ピカチュウ

提供: Yourpedia
2007年9月13日 (木) 14:58時点における219.122.82.117 (トーク)による版 (初版です。)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
ピカチュウ
全国 25
ジョウト 22
ホウエン 156
シンオウ 104
英語名 Pikachu
進化
進化体系 たねポケモン
進化前 ピチュー
進化後 ライチュウ
世代 第1世代
ポケモン学
分類 ねずみポケモン
タイプ でんき
高さ/重さ 0.4m/ 6.0kg
特性 せいでんき

ピカチュウは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。ポケットモンスターの登場キャラクターの代表格。尚、「ピカチュー」は誤り。

特徴

ポケモンの分類では「ねずみポケモン」。大乱闘スマッシュブラザーズの攻略本の中では「雷ネズミ」と書かれたものもある。

ねずみポケモンの名の通りげっ歯類モチーフとしたポケモン。一言にネズミと言ってもピカチュウのモデルに関しては諸説あり、ゴールデンハムスターの一種で淡い金色の毛と黒い耳を持つ種類、通称キンクマ、またナキウサギ(英名をpikaという)など。ピカチュウのデザイナーである西田敦子(にしだあつこ)によると「ハムスターのイメージ」と発言されていた事があるが、ポケモンの性質上モデルを一種の生物に特定することはできない。

名称

世界各国に広がるポケモンであるが、多くの登場キャラクターやそれぞれのポケモンの名前が日本版と日本版以外では異なる。しかし、ピカチュウは表記は違えど万国共通で発音が「ピカチュウ」である。これは日本側が全世界でピカチュウの名称を統一するよう要請したためである。英仏独で"Pikachu"、韓国で「피카츄」(Pikachyu)、中国語簡体字で「皮卡丘」(普通語/漢語ピンインPíkaqiū)、繁体字で「比卡超」(広東語/改Yale式:Bei2ka1chiu1)、アラビア語では「بيكاتشو」(bi:ka:t'shu:)と表記される。

ゲーム内では

ピチューが十分になついた状態でレベルアップすると進化するほか、トキワのもりなどで野生の個体が手に入る。アイテム「かみなりのいし」を使用することでライチュウに進化する。「すばやさ」が高い反面、「ぼうぎょ」「とくぼう」といった防御面の能力は低い。

赤・緑』では、出現率こそ低いものの、序盤で登場する数少ないでんきタイプのポケモンであるため、パーティーに組み込むプレイヤーも多い。

ピカチュウ』バージョンでは、最初にもらうポケモンとなっている。このピカチュウは鳴き声に大谷育江の声が使用されているほか、モンスターボールに入らない、「かみなりのいし」による進化を拒むなど、アニメの主人公、サトシのピカチュウの特徴が再現されている。また、レベルアップで覚える技も変更され、自力で「10まんボルト」を覚えるようになった他、「かみなり」を覚えるレベルも引き下げられた。これによってピカチュウ以前のバージョンからピカチュウとして使いやすくなった。

金・銀』からは、アイテム「でんきだま」を持たせることで「とくこう」が2倍に上昇し、攻撃面に限ってはライチュウをも超えることが出来る。

ルビー・サファイア・エメラルド』では、サファリゾーンで入手する事が出来る。捕獲したピカチュウは、稀に「でんきだま」を持っている。

ダイヤモンド・パール』からは「でんきだま」で「こうげき」も上昇する。(固有技でピカチュウ最高威力技の『ボルテッカー』が仕様変更で「こうげき」値に影響するようになったためだと思われる)ただし対戦では「でんきだま」を持たせることが事実上前提となっており、耐久力の低さを補う「きあいのタスキ」が使えないため先手を取られると耐久力がないために何も出来ずにやられることも多い。

『ピカチュウ』から『エメラルド』(及び外伝の『ポケモン不思議のダンジョン』)までレベルアップで覚える技は不変だった。『ダイヤモンド・パール』からは増えている。

ポケモンスタジアム』のリーグ戦の最終戦に出場させてクリアすることで、「なみのり」を覚えさせる事が出来る。

ポケモンコロシアム』では、主人公のパートナー、ミレイの祖父ローガンのパートナーとして登場、バトルシーンを見ることが出来る。 シャドー戦闘員のコワップと孤軍奮闘するも、相手のダーク・ポケモンであるカポエラーに負けてしまう。

ピカチュウげんきでちゅう』や『ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ!~』といった派生作品においても主役を飾っているほか、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにもマリオリンクなどと共にプレイヤーキャラとして出演している。『ポケモン不思議のダンジョン』では主人公ポケモンの1種として登場。攻撃わざの少なさをサポートわざの豊富さで補っている。しかし、レベル1の時の能力がHPを除いて全て1、レベル100になってもHP以外のステータスはピチューを下回るという人気ポケモンとは思えない待遇ぶりでもある。

企画から生まれたピカチュウ

「なみのりピカチュウ」や「そらをとぶピカチュウ」は、当初はカードゲームを中心とした企画であったが、徐々に関連ゲームでも存在するようになった。 「なみのりピカチュウ」はサーフボードに乗った姿、「そらをとぶピカチュウ」はいくつもの風船(企画当初の頃のコロコロコミックでの付属ステッカーでは、白い翼をつけているモノも見受けられる)を使い空を飛ぶ姿で描かれている。 当初はこれらの特別なピカチュウを受け取る手段は抽選配布に限定されていたが、後の『ポケモンスタジアム』では、一定条件をクリアするとピカチュウが「なみのり」を覚えることができ、『ポケモンボックス ルビー&サファイア』では進化前のピチューを「なみのり」を覚えた状態でもらうことができる。『ポケモンバトルレボリューション』では、エンディング後にショップに追加される「ひみつのおくりもの」をダイヤモンド・パールに送ることでなみのりピカチュウを入手できる。

また多くの作品においてバグを利用した裏技を施すことで、これらのわざを強引に覚えさせることも不可能ではない。当然、販売元の任天堂からは推奨されておらず、セーブデータが消失する危険性も高い。

派生作品においては、『ポケモンカードGB』では実際のカードと同じものがゲーム内のイベントで手に入る。『ポケモンスナップ』では条件をクリアすると「そらをとぶピカチュウ」を撮影することができるようになる。

その他・現実世界におけるピカチュウ

  • アニメ版の製作会社の1つに、ジェイアール東日本企画があるため、同社の親会社、JR東日本のイベント、宣伝にピカチュウが登場することもしばしばある。
  • 全日本空輸が運航しているポケモンジェットの全てにピカチュウが描かれている。「ピカチュウジャンボ」と呼ばれる、機体全体がピカチュウカラーに塗られた派手な特別塗装機も登場した。
  • Microsoft IME 2002で、変換モードを『話し言葉優先』にして、「ぎれ」または「ぎぇ」という文字列を変換すると、ピカチュウという変換候補が出てくる。これは盗用を発見するための一種の「透かし」であると考えられ、語源としてはポケモン関連の著作のある作家Gille Myotisの名前が有力。他にも、任天堂内でのピカチュウのコードネームという説もある。
  • ウミウシの一種である「ウデフリツノザヤウミウシ」が、黄色い体色と先端が黒い角で、ピカチュウを思わせる外見であることから「ピカチュウウミウシ」という通称で呼ばれている。
  • pikaとは英語でナキウサギを表し、chuも機関車などで使われる擬音「choo」に通じる。偶然ではあろうが、日本語でも英語でも「電気っぽい小動物」のイメージを持つ。
  • 1999年、タイム誌アジア版の「The Best People of 1999」[1]の第2位にピカチュウが選ばれた。1位はリッキー・マーティン
  • タイム誌の国際版でも表紙を飾る快挙を果たした[2]。ただし、その時に中心に据えられたのはピカチュウではなくニョロゾである。
  • 2003年、フォーブス誌が発表した「2002年に(世界で)最も稼いだ架空のキャラクター」[3](背景となる物語・原作が存在する架空の人物・キャラクターのランキングで、バービーハローキティ等の商品用に作られたキャラクターはランキングされない)の8位にピカチュウがランクインした。2004年にも2003年の同様のランキング[4]を発表し、10位にランクイン。
  • 美輪明宏は地毛を黄色に染めている事に引っ掛け「前世はピカチュウ」と発言している。また、大沢悠里は自身がMCをつとめる大沢悠里のゆうゆうワイドの名物企画「お色気大賞」で子供が登場する色艶話にピカチュウを登場させていた。以上の事でわかるように高年齢の放送関係者の間でも知名度が高い。
  • 1998年8月27日8月28日とする資料もある)に、アメリカカンザス州にあるトピカ市で、ピカチュウのプロモーションイベントとして1日だけ名前がトピカチュウ(Topikachu)に変更され、ポケモンのおもちゃが配布されたり、パレードなどが行われた。このように、アメリカでもピカチュウの人気がすさまじいものであるというのが伺える。
  • 佐々木主浩シアトルマリナーズに入団した際、マリナーズの共同オーナーであった任天堂の山内溥は「大リーグのピカチュウになってほしい」とコメントしている。
  • 竹下佳江(2005~2006年全日本女子バレーボールチーム主将・JTマーヴェラス所属)は海外メディアのインタビューで「体型や素早い動きがピカチュウのようだ」と言われ、バレー界のピカチュウとして人気を博している。

参考文献

  1. The Best People of 1999
  2. http://www.time.com/time/covers/0,16641,19991122,00.html TIME Magazine Cover]
  3. Top-Earning Fictional Characters
  4. Top Characters Gross $25B

関連項目

Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・ピカチュウを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。