ピーコック (顔料)

提供: Yourpedia
2007年11月13日 (火) 19:48時点における220.96.190.226 (トーク)による版 (新しいページ: ''''ピーコック'''(peacock)は、青味の強い緑色顔料である。酸化亜鉛(ZnO)と酸化アルミニウム(Al<sub>2</sub>O<sub>3</su...')

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

ピーコック(peacock)は、青味の強い緑色顔料である。酸化亜鉛(ZnO)と酸化アルミニウム(Al2O3)のスピネル(ZnOAl2O3)の亜鉛の一部をコバルトで、アルミニウムの一部をクロムで置換した組成を持ち、(CoZn)O(AlCr)2O3の化学式で表される。

酸化コバルト酸化亜鉛水酸化アルミニウム水酸化クロムを配合して1300で焼成する。陶磁器以外に使用する場合は焼成温度を若干低くする。

元来セラミック顔料として使われてきたが、耐熱性・耐候性・耐薬品性が大きいため、近年はプラスチックの着色や塗料等にも使用されている。