延和金鉱
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延和金鉱(えんわきんこう)は、かつて満洲の間島省にあった砂金・金鉱の採掘・精錬を行う株式会社。張作霖時代の1925年(民国14年)に吉林省の官商公弁によって延和金鉱有限公司として設立されたが、1934年(康徳元年・昭和9年)9月に関東軍の申し渡しによって清水行之助が経営にあたることになり、官民協議の結果、日満合弁により延和金鉱股份有限公司が設立され、翌年11月31日に接収された。[1]
会社概要
※1942年当時[1]
- 本社
- 間島省延吉県太平村
- 事業地
- 太平金山鉱業所(間島省延吉県太平村)
- 夾皮溝鉱業所(間島省和龍県夾皮溝)
- 資本金
- 80万円
- 払込資本金
- 60万円
- 資本系統
- 経済部大臣 2,000株
- 清水行之助 2,652株
- 趙全興 1,248株
- 重役氏名
- 取締役会長 趙全興
- 取締役社長 清水行之助
- 専務取締役 須崎健
- 常務取締役 張貢帆
- 取締役 鶴見定雄、桐島龍太郎、泰樹藩
- 監査役 馬徳思、渋谷三
- 事業目的
- 1.砂金及び金鉱の採掘及精錬
- 2.粗鉱砂金精金の売買
- 3.上記各項の付帯事業
付録
脚注
参考文献
- 満州鉱工技術員協会 (1942) 満州鉱工技術員協会(編)『満州鉱工年鑑 康徳九年版』東京、亜細亜書房、1942年、NDLJP 1072077 、GoogleBooks:JqQZ0VTn-NwC、p.348