大蔵公望

大蔵 公望（おおくら きんもち、1882年7月22日 - 1968年）は、日本の鉄道官僚、満鉄理事。

経歴

1882年（明治15）7月22日、東京・牛込生まれ。

1904年（明治37）7月、東京帝国大学工科大学土木科を卒業、工学士。同年9月、鉄道学研究のため渡米。

1908年（明治41）4月、日本に帰国し、鉄道院に入省。助役、運輸事務所主任、運輸事務所長、管理局貨物係長、運輸局貨物課長等を歴任。

1911年（明治44）8月、男爵を襲爵。

1919年（大正8）7月、南満州鉄道株式会社へ入社。運輸部次長。

1921年（大正10）3月、同社運輸部長。

1922年（大正11）1月、同社理事に昇進。

1968年没。

家族

• 父・平三は岡山県出身で、早く軍籍に入って陸軍中将に昇進。日露戦争での功績によって華族となり、男爵を授けられた。

著作物

文献DB

• 国会図書館 (2001) 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス - 大蔵公望

著書

• 大蔵公望（著）『大蔵公望日記 第1巻（昭和7-9年）』内政史研究会、1973年、JPNO 73019458
• －『－ 第2巻（昭和10-12年）』－、1974年、JPNO 73019459
• －『－ 第3巻（昭和13-16年）』－、1974年、JPNO 73019460
• －『－ 第4巻（昭和17-20年）』－、1975年、JPNO 73019461
• －（著）『大蔵公望之一生』大蔵公望先生喜寿祝賀委員会、1959年、NDLJP 2986270 

付録

参考文献

• 東方拓殖協会 (1926) 東方拓殖協会『支那在留邦人興信録』1926年
  • 影印版：芳賀登ほか(編)『日本人物情報大系 第11巻』皓星社、1999年、ISBN 4774402699