西又葵

提供: Yourpedia
2010年8月20日 (金) 02:57時点における小内山晶 (トーク | 投稿記録)による版 ()

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

西又 葵(にしまた あおい、女性、1977年6月4日 -、血液型はA型 )は、日本のゲームの原画家イラストレーター東京都中野区出身。Navel(株式会社オメガビジョン)所属。

略歴

  • 学生時代から同人作家として活動。プロの漫画家としては1998年に『West Again』が初コミック化。
  • BasiLに入社。『Bless ~close your eyes, open your mind.~』でアダルトゲームの原画家としてデビュー。
  • BasiLの3作目『それは舞い散る桜のように』のヒットによりその名を知られるようになるが、その後BasiLの社長との対立があり、サウンドのアッチョリケら製作スタッフの大半と共にBasiLを退社、先に同社を退社していた鈴平ひろらを加えてNavelを立ち上げる。
  • Navelの旗揚げ作『SHUFFLE!』の大ヒットにより現在の人気を確立した。
  • 2006年には西又原案の『らぶドル ~Lovely Idol~』がテレビアニメ化、ゲーム『Really? Really!』では作詞も手がけており、多方面で活躍している。

参加作品

アダルトゲーム

(BasiL在籍時)

(Navel在籍時)

一般ゲーム

書籍

雑誌企画

作詞

  • Really? Really!
    • Remember memories (オープニングテーマ)
    • Ageless Love (挿入歌)
    • Happy Dream  (エンディングテーマ)

その他

人物・画風

  • 自画像は砂酢流(さする)という名のサル。たまに猫のイラストを用いる。
  • 『West Again』時点では2次創作中心の内容で独自性に乏しく、現在の画風は出来作『それは舞い散る桜のように』の頃に確立された。縦長かつ大きい瞳の美少女キャラが多いアダルトゲーム界において、西又のキャラの瞳は比較的小さく肢体は全体的にふくよかに描かれ樋上いたるとは対極的な画風を持つ。その一方面長のキャラは少なく、足のくびれがほとんど無いいわゆる「サリーちゃん足」のため全体的に幼く見え、評価はもっぱら幼女からハイティーンのキャラに集中する。
  • 西又の描くキャラに萌えを喚起する熱狂的なファンが多く、またオタクが好む絵として紹介される事も多い。代表的なのはドラマ『電車男』で、電車男の友人でアニメオタクの川本信二の部屋に西又がデザインしたキャラの等身大ポップやポスターがベタベタ貼られ、引きこもりネット住人浅野真平の部屋にも貼られるなど背景美術として多用された[1]。また、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』第2話において萌えの例えに西又が表紙を描いた月刊コンプティーク鈴平との合作)と、コンプエースが登場した。
  • 2005年12月27日NHKにっぽんの現場~秋葉原 年の瀬物語~』において、いわゆるアキバ系の青年が紹介され、彼が西又が描いた版画『BLUE ANGEL』を見て命を救われたという発言が放送された。
  • 西又の絵はアールジュネスで美術品としても取引されている。
  • 2004年のヤフーオークションにおいて西又のサイン色紙が580,000円で落札された。ちなみに落札者は同年樋上いたるのサイン色紙を531,000円で落札した人物と同一人物である。
  • 西又の描くキャラは顔の部分はほぼ同じで髪の型と色でしか区別が付かず「判子絵」と揶揄される。前述のNHKの番組でも「どれもおんなじ顔に見えるのだが……」というナレーションが入った。
  • 自身のブログ等で積極的に意見を発信するが、2005年第44回衆議院議員総選挙に先立って「反論は一切受け付けない」という前置きのもと、「郵政民営化賛成」を理由に自民党支持を表明したことについては反発が起こった[2]
  • SHUFFLE!』以降に鈴平が『Soul Link』、『Tick! Tack!』のキャラクターデザインで活躍したのに対して、西又は同時期『Φなる・あぷろーち』や『らぶドル ~Lovely Idol~』といった外注の仕事や個人の同人活動が活発だったせいでスタンドプレーが多いと思われていたが、実際は西又も『Tick! Tack!』の原画を一部担当している他、『俺たちに翼はない』のキャラクターデザインをしており、Navelでの活動を疎かにしているわけではない。ただ、西又自身はこの事を気にしているようで、『Really? Really!』の発売時に「他のスタッフや関係者に迷惑をかけてしまった」とコメントしている。

交友関係

  • 鈴平ひろとは中学生時代からの親友で、「私生活と仕事の両方を話し合える貴重な友達」と発言をしている。
  • BasiL、Navelと一緒のシナリオライターあごバリアとはゲームセンターのコミュニケーションノートで知り合った仲。
  • みつみ美里とはお互いの原画家デビュー前から交友関係があり、『West Again』にはみつみの寄贈イラストが収録されている。逆に『こみっくパーティー』のゲーム中ゲスト同人作家陣に西又の名前があり、2000年4月23日Leaf主催の同人誌即売会こみっくパーティー』(通称「リアルこみパ」)にカタログのイラスト寄稿とサークル参加をしている。同人誌への寄稿もたびたび行われている。

同人活動

  • JOKER TYPE』(ジョーカータイプ)という名の同人サークルを主宰している。鈴平ひろのサークル『HEART WORK』や、奈月ここのサークル『ココナッツブレス』と合同企画をすることもある。コミックマーケットではシャッタ-サークル(超大手)、サンシャインクリエイション他でも壁サークルとして人気を博している。
  • かつては霧島優(きりしま ゆう)という名のコスプレイヤーでもあった[3]

外部リンク

  1. Navelは『電車男』にキャラクター協力していなかったが、『電車男DELUXE 最後の聖戦』で加わった
  2. 同党が「青少年健全育成」を標榜しており(西又が生業としているはずの)アダルトメディアに対する表現規制に積極的な姿勢であることから、主に表現規制に批判的な層から反感を買っている
  3. 1998年コスプレ写真集『Pretties3』で表紙を飾っている
  4. かつて『A・M・R』(Aoi Makes Revolution)という単独のホームページを運営していたが、同業者の池上茜が自身の同人サークル名とホームページを同じ『A・M・R』(Akane Makes Revolution)と呼称したことから、鈴平ひろとの共同サイトに移転した。2007年2月に鈴平のNavel退社に伴い鈴平の希望で共同は解消、以降は西又個人のサイトになっている。
Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・西又葵を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。