前川みく
前川 みく(まえかわ みく)とは、ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』の猫娘アイドル。
概要
2011年11月28日の『アイドルマスターシンデレラガールズ』稼動時からチュートリアルに登場し、ゲームを始めたばかりのプロデューサーに喧嘩を吹っかけてくる。 負けてそのまま転がり込んでくるため認知度は高い。その後も「最初はライバルだった」という設定で語られる。CD収録のドラマによると女子高生。学年までは明言していないが、15歳で高校生ということは1年生であろう。 愛称は「みくにゃん」。持ち歌は「おねだり Shall we〜?」。
意外と背は小さめ。同年代〜年下に高い渋谷凛の影響もある。 しかしこの身長にしてB85、推定Fカップの恵体ながら、なんと15歳。推定カップサイズなら、トップ87、公称Fだが推定値Eの星井美希を上回る。
運営からもこの作品の看板娘の1人として大事にされている事から「登場から1ヶ月半でのSR化」「CDデビュー」「1周年記念の新SR&初のボイス追加」「2周年記念イベントへの抜擢」など要所要所で活躍している(後述)。グッズやCDなどのメディアミックスにもそれなりに恵まれており、本家アイマスにも「シャイニーフェスタでのゲストアイドルの1人」として出演した。以上の要素や後述の要素から、非公式ながら一部では「4人目のニュージェネレーション」と呼ばれることも。
本人いわく「大阪府出身ではあるが関西弁は喋れない」ということになっている。しかし、後のセリフに「みくも関西弁が抜け…何でもない」や、「熱っ!!ほんま熱~っ!」などが登場しており、実はキャラ作りの一環ではないかと疑われている。ツッコミもボケもできないが、本人自体がツッコミ要素の固まりであるためか何かといじられる。
猫
誕生日が2月22日の猫の日、趣味は猫カフェ巡り、語尾に「にゃ」をつけて話したり、特訓後は猫耳と猫のしっぽをつけた衣装となるなど猫づくしな娘である。もちろん猫好き。好きな理由は「自由だから」。
ただし自宅ではペット禁止な上に、魚が苦手。ネズミも苦手。 好きなモノはむしろ肉や甘いモノで、特にハンバーグは大好物。それは持ち歌の歌詞やドラマCDの発言の端々から窺い知れる。 なお「魚嫌い」とはいうが、かつお節は大丈夫らしい。大阪の血だろうか。 また「すり身であれば食べられる」ので頑張って食べるようにしているとのこと。原形が残っているのがダメということか。 ちなみにフライもアウト。
語尾の「にゃ」は素であり、CDにてオフレコ(と思い込んでいた)の際の独り言でも「にゃ」口調で喋り、ゲーム内で更新されている漫画『シンデレラガールズ劇場』53話にて声優の仕事に挑戦した際は語尾をつけないで話すのに悪戦苦闘していると描かれた。 しかしオフの時には語尾の「にゃ」が減る、と担当声優から指摘されており、意図的に付けていることも事実なようだ。 それでもなぜ猫語なのかについて、本人は「猫の気持ちがわかった子供の頃の気持ちを忘れないように」と言っている。幼いころは木々や動物の言葉がわかった、という人も少なくないのではないだろうか。
アニメ第11話では両親と並ぶ小さい頃のみくの写真がわずかに登場している。 当時から猫が好きだったようで、テーマパークと思わしき場所にてネコミミを付けて写っていた。 ちなみに「コンプリートアニメファンブック」には正面からの鮮明な写真が掲載されている。
なお、依田芳乃曰く猫の神様に守られているらしい。 もし本当なら猫神様からも認められた猫アイドルということに…?
他のアイドルとの関係
上条春菜とは猫好き仲間の友人で、はるにゃんと呼んでいるらしい。また春菜の台詞からすると、和久井留美とも交友関係がある。 「ドリームLIVEフェスティバル」にて待望の猫ユニット「にゃん・にゃん・にゃん」が出来たが、かつてSレアで猫耳メイドになったことがある高峯のあと、「アーニャ」ことアナスタシアといういかにも…な人選。みくいわく「何か意図的な物を感じる」。さらにイベント中に投入されたSレア・ナターリアのカードの背景としてアナスタシアに寿司を勧められて驚く、というより恐怖するみくの姿が。
春菜に影響されたのか、「まぁまぁネコミミどうぞにゃ」と言いながら事務所内にネコミミを布教している。 特にニュージェネレーションが共演する時にはだいたいネコミミを着けている。 島村卯月には困ったことがあるといつも相談する仲であるとのこと。 凛は普通の子だがどこか神秘的で、自分と似た所があるらしい。 本田未央にはいつもペースを握られ遊ばれてしまうようだ。アニバーサリーアイプロでもしっぽを引っ張られたりマイク代わりにされたりモノマネされたりしていた。 卯月は行儀の良いアメリカンショートヘアー、凛は風格あるメインクーン、未央は元気のある野良猫らしい。
メディアミックスでのCDドラマでは双葉杏と絡むことが多い。というより杏のお守り。しかしきらりほどの強引さがないためか、だいたいは杏のペースに引き込まれている。 他にもキュート繋がりで緒方智絵里・安部菜々と、肉球繋がりで城ヶ崎莉嘉・市原仁奈とユニットを組んだりと交流の幅は広い。
後に追加された「長野エリア」では、ついに天敵といえるお魚系アイドルが登場した→浅利七海。まだ交流はないが、共演した際のみくにゃんの反応が楽しみである。 また、またしてもアイデンティティをかっさらいそうな子もいる。→一ノ瀬志希 …長野はみくにゃんに恨みでもあるのか。
余談だが、みくが他キャラを呼ぶ際呼び方が2通りに分かれることがある。だいたいは「○○チャン」なのだが、一部のアイドルには「○○にゃん」など猫的な呼び方をする。もしくは両方。 例を挙げると以下のような感じ。 しぶにゃん(凛チャン):渋谷凛 はるにゃん:上条春菜 のあにゃん:高峯のあ あーにゃん(アーニャ):アナスタシア うづにゃん(卯月チャン):島村卯月 にゃんみお(未央チャン):本田未央