慶大生ファンド詐欺事件
慶大生ファンド詐欺事件とは、慶應大学総合政策学部(湘南藤沢キャンパス)の新井教晃と、日本女子大学で2009年度横浜F・マリノス・マリノスクイーンの穐山春奈(あきやま はるな)による、2012年に発覚した詐欺事件である。
目次
事件概要
2012年5月、慶應大学総合政策学部(湘南藤沢キャンパス)の学生が設立したとされる学生ファンドが、投資金を集めたまま海外に逃亡した。詐欺グループ代表はSFCメンバー新井教晃、秘書は穐山春菜、役員は前田彬。
日本出国後シンガポールへ、その後マレーシアに滞在とみられる。
経緯
2012年3月、2ちゃんねるにスレが立ち、5月より報道が始まる。
有名大学生総額20億巨額詐欺 探しています(2012年3月)
大学生ファンド(通称)の投資でかなりの被害がでています。
まだ事件が受理されていないため実名は避けますが、現在警察に被害者の会が掛け合って被害届を申請しています。
被害金は現在で20億。まだ騙された事実に気付いていない人たちもまだまだいるため、どれだけの被害になるかは不明。
高利回りを謳って投資を集めていた感じです。
マイバッハに乗って自家用ジェットを持ち、総資産100億円がうたい文句。
六本木でも有名な、某有名大学生が飛びました。
現在代理人の弁護士が間に立って元金は返すと言っていますが、まったく返る気配はありません。
両親も返済するお金はないと泣き寝入り。事務所は大量の借用書が散乱。両親も大学の仲間も見捨て雲隠れ。
同じ被害者の方は力を合わせたいのと、現在当事者が現在行方を眩ませているため目撃情報などありましたら教えてください。
最後の目撃情報はシンガポールです。秘書兼彼女と2人で逃亡中。
情報お待ちしています。
有力な情報には高額謝礼します。 被害者の会
有名私立大学の学生が設立した投資団体、投資金を集めたまま連絡が取れず
東京に本部がある有名私立大学の学生が設立した投資団体が、株の値上がりなどを自動で監視して売買するシステムを開発したと言って投資金を集めたまま連絡が取れなくなっている。
この投資団体は財務局への登録をしておらず、金融商品取引法に違反するとの指摘が出ている。
しかし、ことし、投資団体の代表の学生と連絡が取れなくなり、東京や横浜の会社経営者などの投資家が被害者の会を作り、投資金の一部のおよそ3000万円の返還を求める訴えを東京地方裁判所に起こした。
被害者の会によると、投資額が1人で4000万円を超える人もいるということで、少なくとも億単位の被害を訴えている。
金融商品を扱う際には財務局への登録が必要だが、関東財務局によると、この投資団体は登録をしておらず、金融商品取引法に違反すると指摘している。投資家の一部は、警察への告訴も検討している。投資団体を設立した学生は、ことし2月に出国したまま帰国していないということで、訴えに対して投資団体から連絡はない。
慶応大・新井教晃と秘書・穐山春菜が投資団体「ル ミュウ」を作り総額20億騙し取って海外逃亡
ル ミュウ
- 会社 お台場湾岸警察の隣 SOHO7階
- 新井教晃k自宅は8階。すでにもぬけの殻で鍵はあいている
新井教晃
- 性格はかなりの見栄っ張り泊まるホテルは必ず5つ星
- 飯はいつも高級レストランだが実家は貧乏で、かなりの借金があり
- 新井はそんな両親を嫌い幼い頃から両親の元を離れ自立。以後、詐欺で多額の金を手に入れるが両親には一切支援せず逃亡
秘書兼彼女の穐山春菜
- 日本女子大学今年卒業
- 新井と共に逃走中
- 両親とは仲悪く、1か月以上家に帰らず
- 在学中に新井から学費(詐欺の金)をもらいなんとか卒業し、以後2人で詐欺
新井教晃は「シャンパン王子」と呼ばれていた
元本保証。1年間で預けたカネが5倍―――そんなオイシイ話には裏があるものだが、大の大人たちが大学生に一杯食わされた。「株の売買」名目で集めた資金は、実に7億円とも言われる。それが焦げ付いて、現在、海外逃亡中だ。
被害者のうち3人は4月、この大学生と会社に対して約3千万円の貸金返還を求めて民事訴訟を起こした。「知人から慶応大2年(当時)の新井教晃を紹介されたのは2011年2月。2千万円近く投資しましたが、2012年2月から連絡が取れなくなった」(原告の一人で横浜市に住む30代自営業者のB氏)
新井教晃は投資家らに「自家用ジェットで16億円運んだ」「英国人から2億円預かり、2年で20億円にした」など"どデカイ"話をし、次々に落としていった。もっとも、新井教晃自身にそんな豪快な印象はない。
「細身で、見るからにまじめそうで、学生にありがちなチャラチヤラしたところがない。それも信用させる一因だった」(B氏)
「一言で言えば、ネタラな機械オタク」(新井教晃の同級生)
まさに地味な大学生といったところだが、さすがにカネがあるだけに遊び方は「半端なかった」ようだ。
「新井教晃は酒は弱いが、シャンパンばかり頼んでいた。お気に入りは最高級品のクリユッグかクリスタルで、〝シャンパン王子″と言われていた。友達の誕生日会をキャバクラで開き、一晩で200万円使ったとか豪快な話もしていた」(新井教晃の知人)
しかし―――と、この知人は新井教晃から垣間見えた"ほころび"を指摘する。
「投資家の問では『貧乏臭い』と言われていた。服装はコテコテの高級ブランドのワンパターンだし、高級外事も型落ちの中古車で意外とセコい。父親に自分のマイバッハの運転手をさせていたほどだから、育ちは裕福ではなかったのかも。靴の裏に穴が開いていることもあった」
慶大生らに6000万円支払い命令
慶応義塾大学の新井教晃(22)が投資家から資金を集めたまま返済しないとして訴えられている裁判で、東京地裁は9月24日、学生らに請求通り約6000万円の支払いを命じた。
この問題は、新井教晃が設立した会社が「株価を自動で監視し、損を出さずに取引できるシステムを開発した」とうたって投資家から金を集めたまま新井教晃と連絡が取れなくなったもので、投資家ら4人が出資した金を返すよう提訴していた。
東京地裁は判決で「被告側は一度も裁判に出席しなかった。原告らの証拠は全て認めることができる」として、新井教晃と会社に請求通り約6000万円の支払いを命じた。
投資家の弁護士によると、新井と穐山春奈は現在も海外にいるとみられ、連絡が取れない状態が続いている。