伊藤誠

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伊藤 誠(いとう まこと)は『School Days』及び『Summer Days』の主人公。生粋のヘタレ野朗で駄目主人公でクズ野郎である
漫画家や経済学者等に同姓同名の人物が実在するがアニメ版プロデューサーを除き一切関係ないので注意。

概要[編集]

声 - 平井達矢(PC版) 平川大輔(アニメ版・PS2版)
誕生日 - 10月16日(てんびん座)、血液型 - O型。
榊野学園1年3組。特技は料理。
両親は離婚しており、現在は看護師の母親と2人でマンション暮らし。妹に止(いたる)がいるが、現在は別居中。心根は優しく見え面倒見が良いように表面的には見えるためか、女性には異様にモテる。また、妹の止には優しい兄の一面も見せる。
しかしその本性はその場の雰囲気に流され易い優柔不断な性格の持ち主で何事にも無気力で、面倒な事からは徹底的に逃避したり、無責任で何か問題が起こると他人(多くの場合は関係を持った女性)に責任を転嫁しようとする言動が目立ち、特にアニメ版ではそうした負の側面が徹底的に強調された。
さらには脳内下半身と揶揄されるほど理性よりも何よりも先に性欲を優先するクズ野郎である。このクズの言動は多くのプレイヤーや視聴者を混乱、不快にさせ、「PCゲーム界最悪の主人公」とまでいわれるほどである。
しかしながら、逆恨みで自身を刺した世界を逆にその身を気遣いながら絶命したり、乙女の取り巻きらと共に4Pに興じた後に自己嫌悪に陥り涙するなど世間で言われているほどのクズではなく、ヘタレ主人公としては一般的なレベルである。むしろこいつの父親のほうが正真正銘のクズ野郎だったりする。

School Daysにおいて[編集]

通学電車に乗り合わせる隣のクラスの言葉に、秘かな想いを寄せている。恋愛には奥手なため、遠くから言葉を見ているだけで満足していたが、隣席の級友・世界の後押しを受けて言葉とデートするようになり、彼女と念願の恋人関係となった。しかし、仲を取り持ってくれた世界の突然の行動をきっかけに、関係は大きく揺らぐことになる。
発売前は純愛学園ストーリーという風に紹介されていたが、発売されるやオーバーフローではいつものこととなっていたバグ満載であり、選んだ選択肢と真逆の行動をするといった不具合が発生した。(2ちゃんねるでは主にジョジョのポルナレフのAAで表現されたため、俗に『ポルナレフ』といわれた現象) しかもそれは実はバグではなかったということも発覚し、プレイヤーの意に沿わない行動(例えば選択肢では言葉よりにしたのに次の瞬間には「俺は世界が好きだ」と言うなど)をとり、混乱させた(原因はメーカーの資金不足によるルートの削除)。
また作品自体も蓋を開ければ頭が狂ってるとしか思えないほどの登場人物が繰り出すドロドロ劇であり、このことからも有名となる。それゆえ、この男のヘタレ具合、無責任さなども有名になった。
言葉EDなどでは言葉への虐めに気づき、世界に三行半を突きつけるなど男らしい行動もある。しかし三大バッドエンドにおいての引き金となった行動やプレイヤーの言葉への同情からそのことは忘れられている

Summer Daysにおいて[編集]

御輿の修理などの頼まれた仕事を真面目に行ったり、妹想いの一面や前作に比べて一途な所も見せる。少しは株を取り戻したかと思いきや今度は(心の方が誘惑してきたとはいえ)小五ロリである心(言葉の妹)に襲いかかろうとするなど更なる悪行を重ねた。が、School Daysのころよりは幾分かマシにはなっている。
School Daysにおいて、あまりの行動から悲劇(三大バッドエンド)の元凶は誠と思われていたが、Summer Daysにおいて実は本当の元凶は世界であることも発覚したため、プレイヤーの矛先の一部は世界へと変わった。とはいえ無責任や移り気なところは相変わらずだった。

その他[編集]

2007年10月に行われたオーバーフローのSchool Days不人気投票では、その言動や性癖の悪さから、1位となった。票は不人気投票の約60%が1位の誠、2位の世界で占められており、下位に圧倒的な差が付いている。
またその無責任極まりない行動とヘタレ具合からPCゲーム界三大ヘタレとまで揶揄されている。(ちなみに他の二人は『君が望む永遠』の鳴海孝之、『WHITE ALBUM』の藤井冬弥)
ニコニコ動画や2ちゃんねるでは『誠氏ね』という言葉が日常のように使われている。それほど嫌われた主人公というのも珍しいものではある。ただし、漫画版では誠の純粋さから「きれいな誠」と呼ばれている。

主な悪行[編集]