プテラノドン

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?プテラノドン Pteranodon
ファイル:Pteranodon-sternbergi jconway.jpg
種の保全状態評価
地質時代
 - 
分類
翼竜目 Pterosauria
翼指竜亜目 Pterodactyloidea
プテラノドン科
Pteranodontidae
プテラノドン
Pteranodon Marsh, 1876
変種
品種
学名
和名
英名
下位分類群
*P. longiceps
  • P. sterbergi
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プテラノドンPteranodon )は約8000万年前(白亜紀後期)の翼竜の一種。学名は、翼があって歯がない、を意味する。和名羽歯竜(うしりゅう)。北アメリカで多くの化石が発見されるが、北海道でも断片が見つかっており、同種または亜種は広範囲に分布していたであろう。

ファイル:Pteronodon2.jpg
プテラノドンの骨格図

翼を広げると約7~8メートルの大きさになるが、体重は15~20kgしかなく、羽ばたく力も弱かったため、昔の映画でしばしば描写されるような、人間を捕まえて飛行するだけの力はなかったと考えられる。さらに、プテラノドンの脚も力が弱いうえ、重い獲物を脚でつかむとバランスを崩して飛べなかったとする説もある。

プテラノドンは魚食性で、海上に出てを捕食したとされるが、その際には、飛行しながら長いくちばしを水中に突っ込んだ。頭の後ろに骨性の長大なとさかがあるのは、飛行中の気流の中で首の付け根を支点としてくちばしとの均衡をとり、わずかな力でくちばしを動かし得るためであろうとされる。くちばしにはペリカンと同じような袋が付いており、ここに捕らえた魚をためることができた。

翼の力が弱く空気の流れによってグライダーように滑空するがそれでも陸地から100kmもはなれた海上へ飛んでいくことができると言われている。しかし、そんなプテラノドンも多少は羽ばたいたと考えられる。飛行による大きなエネルギー代謝を維持するため温血で、ランフォリンクス科のソルデスにみられるような体毛があったと思われ、現在の海鳥の多くがそうであるように水中の魚類に気付かれないよう体毛が白色であったとも考えられている。尚、化石に残ったソルデスの体毛は羽毛に近いとされるが、細い針状の鱗である可能性もある。

関連項目[編集]

  • ラドン (架空の怪獣) - プテラノドンが変異した怪獣とされている。
  • 怪獣王子 - テラノドンとして登場した。昭和42年のTV番組だが、全身を毛が覆った造形だった。
  • プテラス・レイノス・ストームソーダー・バイオプテラ - いずれもプテラノドンがモチーフのゾイド
ar:بتيرانودون

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