「唐招提寺」の版間の差分
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| 方円彩糸花網 ||鼓楼 || 保護布 || 中国唐代(8世紀) || 紺、茶緑、淡茶、白茶等の絹の色糸編 | | 方円彩糸花網 ||鼓楼 || 保護布 || 中国唐代(8世紀) || 紺、茶緑、淡茶、白茶等の絹の色糸編 | ||
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2021年12月7日 (火) 14:51時点における版
唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良県奈良市にある律宗の総本山である。1998年(平成10年)、世界文化遺産のひとつとして登録された。
概要
下賜された新田部親王の旧宅地(現奈良市五条町)に、中国(唐)出身の鑑真大和上が759年(天平宝字3年)に開設した戒律を学ぶ人たちのための修行道場が源流である。延喜式十五大寺、南都七大寺のひとつと言われた。当初は唐律招提寺、唐寺、律寺とも言われた。
唐では官寺でない寺を「招提」と称しており、四方から僧が集まり居住する所を意味した。鑑真和上の発願による私院である。平安末期には興福寺の末寺となった。1900年(明治33年)に独立して律宗総本山となる。 唐招提寺「経蔵」は東大寺正倉院の校倉よりも古い日本最古の校倉造の建築である。唐招提寺「宝蔵」は唐招提寺創建時に建設された建築物である。「金堂」は鑑真の弟子の如宝による建立と伝わる。
文化財
国宝
名称 | 場所 | 区分 | 時代 | 特色 |
---|---|---|---|---|
金堂 | 金堂 | 建築 | 奈良時代(8世紀後半) | 寄棟造・本瓦葺 |
講堂 | 講堂 | 建築 | 奈良時代(8世紀後半) | 入母屋造・本瓦葺 |
鼓楼 | 鼓楼 | 建築 | 鎌倉時代 仁治元年(1240) | 楼造・入母屋造・本瓦葺 |
経蔵 | 経蔵 | 建築 | 奈良時代(8世紀) | 校倉・寄棟造・本瓦葺 |
宝蔵 | 宝蔵 | 建築 | 奈良時代(8世紀) | 校倉・寄棟造・本瓦葺 |
唐招提寺金堂廬舎那仏|廬舎那仏坐像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 脱活乾漆 漆箔 |
唐招提寺金堂薬師如来|薬師如来立像 | 金堂 | 仏像 | 平安時代・(9世紀頃) | 木心乾漆 漆箔 |
唐招提寺千手観音|千手観音菩薩立像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 木心乾漆 漆箔 |
唐招提寺持国天|持国天立像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 木造・乾漆併用 彩色 |
唐招提寺増長天|増長天立像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 木造・乾漆併用 彩色 |
唐招提寺広目天|広目天立像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 木造・乾漆併用 彩色 |
多聞天立像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 木造・乾漆併用 彩色 |
唐招提寺梵天・帝釈天|梵天・帝釈天立像 | 金堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀)) | 木造・乾漆併用 彩色 |
唐招提寺金亀舎利塔|金亀舎利塔 | 鼓楼 | 仏教備品 | 南北朝時代(14世紀) | 金銅の打物 |
白瑠璃舎利壺 | 鼓楼 | 仏教備品 | 中国唐代(8世紀) | ペルシャ製ガラス壺 |
方円彩糸花網 | 鼓楼 | 保護布 | 中国唐代(8世紀) | 紺、茶緑、淡茶、白茶等の絹の色糸編 |
鑑真和上坐像 | 御影堂 | 人物像 | 奈良時代(8世紀) | 脱活乾漆 彩色 |
持国天立像 | 講堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 木造 |
増長天立像 | 講堂 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 創建当時にさかのぼると考えられる木彫像 |
獅子吼菩薩立像 | 新宝蔵 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 旧講堂に安置されていた奈良時代木彫群像 |
衆宝王菩薩立像 | 新宝蔵 | 仏像 | 奈良時代(8世紀) | 旧講堂に安置されていた奈良時代木彫群像 |
金堂の鴟尾 | 新宝蔵 | 建築部材 | 奈良時代(8世紀) | 天平時代由来の現役の道具瓦として唯一 |
公式ページ
文化財リンク
唐招提寺金堂 [唐招提寺礼堂]