生野区
提供: Yourpedia
2015年8月12日 (水) 23:07時点における防人 (トーク | 投稿記録)による版 (「生野区」を保護しました: 度重なる荒らし ([編集=管理者のみに許可] (2016年8月12日 (金) 14:07(UTC)で自動的に解除) [移動=管理者のみに許可] (無期限)))
生野区(いくのく)は、大阪市を構成する24区のうちのひとつ。同市の東南部に位置する。
在日朝鮮人居住区として全国に有名である。
目次
地理
- 河川: 平野川、猫間川(ねこまがわ)
上町台地の東側に位置し、平坦な地形が続く。区境は、西側が大阪環状線、北側が近鉄奈良線によって形成されているために直線的なものになっている。そのために北西端に位置するJR西日本・近鉄鶴橋駅は、駅舎の一部が隣接する天王寺区や東成区にまたがる格好になっている。
歴史
故事
- 日本最古の橋
- 文書に残る日本最古の橋である猪甘津橋は、現在の生野区に架かっており、周辺に鶴が群れていることからその後「鶴の橋」と呼ばれるようになったとされ、現在の「鶴橋」の地名となった。河川の埋め立てにより現在は橋がなくなったが、「つるの橋跡」の石碑がJR環状線の桃谷駅近くに建っており、橋脚の一部が残っている。
- 聖徳太子伝説 〜生野区の名称の由来〜
- 生野長者と呼ばれた長者の子が、生まれつき言葉をしゃべらないので聖徳太子に相談したところ、聖徳太子が「私が前世に預けた舎利を返しなさい」と長者の子におっしゃった。すると長者の子は3つの舎利を口から吐き出し、それからは普通にしゃべれるようになった。聖徳太子はその舎利を一つは四天王寺に、一つは法隆寺に、一つを長者に賜った。その舎利をおまつりするために長者は寺を建て、舎利尊勝寺と名づけた。生野区の名称はこの故事に登場する生野長者に由来し、長者の建てた舎利尊勝寺は生野区内に現存しており、一帯の地名「舎利寺」の由来となっている。
近世
人口構成
区の総人口132,693人(2011年9月現在)のうち、日本籍は103,324人。
外国人登録者数は29,369人(2011年9月現在)で区人口の約22.1%に達し、大阪市区で最も多い。そのうち、韓国・朝鮮籍は27,072人、中国籍は1,745人など。
産業
個人商店、中小企業が多く、特にゴムと硝子工業が有名。『田島(たしま/たじま)のめがねレンズ』は特に有名で、昭和40年代までは全国シェアの90%の生産量を誇っていた。田島神社境内には「レンズ発祥の地」の碑がある。商店街も多く賑わいを見せている。
またロート製薬、フルタ製菓、ノーベル製菓、モリタ、そして山本化学工業の本社や工場も生野区に所在する。ちなみに、ロート製薬の一社提供番組であった『アップダウンクイズ』(毎日放送)や『クイズダービー』(TBS)などで使われたオープニングキャッチの映像は、生野区巽西にあるロート製薬の本社工場・研究所である。
鶴橋地域にはコリアタウンが形成されており、コリア系商業ビルも存在する。
交通
鉄道
バス
道路
- 勝山通
- 国道25号
- 疎開道路(大阪市道上新庄生野線)
- 生野区を南北に走る3500mほどの通り。戦争中は、アメリカ軍の爆撃による火災が町中に広がるのを防ぐためにということで空き地であった。「お国のために」ということで昨日まで住んでいた家や店などが取りこわされ、そこにすんでいた人が強制的に「疎開(そかい)」、立ち退きさせられたことから、現在でも「疎開道路」という名称で親しまれている。疎開道路のちょうど真ん中あたりに三宅製粉や南タクシーといった会社がある。
- 今里筋(大阪市道大阪環状線)
- 内環状線(国道479号)
- 大阪府道172号布施停車場線
- 大阪府道173号大阪八尾線(今里筋・勝山通)
教育
短期大学
- 大阪府立大学工業短期大学部(1983年廃止)勝山南3-1-4にあった。
高等学校
中学校
小学校
- 大阪市立
- 朝鮮学校
出身者
- 竹村健一(ジャーナリスト)
- 福本豊(元プロ野球選手)
- 和田アキ子(タレント・歌手) 鶴橋出身
- 東野圭吾(作家) 東生野中学校卒
- 笑福亭仁鶴(落語家) 生野区田島(たしま)の出身で中学生まで在住していた。
- 玄月(作家) 生野区で生まれ育ち、現在も居住している。
- 伊原剛志(俳優) 巽中学卒
- トミーズ雅(漫才師) 巽中学卒
- トミーズ健(漫才師) 巽中学卒
- 長原成樹(タレント)
- 須藤秀澤(写真家)
- 木村充揮(歌手・元憂歌団メンバー) 大池中学卒
- 安美佳(タレント・モデル)
- 秋山成勲(総合格闘家) 大池中学卒
- 土肥ポン太(タレント)
- 松尾敏伸(俳優) 鶴橋中学卒
- 梁石日(作家) 猪飼野出身
- 渡辺桂子(歌手)
- 岡田可愛(女優・タレント)生野区に生まれ小4まで在住
生野区にゆかりのある人物
- 徳山昌守(プロボクサー)東京都出身、現役ボクサー時代は生野区に在住していた。
- 趙博(歌手・俳優)大阪市西成区に生まれる、現在は生野区に在住。
- 司馬遼太郎(小説家)大阪市浪速区に生まれる。
- 長島☆自演乙☆雄一郎(格闘家)生野区今里の魁塾に所属
- 河島英五(歌手)生野区桃谷にてバー&ライブハウス「BEE-HOUSE」経営していた。
名所・旧跡・観光スポット・施設
- 御勝山古墳
- 舎利尊勝寺
- 難波寺
- 成恩寺
- 偏増寺
- 定願寺
- 圓徳寺
- 生野神社
- 生野八坂神社
- 御幸森天神宮
- 田島神社
- 巽神社
- 清見原神社
- 彌栄神社
- 勝山遺跡
- 大阪市立生野図書館
- 生野商店街
- 生野まつり
- 生野コリアタウン
- 明生座(大衆演劇)
また生野区はだんじり祭りでも有名である。特に巽神社のだんじりは生野区でも最大規模を誇る。
生野区、平野区を中心に非行に走った若者たちを養成する格闘施設。
地価
- 小路二丁目21-22(住宅地) - 21.2万円
- 巽西四丁目7-19(住宅地) - 20.5万円
- 勝山北三丁目6-21(住宅地) - 21.0万円
- 勝山南一丁目12-17(住宅地) - 20.1万円
- 新今里四丁目8-14(商業地) - 32.5万円
- 巽北四丁目4-24(商業地) - 30.5万円
- 生野西四丁目19-9(商業地) - 30.9万円
- 巽南三丁目6-4(準工業地) - 20.7万円
- 巽北一丁目22-33(準工業地) - 20.3万円
- 巽東一丁目3-7(準工業地) - 21.6万円
1m²あたり・平成16年7月1日現在、国土交通省・平成16年9月21日発表