手首ラーメン事件
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手首ラーメン事件(てくびラーメンじけん)とは、暴力団抗争により起こったバラバラ殺人事件である。
経緯[編集]
1978年(昭和53年)兵庫県と岡山県の山中からバラバラに切断された遺体が発見、背中の「天女」の刺青から住吉連合の幹部A(当時29歳)のものと確認されるも手首だけは発見されなかった。捜査の結果、別件の殺人容疑で逮捕された幹部B(当時30歳)が子分4人と共謀しAを殺害し子分の郷里に近い山中にバラバラ死体として遺棄した事がわかった。Bは「指紋で身元が判明するのを恐れたから手首を持ち帰り始末に困った為、商売をしているラーメン屋台で出汁をとるための鍋の中に入れて煮、残った骨は槌で粉々にし捨てた」と供述した。某暴力団の組長代行の地位とラーメン屋台の縄張りで抗争が絶えなかったことが原因である。
事件の影響[編集]
当時屋台ラーメンを利用した客から警察に問い合わせが殺到、所轄の赤坂警察署は「その時のラーメン屋台は尾久~荒川の土手~西日暮里のコースだったがチャルメラは吹かず客にもネタが無いという理由で断った」と自供したと発表、「手首ラーメンは、その他の状況から売られなかった」と弁明した。