福園院本堂(ふくおんいんほんどう)は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内の重要文化財建造物である。
室町時代の永享9年(1437年)に旧蓮光院本堂として建立された、桁行三間、梁間三間、単層、方形造、本瓦葺である。
法隆寺子院の重要文化財の中世仏堂として、この福園院本堂のほか、北室院本堂、法隆寺新堂(西園院所在)、法隆寺地蔵堂(妙音院跡所)、法隆寺中院本堂(旧地蔵院本堂)、宝珠院本堂(旧政南院本堂)が現存している。また、未指定のも中世建築である。