満員電車

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2014年9月11日 (木) 00:04時点におけるアンサイと喧嘩中 (トーク | 投稿記録)による版 (関連項目)

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満員電車(まんにんでんしゃ)とは、電車の中に一定数以上の人間が乗車することによって自動的に開催されるエクストリームスポーツの一種である。

都会では頻繁に大会があり、JR東日本では大相撲のように巡回する山手杯、首都の中央を横断する中央杯、エクストリーム・痴漢も同時開催される埼京杯などが開催される。私鉄では東急での東横杯・田園都市杯、東京地下鉄での東西杯などが有名。乗客、電車本体共に尋常ではない負担が掛かるにも拘らず一日に数回開催される。その異常ぶりはサバンナのヌーの群れをして「俺達でもここまではしないよ」と言わしめるほど。ラッシュアワーの一環でもある。

関西大阪市営地下鉄では、大阪のありとあらゆる繁華街を巡る参加者数日本一の御堂筋杯が開催されている他、JR西日本では関西一の混雑率を誇る阪和戦杯等が有名である。しかし、最近では、関西の大会は生ぬるくなり、大会の見直しを求める関東、名古屋住民の声もあるという。名古屋市民いわく、関西より俺のところのほうがエクストリームスポーツにふさわしいという意見がある。それでも関東に比べれば甘くなるのが現状である。

ルール

ルールは極めて簡単であり、試合終了である終点まで何事もなく無事に生き残ればいいと言うものである。しかし、一筋縄ではいかず乗客を奈落の底へと突き落とす悪魔の仕掛けた罠が次々と襲いかかってくる。

競技の参加者は主にサラリーマンだが、学生も大きな役割を果たしている。選手としてだけでなく、鉄道会社側の審判員としても積極的に競技に参加し、大会を盛り上げている。

かけこみ乗車との関連

同じくエクストリームスポーツであるかけこみ乗車と同時に行われることが多いが、その場合2つの競技を同時に行う事になるため難易度が上がってしまう。しかし乗車自体が困難であるため、かけこみ乗車との同時開催はむしろ好都合であるとする意見も多い。

襲いかかる様々な罠の一例

すし詰め
乗客が列車内にぎゅうぎゅうに詰まっているため身体が圧迫されて苦しくなる。圧死、窒息死の恐れがあるとも。
強制的に降ろされる
駅に到着した際に、圧力で降ろされてそのままドアが閉まり、電車が行ってしまう。この場合は失格となる。ドア付近にいる人は要注意。
痴漢と間違われる
例え本人にその気がなくても「この人痴漢です!キャー、変態!」と言われればその場でミラーマンの仲間入りを果たしてしまう。言われても、怯まず大声で抵抗することが必要である。刑法・刑事訴訟法をマスターしていれば安全という見解もあるが、仕掛け人は高確率で法律を捻じ曲げるほどの権力を持っているため勝率は絶望的である。
周りの人間の体臭
むさ苦しいオッサンに左右前後を挟まれたりしたらもう救いようがない。
放屁
ギュウギュウ詰めの電車の中では、屁の臭さも通常の3倍になるとも。屁をこきたい人はひたすら我慢すべし。もし放屁してしまった場合自分を含む乗客全員がガス中毒で死ぬかもしれない。放屁した場合、ある程度の時間はすました顔でやりすごすのが望ましい。
脱線、事故
最も危険な障害。もし脱線に巻き込まれた場合死亡する確率が極めて高い。「電車の運転手はプロでしょ? 脱線なんかしないよ」とか思われる向きもあるかもしれないが、こんなこともあったのだ。
地震
電車の中にいる時に大地震でも起こってしまったら、助からない可能性も高いだろう。
緊急停車
加速している最中に急ブレーキがかかったら、と想像するだけでも恐ろしい。怪我や、隣の怖い人の足を踏むリスクがある。

スペシャル・ステージ

超満員の電車が停止し、次のようなアナウンスが流れる。

  • 「○○駅におきまして人身事故が発生しました」
  • 「○○駅付近におきまして架線故障が発生しました」
  • 「ただいま緊急停止信号を受信しました」
  • 「線路内に人が立ち入っているため、安全確認中です」

そして、停車してから20分から30分後に

  • 「ただいま○○駅におきまして信号機故障が発生しました。〇〇線、ただ今上下線とも運転を見合わせております。復旧までしばらくお待ち下さい。」

と追い打ちがかかる。

特にこのステージは、大小便を我慢している乗客にとっては究極のエクストリーム・スポーツとなる可能性を秘めている。

田舎の現状

満員電車なんて都会だけと認識している人間も多いと思うが、これは大きな間違いである。特に近年では3~6両の旧型車両を淘汰する代わりに、昼間はもちろん通勤時間でも1両や2両の新型車両を導入して、車内だけは大都会という状況を意図的に作り出しているのこともあるで注意が必要だ。

関連項目

Uncyclopedia logo.png アンサイクロペディアにも、この項目「満員電車」が執筆されています。ぜひこちらも読んでみてください。