温井和佳奈
温井 和佳奈(ぬくい わかな)は、東京都大田区出身の実業家。株式会社ブルーミング・ライフの代表取締役。[NPO法人ドリーム・ガールズ・プロジェクト]]代表理事。
人物
1987年『史上最大!第11回アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系列)で予選を突破し、毎回のように予想敗者に擬されるもその度に予想を覆して中盤戦リンカーンまで勝ち進み、コンピューター敗者予想を担当した徳光和夫にツッコミを入れ、敗退したリンカーンでは徳光に「憎い!」と言わしめた。当時、番組内の彼女の奮闘ぶりに視聴者からの反響が大きく、日本テレビ宛に届いたファンレターは女性出場者の中で歴代1位だったという。[1]第13回にも出場が確認されるが、東京ドーム第一次予選で敗退している。
その後、アメリカのボストン大学国際関係学部に留学。高校時代の部活をきっかけに取得した剣道三段を活かし、現地で剣道の普及活動をしながら勉学に励んでいた。剣道はアメリカ人の男性を倒す北米3位の腕前。
大学卒業し日本に帰国後、1998年「女性起業家コンテスト」にて第3位となり、WEBデザイン会社「株式会社ティス」を設立。売上約2億円の会社にまで成長させる。
2009年4月に代表取締役を退任し、同年9月にアジアの女性を対象にした社会事業を立ち上げるため「株式会社ブルーミング・ライフ」、2010年にNPO法人ドリーム・ガールズ・プロジェクトを設立した。「デザイン力」を「生きる力へ」というコンセプトのもとアジア途上国の女性の自立につながる事業を展開。カンボジアで女性のためのドリーム・ガールズ・デザインコンテストを開催し才能発掘、優秀なデザインを日本企業などと契約をして商品化して販売。その利益を現地女性や社会活動へ還元している。現在はドリーム・ガールズ・デザインコンテストはASEANに拡がりつつある。