英語版ウィキペディア
英語版ウィキペディア (English Wikipedia) は英語で編集されているウィキペディア百科事典である。2001年の1月15日に設立され、ウィキペディアの最初の版であり、最大規模を誇る。2006年3月の時点では約3割弱の記事が英語版である。2003年10月までは、この割合は過半数を占めていたが、徐々に減少している。
2006年3月1日、総記事数が100万を突破した。100万件目の記事はジョーダンヒル駅である。
2007年7月時点では、約188万件以上の記事がある。
2006年現在、およそ6日で10,000項目という極めて速いペースで記事数が増加し続けている。全言語版中で最も項目数が充実している半面、記事数があまりにも多いために満足な査読が行われず、著作権をあきらかに侵害している記事(主に漫画・アニメ・ゲームの画像の転載)や、誤った記述が修正されずに放置されていることも多い。
論争
英語版に特有な議論にアメリカ英語、イギリス英語、国際英語のどれが好まれるかという議論がある。多くの提案が編集者によりなされ、1つの英語にまとめる、英語版ウィキペディアをフォークするなどの提案が出された。しかし、事実上の方針は、地域的な記事(カナダ英語はカナダに関係している)はその地域に適切な英語を使用し、他の記事は英語の種類が記事の中で一貫している限りは、あらゆる種類の英語を認める方針である。そのおかげで記事がさまざまな種類の英語表現で書きまくられ、記事全体の統一を管理者が率先して行うために苦情も多く寄せられる。
「英語版ウィキペディアとブリタニカ百科事典の精度は同じくらい」と報じた米ネイチャー誌に対して、ブリタニカが撤回を求めるなどの動きも見られる。
英語版では、2国間以上にまたがるデリケートな問題・たとえば紛争・戦争や領土問題に関わる項目(北方領土や竹島などといった、現在でも帰属関係が係争中の領土)に関しては、互いの国の立場のユーザ同士でしばしば壮絶な編集合戦が巻き起こったあげく、けっきょく保護扱い記事にされる例も少なくない。
これは、地球上で事実上の共通語として英語が使われている事にも起因する。内容が英語で記述されているという事は、それだけで引用元としてさまざまな方面からリンクしやすいという事に繋がるからでもある。そのため、ユーザの属する国の政府の主張に合致する方向での内容の書き換えが起こりやすいという問題をはらんでいる。
記事
- 実質上は99.7%が査読されていない。
- 編集合戦の数はウィキペディア全体の6割を占めている。この合戦はほとんどが財団側の仕込みで行われている。
- 信憑性は前述の通りブリタニカ百科事典の半分以下どころか、25%を切っている。
- 英語版も日本語版と同じく、ソックパペットの争奪と年単位靴下の育成が毎日行われている。
- ウィキペディア日本語版も英語版とほとんど同傾向で堕落している。
- 木津尚子と木津隆史について書こうとすると、即座に削除される。
関連項目
外部リンク
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