金子快之

金子 快之（かねこ やすゆき、1970年11月3日 - ）は、日本の政治家。

無所属の札幌市議会議員であり、保守系議員と称している。もともとの札幌市民ではなく、生まれは兵庫県で、千葉県で育ち、東京都、北海道千歳市から札幌市と転居を繰り返していた。

丘珠空港の再生、外国人参政権反対、市立学校の規律強化を掲げていて、自らをビールを愛する一市民と称している。

札幌市議会の文教委員、議会運営委員会委員、新幹線・雇用対策調査特別委員会委員、市民のために役立つ議会検討委員会委員を担当する。 また、予備自衛官（陸上自衛隊予備3曹）、自衛官募集相談員となっているが、自衛官の経験は無いので予備自衛官補である。 保有資格としては、金融業に勤めていた経験もあり、銀行業務検定多数、第一種証券外務員、宅地建物取引主任者、総合旅行業務取扱管理者、第二級アマチュア無線技士（モールス信号で通信ができる）、第二級陸上特殊無線技士など多数の資格を保有している。

自身のツイッターにおいて「アイヌ民族」を批判したことが問題となったが、その他にも、中国や韓国、札幌市、共産党などに対しても、ツイッターで過激な発言を繰り返していて、その批判に対しては「本当のことを言うと議員を辞めなければならないのでしょうか?」と自説を貫く姿勢を示している。

出生および学歴

• 1970年11月3日に兵庫県に生まれる。自身のHPでは家族親戚に政治家、官僚はいないと明言している。
• 1988年に千葉県立船橋高等学校を卒業する。
• 1989年に駿台予備校で一年間の浪人生活を過ごす。
• 1994年に東京大学経済学部を卒業する。

発言

• 2014年7月10日に自身のツイッターにおいて「札幌市役所に中国の五星紅旗が掲げられています。「ついに占領されたか？」と思ったら、中国の友好代表団が来られているそうです。」と投稿したことが話題となった。
• 2014年7月19日に自身のツイッターにおいて「オスプレイ見学客に共産党の活動家が反対ビラを配っている。しかし誰も受け取る人がいない。写真左のリュックの男は苦労の配布シーンを撮影する北海道新聞の記者。醜いジャーナリズムだ。」と投稿したことが問題となった。
• 2014年8月6日に自身のツイッターにおいて「またもや、札幌市役所に韓国国旗が掲げてありました。いったい札幌はどうなってしまったのでしょうか。強く正しい札幌を取り戻さなければなりません」として、札幌市役所に掲げてある旗の1つに韓国国旗が掲げてあることに過剰反応したことが話題となった。
• 2014年8月11日に自身のツイッターにおいて「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」と書きこんだことが問題となった。
• 2014年9月22日に議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した後、札幌市内で取材に応じ「辞職の考えはない。来春の市議選に出馬し、有権者の審判を受ける」と表明。「発言を撤回する考えはない。タブーを恐れず発信を続ける」と述べた。
• 2014年10月18日に自身のツイッターにおいて「札幌市の学校給食でも中国・韓国産の食材がたっぷり！給食は地産地消ではなかったのか？この問題は10月21日の決算特別委員会で取り上げます…」と中国・韓国産の食材を問題視したことが、逆に問題となった。

職歴

• 生命保険会社や銀行に勤務経験がある。
• 1998年にAIR DO（エア・ドゥ）の立ち上げに参加するため北海道千歳市に移住する。
• 2001年にAIR DOの経営破たんで職を失う。
• その後、札幌市に移住し札幌市の？テレビ放送局で10年間勤務。
• 2011年春にみんなの党の公認で札幌市議会議員選挙に立候補し、当選する。
• 2014年1月にみんなの党を離党し、無所属となる。
• 2014年2月に「慰安婦像設置に抗議する全国地方議員の会」の会員。
• 2014年5月16日に自民党会派（札幌市議会自民党・市民会議）に所属。
• 2014年9月?日にアイヌ発言問題で自民党札幌市支部連合会から除名処分となる。
• 2014年9月22日に札幌市議会により議員辞職勧告決議が賛成多数で可決されたが、辞職しないことを表明した。
• 2015年4月12日に投開票された札幌市会議員選挙にて落選した。

外部リンク

• 平成２６年９月２２日札幌市議会本会議金子やすゆき議員辞職勧告決議可決 - YouTube
• 金子快之のツイッター