新鶴見信号場
新鶴見信号場(しんつるみしんごうじょう)は、神奈川県川崎市幸区鹿島田・小倉にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の信号場である。
かつての新鶴見操車場で、ヤード集結形貨物輸送の終結に伴い一部機能を残して、1984年(昭和59年)に信号場に格下げされ、約42 ha(うち川崎市約30 ha、横浜市約12 ha)の広大な跡地の多くは長らく更地となっていたが、1990年代の末から再開発が行われてきている。
乗り入れ路線
概要
上記3路線の結節点であり、1日に200本以上の貨物列車が発着し、長距離貨物列車の中継地点としての役割を果たしている。
構内には上下本線2本と着発線が1番線から11番線まで存在する。信号場の鶴見方には乗務員基地と車両基地である新鶴見機関区が併設されているため、乗務員交代もしくは機関車の付け替え(機関車交換)を行う列車を中心に運転停車を行う。1、2分程度の運転停車や通過する列車は本線に、機関車交換や折り返しなどで数十分停車する列車は着発線に入線する。他に、東海道貨物線経由の相鉄・JR直通線・ライナー列車や関連の回送列車、団体専用列車や臨時列車などの一部旅客列車についてもこの信号場を経由している。
なお、構内の鶴見寄りにある東海道貨物線と南武線(尻手短絡線)の合流点には、同じ新鶴見信号場構内でも割畑(わりはた)と呼ばれる信号場がまた存在する。時刻表等では新鶴見(割畑)もしくは単に割畑、電略表記では「ハタ」と記される。ここには東海道貨物線の上下本線の間に鶴見・尻手方面へ向けて機関車用の有効長の短い着発線1本が敷かれ、新鶴見機関区の機留線群との間で単機回送列車が直接入出区ができるようになっている。このため、実際にこの信号場を発着する列車は、新鶴見機関区へ入出区する単機回送列車のみに限られている。
脚注
出典
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
関連項目
外部リンク
- 新鶴見操車場(川崎市幸市民館日吉分館)
- 新川崎地区整備事業 リンク切れ
- 新川崎地区整備事業 上記リンク切れのため同一タイトルページへリンク
- 新川崎A地区を歩く リンク切れ
- 新川崎A地区を歩く 上記リンク切れのため代替アーカイブ
|