地盤
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地盤(じばん、ground[1])とは、構築物(橋脚や建物等)の基礎を支える地面のことである。
概要
地震の際には地盤のやわらかいところは、かたいところよりも震度が大きくなることが明らかにされている(表層地盤増幅率)。新潟県中越地震は比較的地盤のかたいところで起きた地震の例としてあげられる。
やわらかい地盤は沖積平野に広く分布しており、他にも古くは河川や沼地だった場合などは軟弱地盤となっており、内陸でも液状化現象が起こる可能性がある。
人工地盤
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構造物の表層や上部などに人工的に造られた地盤を人工地盤という。これにはまったく新しい土地を造成する埋立地や土地を削ったり盛土によって自然土壌との繋がりが少なくなった地表面・地盤も含まれる[2]。
人工地盤の例としては、上部空間を有効活用(立体的利用)するために複数の建物の上層レベル(2階以上)を人工地盤で連結するケース[3]や人工地盤により上部空間に公園を造成するケース(屋上公園とは異なる)[4]などがある。また津波対策として人工地盤により高台を構築し、その上に避難場所を設けたり建物等を建設することも提案されている[5]。
派生用法
選挙地盤などのように、「地盤」は何かを行う根拠地や勢力範囲を示す表現として使用される。なお、選挙地盤のない地域から立候補する候補のことを落下傘候補ということがある。
脚注
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関連項目
外部リンク
- 地盤工学会
- 地盤とは(日本建築学会)
- 表層地盤のゆれやすさ
- 地盤災害から人々を護る (技術者Web学習システム)
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