。
七因王
- 天児(あまのこ)スサノ: 草尾毅
- 「動」因子を持つ、ヤマト王子の先祖。亜魔岩戸ゴロを退治し、天児の里に平和をもたらした英雄。ある日石像を残して姿を消したが、レインボル大瀑布での戦いにてゲンキのピンチに現れ、ゲンキをパワーアップさせた。また、ヤマト王子に話しかけ、アドバイスを与えたりもしている。大ソライ塔の初地層の頂上、黒い森の中心、ひときわ高い木の根元の深い洞穴の中に封印されていたが、ゲンキ達の活躍により解放された。
- 天登(ヘブンクライマー)男ジャック: 田中真弓
- 「遊」因子を持つ、天子男ジャックの先祖。大ソライ塔の承火層に封印されていた。大飛び岩の管理をしていた。
- 騎神子(きじんし)アリ: 小林由美子
- 「夢」因子を持つ、騎神アリババの先祖。大ソライ塔の結空層に封印されていた。
- 鞍馬天子若(くらまてんしわか): 置鮎龍太郎
- 「霊」因子を持つ、牛若天子の先祖。やはり無口である。大ソライ塔の結空層に封印されていた。
- 男一本(だんいっぽん)ドッコ: 千葉一伸
- 「界」因子を持つ、一本釣帝の先祖。やはり土佐弁でしゃべる。大ソライ塔の起水層に封印されていた。
- 聖(せい)ナイトロビン: 優希比呂
- 「豊」因子を持つ、魯神フッドの先祖。大ソライ塔の転風層に封印されていた。
- 聖星(セントスター)ピエトロ: 雪野五月
- 「光」因子を持つ、ピーター神子の先祖。大ソライ塔の起水層に封印されていた。
聖獣
- 聖(セイント)ズー(シロロ): 前田愛
- 全ての時空を駆ける、まとば世界の聖なる狛犬。小さい頃のゲンキとジェロの元へ降って来て、ゲンキの額に星マークをつけた。ゲンキに白いから「シロロ」と名付けられ二人に飼われていたが、突然現れた宙魔シヴァヘラからゲンキとジェロを守るため消えていった。その際ゲンキにひかりセブンのペンダント、ジェロに星マークのペンダントを残す。また、7人の若神子を未来から導いたのもシロロである。
天使
- 聖モイラッキー:斎藤千和
- ウルフライの元恋人。一見可憐な少女だが、過激な攻撃性を秘めている。瞳には男を萌え萌えさせる力があり、その瞳に魅入られたウルフライがナンパをして結婚を申し込んだ。後に本性に気付いて逃げ出したウルフライを、執拗に追い回し嘘つきな悪性を更正させようとしていた。
- 聖天テラ:福圓美里
- 天児の里の巫女。聖なる白き光を感じる力を強く持っており、ディアナよりマシロードの案内役を任された。ゲンキのことが好き。
- 聖英ナポネロン:橋本晃一
- レインボル大瀑布を守る大天使。聖英ナポネロンに真の英雄と認められた者だけがレインボル大瀑布を越え、風のエリアから次のエリアへ行くことができる。英雄と認めてもらうためには、まず聖英ナポネロンの名をカッコ良く叫び、次に自己紹介をして彼に認められなければならない。ゲンキ達は全員ドジ属性だった為、なかなか認めてもらえなかった。
- 大きりえ師:龍田直樹
- ヘルリストの持っていた古文書に宿っていた天使。全ての空間を越えた存在。ゲンキ達に大ソライ塔の秘密を教えた。
悪魔
- 魔導ヘルリスト:石塚運昇
- ウルフライの師匠である悪魔。クロノズーに匹敵する実力者と思われていたが、実は気の弱い小型の悪魔。伝説の大ソライ塔に似せた城に住み、クロノズーの声真似をして大物風を吹かせていた。ハッタリがバレてからは、縄張りも他の悪魔に占領されてしまい、ウルフライにも「ヘル公」と呼ばれ立場が逆転してしまった。城が崩壊してからはネロクィーンやウルフライと共に行動している。
ラッキーセブン
- 吉福神:阪口大助
- ゲンキにラッキーな事が起きると胸のひかりセブンのペンダントが光り、吉福神が降臨する。宝船を抱えており、船には七福士が乗っている。泥棒風の髭を非常に気にしており、馬鹿にされると激怒して雷を落とす。
七福士
吉福神の船の中に住んでいる七人の神。それぞれが吉福神の選んだラッキーカラーにより一日一回登場する。
- 弁財アキ:田中真弓
- 意味不明な歌を歌うが、実は彼女の歌声にはあらゆる人を活性化させる力がある。本作のエンディングテーマも担当している。若い頃は「下町のプリンセス」と呼ばれていた。実は離婚歴があり、早く再婚したいと思っている。ラッキーカラー「パープル」。
- 福緑キョク:鈴木琢磨
- 敵の弱点を指し示したり、どんな球(矢)でも百発百中にさせる。シャイな性格なため影から応援する事も。ラッキーカラー「ホワイト」。
- 寿老ヒャク:竹本英史
- パワーを与えて何かをヒラメかせたり、眠っている力を解放したりする。ラッキーカラー「グリーン」。
- 大黒テンアン:竹本英史
- 堕落した悪魔の心を精神的に攻め立て改心させる。ラッキーカラー「ブルー」。
- 夷ヒルコ:鈴木琢磨
- もっている釣竿で何かを吊り上げ、皆を良い流れに乗せていく。ラッキーカラー「オレンジ」。
- 毘沙タモン:梁田清之→鈴木琢磨
- 相手を盾でぶんなぐると防御力上昇、槍でつつけば攻撃力が上昇する。ただ、ものすごく痛い。ラッキーカラー「レッド」。
- 布袋プー:竹本英史
- 何をもらえるかはわからないが、工夫すれば何かに使えるアイテムをもらえる。ラッキーカラー「イエロー」。
神々の世界
超聖神と呼ばれる神々が統治する世界。現在、二人の神々の勢力によって分断化されている。
真白域
超聖神ディアナの統治する「真白き世界」。世界の全てが白く、天空に浮かぶ城のように天へそびえている。
超聖神
- 超聖神ディアナ:西原久美子
- 白い世界「真白域」を治める超聖神。一見すると優しく暖かい笑顔の女神だが、マクロに対しては根絶を目論むなど容赦のない冷酷な一面も持つ。ディアナの肩にある鳥形のマスク(シャドーマスク)は、戦闘時には顔面を覆い、戦闘形態(白鳳凰有機体)になる。話す時に「スパーン」「シャキーン」などの擬態語を使う。
- クロノズー同様全世界のマシロ化(マクロ因子の根絶)を目指し、マシロ側の最終兵器「キラキラットスター」を制御する為に若神子たちを真白域へ導こうとしていた。まとばにある謎の壁画に若神子に混じってジェロとゲンキが描かれているのはディアナの意思であり、真白域への導き手として自ら選出した。
- クロノズーとも直接対決したが、マシロとマクロの戦いが全世界を破滅させる超空間を生んでしまったことに気づき、ゲンキとジェロによって世界が救われた後は、マクロ側と休戦する事に合意した。
超聖使
- 超聖使レッドムガルP:増谷康紀
- 狐のような外観の超聖使。
- 超聖使ミログリーンP:置鮎龍太郎
- 「んだんだ」「~べな」といった田舎風の言葉で喋る超聖使。
- 超聖使ブルーインカP:鈴木琢磨
- オウムのような外観の超聖使。他の超聖使が言ったことを真似して喋ったり、ポロリと本音を漏らしてしまう事も。
配下
- 森聖タピフォー:増谷康紀
- まとばの外の宇宙でマクロ軍と戦うディアナの配下。
- 天舞ホワイトイカロス:伊藤健太郎
- マクロ軍と戦うディアナの配下の一人。宇宙での戦いにはホワイトイカロス号に乗って臨む。幻子テンマは彼の部下である。氷ミコに翼を切られてまとばに墜落するが、ゲンキ達の力を借りて再び戦線へ復帰した。最終回では翼が元に戻っている。
真黒域
超聖神クロノズーの統治する「真黒き世界」。世界の全てが黒くくすみ、地底世界のような趣を持つ。
超聖神
- 超聖神クロノズー:石塚運昇
- 黒い世界「真黒域」を治める絶対なる存在。魔妃ネロクイーンにマクロシールを与え、若神子の討伐を命じた。大ソライ塔を崩壊させ、全世界のマクロ化を目論んでいた。「ズッドーン」「バーン」など話すときに擬態語を用いるのが特徴。
- 手にした筆で空中に書いた絵を実体化させることができる。それにより、自分の分身をまとばに送り込んだり、スーパーデビルの魂を入れる為の体を実体化させたりした。
- 実はスーパーゼウスの先祖であることが判明。最終決戦にてマシロとマクロの争いが全世界を破滅させる超空間を生んでしまったことに気づき、ディアナに休戦を申し入れた。
超聖使
- 超聖使シアントラス:竹本英史
- 語尾に「~~~でゴワス」とつけて喋る超聖使。頭部が宇宙のような外観をしている肉体派。失敗続きのネロクィーンを見限らず、何かと面倒を見るなど情に厚い性格。最終決戦にてBM大魔星の起動を任され、命を落としかけたがネロクィーン達に助けられ、九死に一生を得る。
- 超聖使マゼンタレイア→聖クィーンタレイア:柳沢三千代
- 語尾に「~~(です)ワン」とつけて喋る仮面を付けた女性の超聖使。武器に花びらを使う。ディアナの密偵という正体を明かすまでは、ゲンキ達のピンチを陰ながら救っていた。最終決戦にて二人の超聖神に仕えた立場から二人の真意を洞察し説得。争いを続ける超聖神達の和解に一役買った。最終回ではマシロ側に戻っている。
- 超聖使イエロス:鈴木琢磨
- 多色の体を持つ超聖使。4本の腕は切り離し可能で、帯のように広がり相手を捕縛する事が出来る。天使やお守りを悪魔に変える力を持つ。表面上は軽い性格だが、事が自分の思い通りにならないと冷酷残忍な面が露出する。外国人風の言葉で喋り、語尾に「デ~ス」「イェ~イ」とつけるのが口癖。天児スサノとヤマト神帝のW攻撃を受け戦線離脱した。
配下
- 魔妃ネロクイーン:沢海陽子
- 『ビックリマン』の魔肖ネロ及び『新ビックリマン』の内裏ネイロスの先祖である化粧が濃い目のオバサン悪魔。天使やお守りを誘惑し、マクロシールで悪魔に変える。作戦の着眼点は良いが、成果に結びつかず失敗を重ねる。上司のクロノズーに見限られかけているが、それでもめげずにクロノズーに好意を寄せていた。ウルフライの事は邪険に扱っているがそれなりに気になる存在であるらしく、男らしい格好をしたジェロを「ダーリン」と呼んだりと恋愛に忙しい。聖フェニックスと出会ってからは彼の虜になり、何とかフェニックスの気を惹こうと一途にアプローチを続けている。
- ゲンキ達と旅の中で色々やりあってるうちに、次第にゲンキ達の仲間のような感じになっていった。また、ゲンキ達のピンチを救おうとするなど情にもろい所がある。ウルフライ、ヘルリストとはいつの間にかトリオになり、「3バカ」の呼び名が定着してしまった。
- 部下思いなシアントラスを尊敬しており、BM大魔星の犠牲になりかけたシアントラスをヘッドロココ達と共に救った。
- シールでは太目でピエロの様な鼻を持ち肌が桃色という姿をしているが、アニメではこの姿は魔力を蓄積させた魔赤球を鼻につけてパワーアップした姿とされている。また、アニメでは通常は白い肌になっており、体型もそれほど崩れていない。
- 最終回ではゲンキ達が住んでいる村に住み着いている。
- 魔弾ラミバッカス:松野太紀
- ネロクィーンの部下で、真黒域に沢山いる悪魔。一体が分身して登場する事もある。語尾に「~っす」とつけて喋りあっていることがある。
- 宙魔シヴァヘラ:増谷康紀
- クロノズーより聖フェニックスの捕獲を任された悪魔。小さい頃のゲンキとジェロの前にも現れ、シロロを始末しようとした。語尾に「~ッヒ」とつけて喋る。未来の悪魔達を扇動し、一行に再三襲いかかる。最後は、イエロスがクロノズーから授かった超魔波動を与え巨大化して暴れるが、覚醒したヘッドロココに阻まれ、セブンシールドでどこかへ飛ばされてしまった。
- 万華鬼:小野坂昌也
- かつて七因王を封印した悪魔。近くにいるだけで七因王の動きを封じてしまう。体を破壊されても断片さえあればより強くなって再生する能力を持つ。ゲンキと氷ミコにより倒され復活を目論んでいたが、大きりえ師により異空間の狭間へ封印された。
未来の登場人物
はるか未来の世界の住民達。過去の世界であるまとばにタイムワープしたが、聖フェニックスと魂のみが移動したスーパーゼウス、スーパーデビル以外は時空移動の影響で殆どが記憶喪失になっている。
天聖界
神
- 亀(スーパーゼウス):八奈見乗児
- 天聖界ヘッドである全能の神。詳細はスーパーゼウス を参照。
- シャーマンカーン:永井一郎
- スーパーゼウスを補佐する全情の神。スーパーゼウスの育ての親であり、親友でもある。天聖界の賢者で、様々な古文書を解読し、アドバイスを与える。未来の天聖界にいるが、時空通信装置を使ってホログラムでまとばに飛来し、七因王の封印を解く方法と聖フェニックスがヘッドロココになる為のヒントを与えた。その後、ジェロが作った未来との通信機の試作品で再び登場し、天児スサノの居場所を教えた。
聖神子
- 聖フェニックス→ヘッドロココ:高戸靖広
- 未来の世界では8人の若神子を次界に導き、新たな世界を創造する使命を持った天使。若神子達のように肉体ごと時空を超えると記憶を失うが、彼だけはあらゆる時空の干渉を受けない。気光子氷ミコにより水晶に封印されてしまっていたが、セブンシールドにより封印を解かれ解放された。
- まとばへ来る前はヘッドロココの姿だったが、長期間水晶に閉じ込められていた為、パワーダウンしていた。理力が回復した後も、争いを好まない性格がヘッドロココへの覚醒を妨げていたが、仲間を傷つけられた事で怒りが高まり、聖戦衣化の姿を経てヘッドロココの姿を取り戻すことができた(平常時は聖フェニックスの姿)。ゲンキには聖フェニックス時は「フェニ様」、ヘッドロココ時は「ロコ様」と呼ばれている。
- 最終回後、スーパーゼウスと同じくまとばでの記憶が残っている彼は、未来においてゲンキ達との絆が神帝達の中で確かに息づいていることを実感する。
天使
- 十字架天使→クロスエンジェル:池澤春菜
- 遠い未来から亀と一緒にまとばへとタイムワープしてきた女の子天使。『ビックリマン』同様、語尾に「~(です)の」とつけて喋る。普段はおっとりとした優しい性格だが、スケベな事をされたりすると、怒って怪力を発揮するなど一行を驚愕させる事がある。また、恋愛事に対しては敏感で妄想癖がある。
- マクロシールによって悪魔に変えられた天使やお守りをマシロシール(十字架天使はよい子ちゃんシールと呼ぶ)付きの弓矢で元に戻すことができる。まとばへ来る前はクロスエンジェルの姿だったが、若神子達と同じく時空を超えた影響でパワーアップ形態と記憶を失ってしまい、まとばへ来る前の事はほとんど覚えていない。旅を続けるうちにヤマト王子に惹かれていく自分の気持ちに戸惑っていたが、聖フェニックスの理力でクロスエンジェルに変身した際、わずかに過去の記憶を、ヤマト王子を好きだったことを思い出した。クロスエンジェル時の武器は「黄金クロス砲」。「強力真っ白まじめ光線」を発射し、マシロシールがなくとも複数の悪魔を同時にマシロ化する事ができる。ゲンキには「十字架ちゃん」と呼ばれている。
若神子
- ヤマト王子→ヤマト神帝: 草尾毅
- 若神子のリーダー。詳細はヤマト王子を参照。
- 天子男ジャック→神帝男ジャック: 田中真弓
- 助っ人稼業を続けながら旅をする若神子。天登男ジャックの影響でキザな性格になっている。また、口が悪く、自信過剰で意地っ張りな性格だが、根は優しく面倒見もいい。何でも一人で出来るという強さが逆に記憶の覚醒を妨げ、最後まで若神子と判明していなかったが、他の若神子の姿を見ているうちにようやく自分が若神子と自覚し、覚醒することができた。
- 武器は「遊弦棒」。必殺技は「聖コインつぶて」。神帝時の武器は結晶化の力を持つ「遊晶剣」。神帝になった時に相手を結晶化する理力を持っていた為、聖フェニックスを封印した犯人かもと疑われてしまった。ゲンキには「ダンさん」と呼ばれている。
- 騎神アリババ→アリババ神帝: 小林由美子
- 元盗賊の若神子。騎神子アリの影響で疑り深い性格になり、誰も信じられず引きこもっていた。お守りの豆ツル子の優しさで心を開いたかに見えたが、結局疑り深い性格は治らず、時折人間不信属性を覗かせている。魯神フッドとコンビになって若神子を捜していたが、買物に付き合わされたりネコグッズを持たされたりしていた。
- 実はジェロに恋をしていたのだが、フッドに感づかれており事あるごとにからかわれていた。43話にて思い切って告白するが、当時はジェロ自身は男の子だと思っていた為、見事に玉砕し号泣した.(ちなみに質問コーナーによればジェロと団地で暮らすことが夢だった。)だが後にジェロは将来は女神(女性)になるという事を知るのだがゲンキがいるのと未来へ帰る運命がある為どのみち叶わない想いである。
- 武器はどんな扉も開くことができる「聖夢剣」。神帝時の武器は魔の力を反射する事ができる「夢鏡剣」。ゲンキには「アリリン」と呼ばれている。
- 最終回では、未来へ帰る直前、今までの記憶を失う事を恐れていたが、ジェロに『忘れない』と励まされて立ち直り、そしてジェロに幸せになるよう言い未来へと帰還。その後は、超悪魔渦重合(ウルトラデビルうずじゅうごう)の魔穴(デビルホール)に吸い込まれて一度命を落とす筈だったが、心の奥に残ったゲンキ達との絆に支えられて見事生還。本来の歴史を少しだけ変化させる結果となった。
- 牛若天子→牛若神帝: 置鮎龍太郎
- 無口な若神子。鞍馬天子若の影響でゲンキ達には無口な性格だと誤解されているが、口内炎や喋る時に舌を噛んでしまう癖が災いしているだけで、本当はゲンキ達と話したくて仕方がない。秘薬「イガイガ丸」で口内炎と記憶喪失が治り、念願の長話が出来るようになったが薬の効き目が切れてまた喋れなくなってしまっている。
- 武器は悪魔の力を奪う「聖笛」。神帝時の武器は水の力を操る「聖水剣」。ゲンキには「ウッシー」と呼ばれている。
- 一本釣帝→一本釣神帝: 千葉一伸
- ワイルドでダンディな海の若神子。男一本ドッコの影響で土佐弁でしゃべる。自分を若神子と知りながら、聖フェニックスの為にゲンキ達と敵対していた。気光子氷ミコに若神子の中に聖フェニックスを封印した裏切り者がいると思わされていた。その為若神子を全員捕まえて聖フェニックスの封印を解こうとしていたが、真実を知り仲間に武器を向けた事を激しく後悔し、絶望しかけたがヤマト王子達の励ましで立ち直り、彼らの元へ戻った。
- 武器はどんな獲物も釣り上げる「聖フック」。神帝時の武器は聖なる雫を放射する「聖雫剣」。ゲンキには「釣ぽん」と呼ばれている。
- 魯神フッド→神帝フッド: 優希比呂
- 猫オタクの若神子。一見クールで颯爽として見えるが、聖ナイトロビンの影響で、猫を見ると我を忘れムッハ~と悶え狂ってしまう。本物の猫を飼うと何も手につかなくなってしまうことを恐れ、何とか猫グッズで我慢しているが、旅に出た後も猫グッズを買い漁っている。その反面、アリババの弱みを握るなど策士な面も持つ。
- 武器は魔気を封じ込める「リンリンごう鐸」と魔の力だけを石化する「聖気理力の矢」。神帝時の武器は魔気を封じる力がより強力になった「神鐸剣」。ゲンキには「フーにゃん」と呼ばれている。
- ピーター神子→神帝ピーター: 雪野五月
- 子供っぽい若神子。聖星ピエトロの影響か、普段は凛々しく少しキザだが、思い通りにならない事があると幼児退行し、ワガママの甘えん坊な泣き虫になる。しかし、自分や相手の性格をきっちり把握し利用するしたたかな一面もある。一本釣帝と同様、若神子内で望まぬ戦いを繰り広げたが、真実を知りやはり一本釣帝と共に今までの自身の行動を激しく後悔し、全てをあきらめかけたが、かつて仲間達の励ましのおかげで晴れて戻る事が出来た。
- 武器は「聖星剣(セントスターソード)」。神帝時の武器は氷の力を持つ「星氷剣」。他に虹の架け橋を描く移動術「レインボーアーチ」を使う。ゲンキには「ピーくん」と呼ばれている。
天魔界
悪魔
- ウサギ(スーパーデビル):青野武
- ウサギの体を器としているが、正体は天魔界ヘッドのスーパーデビル。取り憑いているウサギは、『ビックリマン』第16弾のお守り帯衝刻(ゾンショッコク)である。
- 未来から強力な悪魔の魂を召喚してデビル軍を再結成し、過去を掌握することによって未来の世界も掌握しようと企む。またウサギ形態時に、氷ミコにサタンマリアの魂を憑依させたり魔魂球のかけらを埋め込んだりと計画に余念がない。クロノズーとは協力関係を築いているが、隙あらばその寝首を掻こうとしている。
- 最終決戦にてクロノズーから肉体を与えられて完全復活を遂げ、自らの計画を表立って実行する。しかし、実体化したスーパーゼウスに阻まれ、未来へ送り返された。
- サタンマリア:江森浩子
- 天魔界No.2ヘッド。ウサギ(スーパーデビル)によりマリアの先祖である氷ミコの体に、時空を超えてきた若神子の理力(天子男ジャックを除く)を注ぎ込まれ、未来から召喚された。しかし、セブンシールドの力により氷ミコの体から追い出され、未来へ送り返された。
次界
用語
- 大ソライ塔
- この宇宙の象徴である、万物の秤のようなもの。大きりえ師曰く「宇宙の全てを包み込むほど大きく、胸の中にしまえる程小さい。」「初地層」「起水層」「承火層」「転風層」「結空層」の五層で構成されている。小さい大ソライ塔は一人一人の胸の内にあり、心の揺れ具合を示している。大きな大ソライ塔は宇宙全体のマシロ、マクロのバランスを示す指標となっている。
- 大飛び岩
- 真白域へ向かう船。七因王が所有する7つのヘブンストーンを動力源に動作する。ジェロの持つ聖ラー真盤で操縦が可能。
- キラキラットスター
- マシロ側の最終兵器。全世界をマシロ化する事ができる。若神子がディアナの元に揃う事で制御が可能になる。BM大魔星の発動により劣勢となったマシロ側に勝利を齎すべく超聖使達の手によりBM大魔星へぶつけられた。
- 七福士
- 吉福神の抱えた宝船に乗っている7人の神。吉福神が選んだ今日のラッキーカラーによって登場する。そして、それぞれがゲンキもしくは仲間に何か幸運を授ける。ときどき、出番が終わったあとも居残ってその世界を楽しんでいる事もある。
- 超空間
- キラキラットスターとBM大魔星が融合した異空間。超聖神の力さえ撥ね退け、全宇宙を消滅させかねないほどの力を持つ。元は兵器であった自らの存在理由に苦悩している。
- 超聖神
- 世界を創生した神。超聖神は未来を見通すことができるが自分の未来は見通せないという特性を持つ。この世界には真白域の超聖神ディアナと真黒域の超聖神クロノズーの二人が存在し、互いの支配地域の壊滅を目的に戦争を続けている。両者とも真に望む物は世界の平和であり、最終決戦において直接戦う事で和解を遂げていく。
- 天聖界
- 未来にある天使達の世界。
- 天魔界
- 天聖界と同じく未来にある悪魔達の世界。スーパーデビルの策謀により、凶悪な悪魔達の魂がまとばへ呼び寄せられた。
- 七因王
- 若神子の先祖であるまとば世界の英雄。クロノズーの強力なマクロの力と、七因王が大ソライ塔に封印されてしまった為に、宇宙そのものである大ソライ塔が崩壊してまとばを覆いつくしてしまった。その為宇宙のバランスが乱れてしまったが、宇宙の秩序を取り戻す為、聖ズーを使い、若神子を未来から呼び寄せた。聖ズーの力を借りてまとばに来る事は出来ても短時間しか活動できない状態におかれていたが、若神子がそれぞれの先祖の七因王と出会って封印がとかれ、大ソライ塔も修復し、真白域への道が開けた。
- 妖精(ニンフ)メイド7
- 七因王の首飾りにいる、七因王の分身。ゲンキのひかりセブンと共にセブンシールドのパーツにもなる。また、若神子を神帝へパワーアップさせたり、大ソライ塔において七因王の封印場所へ導いたりもした。この首飾りは当初はそれぞれの若神子に託されていたが、最終的にはゲンキに託された。
- BM大魔星
- マクロ側の最終兵器。全世界をマクロ化する事ができる。起動には超聖使クラスの犠牲が必要。
- まとば
- お守りの暮らす世界。真白域と真黒域の中間(グレーゾーン)に位置する。
- 真黒域(マクロ)
- クロノズーが治める世界。
- 真白域(マシロ)
- ディアナが治める世界。
- マシロード
- まとば世界の果てから真白域の入口へ一気に移動できる空間。七因王の船である大飛岩で移動する。強力なマシロエネルギーが渦巻いており、大飛岩がフルパワーが出せないと安全に航海する事が難しい。
- モンモンタイム
- ネロクィーンやイエロスが、天使やお守り達を悪魔へと変換させる過程で繰り広げられる寸劇。ネロクィーンが発動する際には、心変わりを誘発させるタイミングやマクロシールの使用など発動条件がある。イエロスは、効果のより強力なスーパーモンモンタイムを無条件で発動する事が出来る。
- 若神子
- この世界の命運を握っている、後の未来で神帝と呼ばれる伝説の天使達の若き姿。七因王が聖ズーを使い、まとばに呼び寄せた。その際七因王の人格の影響を受けており、まとばに来る前とは多少違う性格になっている。無縁ゾーンを旅している時(聖フェニックスがヘッドロココになっており、アリババ神帝が神帝隊にいる事を考えるとビックリマン39~40話の間から)まとばに召喚されており、時空移動の影響で記憶と共にパワーアップ形態を失った。7若神子が揃い、心を一つにした事で七因王の分身である妖精(ニンフ)メイド7が出現し、その理力で神帝に戻る事ができた(ただし平常時は若神子の姿)。それ以降は強い理力を注がれたり、7人揃ってる時は天聖陣を組んだりする事で神帝に変身している。
- 最終回では、未来へ戻った際、再び時空を越えた影響でゲンキ達やまとばでの旅の記憶は失われてしまったが、ゲンキ達との心の絆は失われず、若神子達の大きな支えとなっている。
- 新守
- まとば生まれの全く新しいタイプのお守り。クロノズーがゲンキとジェロの力を見て命名した。天使にも悪魔にも今までのお守りにもない未知の力を秘めている。(シールでは、光動鬼ウルフライ、気光子氷ミコ、天舞ホワイトイカロス、幻子テンマ、天児スサノ、男一本ドッコ、騎神子アリ、妖精メイド7も新守扱いである。)
スタッフ
- プロデューサー:梶淳(テレビ朝日)、櫻田博之、鷲田正一(東映アニメーション)
- 原作:ロッテアド
- 連載:小学館-隔月刊コロコロイチバン!-
- シリーズ構成:隅沢克之、三条陸(20話~)
- 音楽:猪股義周、本田洋一郎
- 製作担当:額賀康彦
- キャラクターデザイン:青山充
- メカニックデザイン:佐藤元
- チーフアニメーター:直井正博
- 美術デザイン:本多敬
- 色彩設計:豊永真一
- シリーズディレクター:古賀豪
- 動画チェック:斉藤玲子、田中敏美
- 特殊効果:福田直征
- 色指定:豊永真一、森川有希、宮崎亮滋
- 背景:デザインオフィス・メカマン、アテネアート、マジックハウス
- デジタル撮影:ACCプロダクション、エースクリエイション
- 編集:後藤正浩
- 編集助手:牧信公
- 録音:立花康夫
- 録音助手:松田悟
- 選曲:芽原万起子
- 音響効果:古谷友二(スワラプロダクション)
- 記録:梶本みのり
- 演出助手:小川孝治、鈴木裕介、松阪弘
- 製作進行:鶴賀康彦、林雅之、岩田匡弘、湯澤史彰
- 仕上進行:北村聡、馬場厚成、村上昌裕
- 美術進行:御園博
- 協力プロダクション:スタジオダブ、アーククリエイション、DANGUNPICTURES
- 宣伝:千葉晶子→天野貴代(テレビ朝日)
- 音楽制作/協力:テレビ朝日ミュージック、東映アニメーション音楽出版
- 録音スタジオ:タバック
- オンライン編集:TOVIC
- 制作協力:東映
- 制作:テレビ朝日・東映アニメーション
- 著作権表示(C)LAD・テレビ朝日・東映アニメーション
各話スタッフ
- 脚本:隅沢克之、三条陸、長谷川圭一、富田祐弘、浦沢義雄、井上敏樹、戸塚直樹
- 演出:古賀豪、中島豊、山田徹、今沢哲男、細田雅弘、貝澤幸男、岩井隆央、松阪弘
- コンテ:入好さとる、大塚健、古賀豪、志田直俊
- 美術:本多敬、杉浦正一郎、吉田智子、常盤庄司、徳重賢、秋山健太郎
- 作画監督:直井正博、佐久間信一、今木宏明、佐伯哲也、山崎展義、梨澤孝司、石野聡、小松こずえ、三井寿
- 動画:ハヤシ株式会社・TAP・かぐら、MSJ武蔵野制作所
- デジタル彩色:TAP、かぐら、MSJ武蔵野制作所
主題歌
- オープニングテーマ
- 「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」(1~46話)
- 歌:高取ヒデアキ / 作詞・作曲:高取ヒデアキ / 編曲:川瀬 智
- エンディングテーマ
- 「あっちの世界はほっちっち」(1話~29話・34話~45話)
- 歌:弁財アキ(田中真弓) / お囃子:スーパーゼウス(八奈見乗児)、ネロクイーン(沢海陽子)、聖光ゲンキ(木内レイコ)
- 作詞:柚木美祐 / 作曲:Mayu / 編曲:大石健一郎
- (30話~33話)
- 歌:弁財アキ(田中真弓) / 作詞:三条陸 / 作曲・編曲:猪股義周
※歌詞中に出てくる「コガカントク」は、おそらくSDの古賀豪だと思われる。
- 「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」(46話)
- 挿入歌
- 「スーパーゼウスのテーマ」(45話)
- 歌:J.M.F / 作詞:谷穂ちろる / 作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:KAZZ TOYAMA
サブタイトル
- 天使と悪魔でモンモンタイム!オレがあるけばラッキーにあたる!!
- 激辛アッヒー!ゲンキVSヤマト王子!!
- 恋してペロリ~ン!裏切御免のウルフライ!!
- キラリ~ンいい仕事!助っ人男ジャック参上!!
- 太ったキミは美しい!白雪のアンチダイエット!!
- 熟年離婚はオソロシ~!無口でラブリ~?!牛若天子!!
- 迷い道ク~ネクネ!十字架ハートはドン底ラッキー!!
- 引きこもった若神子!アリババ、ガガ~ンと大妄想!!
- エリマッキーの嵐!仲良しシロロで大ゲンカ!?
- ありえナッシング!敵は龍宮城の一本釣帝!!
- 恋のラ・ラ・ラ・ラ~メン源郷!俺たちはチャーシューじゃない!!
- カンペッキ~VSム~ダダヨ!ジェロ、お前はお荷物だ!!
- アザブっ!セレブっ!!ネガティブっ!!!3人の十字架天使
- ヤマト大変身!ピ~くん、大人は嫌いでチュ!!
- あ~ちす島でコトブッキー!ジェロ&ネロ、許されざる愛・・・
- らぶらぶムッハ~!魯神フッドはアイツに夢中!!
- ピョピョ~ンとまるわかり!これが“ひかり伝”の戦い?!
- ヌハハハッと因縁対決!スーパーゼウスVSスーパーデビル!!
- 浪花節だよダンさんは!極楽マッサージあっ・ウ~~ン!!
- ゲンキの雄叫び!真ヒィィィロォォォ誕生ぉッ!!
- 危ないモンモン!!解散!ニャンニャンチアリーダーズ
- バトル・ニンニク・ロワイヤル!プロレス愛の卍固め!!
- 君は萌えに死ねるか?!い・け・な・いウルフトラップ!!
- ワンワン・ワーキングプア~!給料返せ花咲か仙人!!
- 恋の堕天使トライアングル!もう戻れない・・・魔性の花園!!
- シルバーエイジ・ザ・グレート!からくり忍術大合戦!!
- マシンガン・ベラベ~ラ!ウッシ~が語る若神子の秘密!!
- 大ソライ塔の謎!スットーンと最強の悪魔登場?!
- 7人のマエムッキー!救え愛しのフェニックス様ぁぁっ!!
- 温泉ポロリでニッコリ~!?フェニ様歓迎!湯けむりバラエティ
- コントだ落語だマンザイだ!三大芸人、まとば最大の決笑戦!!
- 温泉プロファイラーの秘事件簿!消えたフェニ様、逆転のトリック!!
- さらば温泉の日々…ブラ~ッとグルメ秘境旅
- カ~ンっと今こそカガヤッキー!復活!!ヘッドロココ様
- パンチDEニャオ~ン!らぶのりフィ~リング大作戦!!
- ドリームジャンボオヤジ!ギラッと魅せる真夏のモテ技!!
- 悪魔が来たりてゲ~ロゲロ!六つ墓の呪いじゃ~っ!!
- 銀田一最後のミステリー!この結末だけは話したくなかった…
- 撮影所はロードショ~ック!悩める巨匠の天国と地獄!!
- さらば麗しのネロクイーン…愛の3バカたち!!
- 曇りのちハバタッキー?!翼の折れたヒミヒミ…
- ついにそろったオールスター!止めてくれるなマシロード!!
- らぶウォーズ最前線!罪深き背徳の十字架!!
- ファイナルI・悪魔のハンゲッキー!デビル完全復活!!
- ファイナルII・天使のショーゲッキー!さらばゼウス様!!
- ファイナルIII・お守りハピラッキー!まとばより愛をこめて…
関連商品
DVD
東映から販売されているTVシリーズを収録したDVD。毎巻4話収録で、初回版のみ限定ビックリマンシールを3枚封入している。
- vol.1 - 2007年3月21日発売。1~4話収録。特典映像:TV予告編。
- vol.2 - 2007年4月21日発売。5~8話収録。特典映像:ノンスーパーOP
- vol.3 - 2007年5月21日発売。9~12話収録。特典映像:ノンスーパーED
- vol.4 - 2007年6月21日発売。13~16話収録。特典映像:ノンスーパーED
- vol.5 - 2007年7月21日発売。17~20話収録。特典映像:ノンスーパーED
- vol.6 - 2007年8月3日発売。21~24話収録。特典映像:ノンスーパーED
- vol.7 - 2007年9月21日発売。25~28話収録。
- vol.8 - 2007年10月21日発売。29~32話収録。
- vol.9 - 2007年11月21日発売。33~36話収録。
- vol.10 - 2007年12月7日発売。37~41話収録。
- vol.11 -2008年1月21日発売予定。42~46話(最終話)収録。
CD
- 祝!ビックリマン 主題歌
- 2006年11月2日にコロムビアミュージックエンタテインメントから発売されたマキシシングル。「祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン」と「あっちの世界はほっちっち」を収録。
- 祝!ビックリマン オリジナルサウンドトラック
- 2007年7月4日にコロムビアミュージックエンタテインメントから発売されたサウンドトラックCD。
余談
- シリーズが長期化している為、歴代のビックリマン作品事に同一キャラの声優が変わる事が多く、初代ビックリマンの過去の物語である今作で、初代声優陣の中で再び同一声優だったのは、亀=スーパーゼウス役の八奈見乗児 、ウサギ=スーパーデビル役の青野武、聖フェニックス役の高戸靖広、サタンマリア役の江森浩子、シャーマンカーン役の永井一郎、ピア・マルコ役の藤田淑子であった。
- 祝!ビックリマン 担当声優の過去登場作品
- 超聖神ディアナ:西原久美子=スーパービックリマンのリトルミノス。
- 天子男ジャック:田中真弓=愛の戦士ヘッドロココのヤマト神帝。
- ヤマト王子:草尾毅=初代牛若天子。スーパービックリマンの主人公フェニックス。
- 超聖使マゼンタレイア:柳沢三千代=新ビックリマンのメルクリン、サイキュロス。
- 祝!ビックリマン 担当声優の過去登場作品
- 本作には、七因王の子孫として若神子が登場する。しかし、『ビックリマン』には本来、若神子は七人ではなく八人おり、照光子という若神子が存在する(照光子は後に烈神照光として八人目の神帝になる)。劇中のヤマト王子の回想録と牛若天子の話によると、若神子達は神帝の状態である天聖門の外にいた時に召還されており、その時照光子は天聖門の内側(天聖界)にいたのだが、同じく天聖界にいたスーパーゼウスと十字架天使(その時はクロスエンジェル)は何故か召還されている。
- 本作ではピーター神子のルーツが「光」因子を持っているが、本来、ピーター神子は「幻」であり、「光」は照光子である。
- 未来からやってきた始祖ジュラのパワーアップとしてブラックゼウスが登場する。しかし、ブラックゼウスとは未来の聖神ナディアが使わした次神子(超聖神と聖神ナディアの息子)であり、同じ次神子で天使側の神であるスーパーゼウスとは双子の兄弟関係である悪魔側の神である(始祖ジュラは養い親)。スーパーデビルは悪魔達の魂のみを召喚したのであり、始祖ジュラの体内で眠っていたブラックゼウスの魂までもを引き連れる事は出来ず、仮に呼べたとしても始祖ジュラとは魂は別離しており、壮大な矛盾を持つ。
- 天使と悪魔の歌合戦風であるED「あっちの世界はほっちっち」は、旧ビックリマンED「スーパーウォーズ」 がモデルである。
- 弁財アキ(田中真弓)の歌うED「オバハンの独り言」は、美空ひばりの「柔」がモデルである。
- テレビ朝日と東映・東映アニメーションは、資本面・経営面でも繋がりが深く、かつて多数のアニメ作品を共同制作し、大半がゴールデンタイムの全国ネットで放送されていたが、現在この組み合わせによる作品は本作品が放送された関東ローカル+BS朝日の1枠のみであり、「地上波での全国ネット」作品の制作は今のところ途絶えている[1]。それは全国ネットの枠が取れないからである。
- また、『ビックリマン』シリーズの過去の作品はスタジオコメット・テレビ東京で制作・放送された『ビックリマン2000』を除きテレビ朝日系列全国ネットだった[2]のに対し、本作品はローカルセールス番組でAABにしかネットされず、過去のシリーズの制作局だったABCや、その他基幹局・拠点局では今のところ放送されていない状態である[3]。ただし、BS朝日でも放送されているため全国での視聴は可能である。
- タイトルはビックリマン7となる予定だったがプロデューサーである櫻田が「ビックリマンのヒットしたシリーズは、タイトルの前に文字が付く」と指摘し、7ビックリマン→祝!ビックリマンへと変化を遂げた。(唯一、ヒットの法則から除外されたビックリマン2000は放送局が系列局の少ないTXNで、かつ系列外への番組販売が少なかったという事情がある)
脚注
- ↑ 現在放送されている日曜8:30の東映アニメーション作品枠=『Yes! プリキュア5』は準キー局の朝日放送(ABCテレビ)の制作。
- ↑ いずれの作品も日曜8:30枠で放送されていたため、朝日放送・旭通信社(現・アサツー ディ・ケイ)・東映動画(現・東映アニメーション)制作だった。また、当時(特に第1作の頃)は系列局が少なかったため、クロスネット局や系列外局での放送で全国をカバーしていた。
- ↑ 結果的に民放4局以上の地域や系列外局での放送はない。
外部リンク
テレビ朝日 日曜朝6:30分枠(2006年10月15日~2007年9月30日) | ||
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前番組 | 祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン | 次番組 |
ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU | はたらキッズ マイハム組 | |
BS朝日 火曜19時前半枠(2006年11月~2007年9月) | ||
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前番組 | 祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン | 次番組 |
ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU (→日曜16:30に移動) | ハイビジョン紀行 ※18:30~19:30 | |
BS朝日 金曜18時前半枠(アニメストリート金曜枠、2007年10月) | ||
ショップパーク(→18:00までに短縮) | 祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン | はたらキッズ マイハム組 |