市原両親殺害事件
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2011年12月1日 (木) 10:17時点における119.245.159.5 (トーク)による版
市原両親殺害事件(いちはらりょうしんさつがいじけん)とは1974年(昭和49年)10月30日に千葉県市原市で発生した親殺し事件。逮捕された息子は死刑確定となった現在も、無罪を訴えて再審請求中。
事件の概要
- 1974年10月30日の17時20分ごろ、千葉県市原市の自宅で、両親から風俗店勤務女性との結婚を反対されたことに激怒した佐々木哲也は、父親(当時59歳)を登山ナイフで突き刺し、続けて止めに入った母親(当時48歳)も刺殺。両親ともほぼ即死の状態で、遺体を浴槽に隠す。11月1日、双方の遺体に車のホイールを括りつけ、五井海岸の養老川河口から投棄。親の金庫から金を奪い、風俗店勤務女性と遊び歩いていた。11月10日、東京湾で両親の遺体が発見され、身元を確認すると同時に、佐々木を殺人及び遺体遺棄容疑で逮捕。
- 佐々木は千葉県のトップレベルの進学校を卒業、両親は裕福な自営業、風俗店勤務女性との結婚を反対されての親殺しと、マスコミはかなりスキャンダラスに報道していた。
裁判
逮捕後から裁判まで一貫して息子は両親の殺害や遺体遺棄を否認、父親は母親に殺され、母親は自分の知らない第3者が殺したと主張。
疑問
- 警察は佐々木が両親をほぼ同時刻(17時20分ごろ)に刺殺したと判断したが、現場(自宅)に母親の血液が見つかっていない。この時刻に隣人が悲鳴と椅子が倒れる音を耳にしているが、19時から19時30分の間に、近所の食堂店員が、母親が来店したことを証言。彼女が来店した際の天候や店内で放送していたテレビ番組について詳細に話しているが、検察側はテレビ番組に関しては店員の勘違いである可能性が高いことを指摘している。