サルタナがやって来る ~虐殺の一匹狼~
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『サルタナがやって来る ~虐殺の一匹狼~』(さるたながやってくる ぎゃくさつのいっぴきおおかみ、原題:UNA NUVOLA DI POLVERE...UN GRIDO DI MORTE...ARRIVA SARTANA)は、1970年に製作された映画(マカロニ・ウェスタン)。
概要
ストーリー
1872年、アメリカとメキシコの国境付近。流れ者サルタナは、殺人の罪で入獄。看守から虐待を受けるが、隣の牢のフルという男が刑務所長と金貨について話していることに着目。看守を殺して共に脱獄する。道々サルタナはフルから事情を聞くが、フルはジョンソンという男から騙されたということを一方的に言うだけで、サルタナは話の内容に疑問を抱く。サルタナは単身でフルとジョンソンが住んでいた町を訪問、ジョンソンは既に死んでおり彼の扱っていた金貨と偽札を巡って争いが生じていた。科学好きの老人がジョンソンの遺品のカードから偽札の隠し場所を突き止めるが、彼は自称連邦保安官に射殺される。サルタナはやはりジョンソンの遺品である靴に付いた泥から偽札が墓地に隠されたと判断、墓を掘り返すが抗争相手が現場に参集したため捜索を断念。刑務所長はその場で殺され、偽札は自称連邦保安官の手に渡る。地元の保安官が連邦保安官を殺して偽札を奪うが、サルタナは科学好きの老人から与えられた移動式発火装置「アルフィー」を用いて彼を爆殺。偽札も全て焼き捨てる。実はフルがサルタナに事情を話したのはサルタナに抗争相手を始末してもらうためで、サルタナに金貨を与える気は無かったのだ。二人は撃ち合い、フルは命を落とす。サルタナはカードに記された二重丸のマークから金貨がテーブルの上の照明器具に隠されていると考える。照明器具を拳銃で撃つと、大量の金貨が雨のように落下した。