「二子玉川駅」の版間の差分
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− | '''二子玉川駅'''(ふたこたまがわえき)は、[[東京都]][[世田谷区]]玉川二丁目にある[[東京急行電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]である。周辺地域である[[二子玉川]]同様に、地元住民を中心に「にこたま」「ふたこ」などと呼ばれている。なお[[二子]]は[[神奈川県]]側の地名である。 | + | <nowiki>'''二子玉川駅'''(ふたこたまがわえき)は、[[東京都]][[世田谷区]]玉川二丁目にある[[東京急行電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]である。周辺地域である[[二子玉川]]同様に、地元住民を中心に「にこたま」「ふたこ」などと呼ばれている。なお[[二子]]は[[神奈川県]]側の地名である。 |
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2020年1月8日 (水) 03:57時点における版
'''二子玉川駅'''(ふたこたまがわえき)は、[[東京都]][[世田谷区]]玉川二丁目にある[[東京急行電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]である。周辺地域である[[二子玉川]]同様に、地元住民を中心に「にこたま」「ふたこ」などと呼ばれている。なお[[二子]]は[[神奈川県]]側の地名である。 == 概要 == [[東急田園都市線|田園都市線]]と[[東急大井町線|大井町線]]が乗り入れている。線路名称上では、当駅が正式な大井町線の終点であるが、田園都市線の複々線化に際して大井町線の列車は[[溝の口駅]]に発着するようになり、当駅 - 溝の口駅間でも両系統を案内上別路線として扱っている。駅番号は田園都市線が'''DT 07'''、大井町線が'''OM 15'''である。当駅で遮光幕の開閉が 行われる。 [[駅長]]所在駅であり、二子玉川管内として当駅と[[用賀駅]]を管理している。かつての二子玉川管内は当駅 - [[梶が谷駅]]間であり、用賀駅は三軒茶屋管内であったが、管内再編により[[2009年]][[10月1日]]に現在の体制となった。なお、[[二子新地駅]] - [[梶が谷駅]]間は同日から分離・新設された[[溝の口駅]]所管の「溝の口管内」となった。 == 歴史 == 玉川電気鉄道の玉川停車場として開業した。その後、[[目黒蒲田電鉄]]の大井町線が延伸し、隣接して二子玉川駅を開業する。 玉川電気鉄道が東京横浜電鉄に合併後、それまで経営していた玉川第二遊園地(のちの二子玉川園)を[[読売新聞]]とタイアップさせ、「読売遊園」に改称したのに伴い、玉川線の駅も「よみうり遊園駅」に改称。さらに東横が目蒲に合併したことに伴い、同一駅に二つの名称があるのは不合理だということで双方とも「二子読売園駅」に改称。戦局の悪化で遊園地が閉鎖されたことで「二子玉川駅」に改称するが、戦後遊園地が復活したことに伴い、「二子玉川園駅」に改称した。 長らく[[地上駅]]であったが、その後大井町線が田園都市線として[[長津田駅]]まで延伸されることとなり、[[1966年]]に高架駅として改築された。その際、駅全体が多摩川寄りに大きく移転した。なお、玉川線と砧線のホームは従来の場所(地上)に取り残され、1969年5月10日の廃線まで存置された。[[1977年]]4月7日に新玉川線が当駅に乗り入れた。 高架駅となった当初は、渋谷から[[東京メトロ銀座線|銀座線]]が延長し当駅で折り返す計画であったが、輸送量の関係で東急が新玉川線を建設するのに合わせて高架駅が建設されたという経緯から、折り返しが容易な内側の2・3番線を計画されていた銀座線→新玉川線、すなわち現在の田園都市線が使用し、外側の1・4番線を現在の大井町線([[1979年]]までの田園都市線、すなわち大井町 - 当駅 - つきみ野間の列車)が使用していた。 新玉川線が田園都市線と完全に[[直通運転]]を行うようになる1979年8月11日までは、新玉川線の線路は当駅の渋谷寄りで上下線がY字[[分岐器|ポイント]]で合流し、再びY字ポイントで2・3番線に別れるという形態であった。 1979年8月12日に田園都市線の運行経路が変更され、長津田方面からの田園都市線列車は新玉川線の発着していた内側の2・3番線を使用することになった。一方、当駅 - 大井町間は大井町線の名称に戻り、ホームの異なる外側の1番線と4番線のそれぞれで折り返す形での発着を行うようになる。その結果、両線の乗り換えには連絡通路を移動する場合としない場合が存在することになった。また、連絡通路が狭いために通路内で乗客が錯綜することもあった。関連して大井町線では1990年から1999年まで「二子玉川園」の[[方向幕|行先表示]]を当駅の到着番線によって色分けし、4番線到着列車の字幕の地色は黒のまま、1番線到着列車の字幕の地色は緑にしていた。 運行経路変更以降は不便な状態が続いていたため、田園都市線複々線化工事(大井町線の溝の口延伸)を機に1994年から駅改良工事が実施され、1999年に外側の1・4番線を田園都市線、2・3番線を大井町線として使用するようになった。 その後、2003年8月中旬から2004年8月下旬まで、2期に分かれて(1期:2003年8月中旬から2004年3月下旬まで、2期:2004年4月中旬から8月下旬まで)エレベーター設置工事が行われた。1期は連絡通路の建設およびコンコースと通路を連絡するエレベーターの建設が、2期は連絡通路とホームを連絡するエレベーターの建設が行われた。1期工事完了時に連絡通路とホームの間に仮設[[斜路|スロープ]]が設けられ、暫定的にバリアフリー対応とされた。この仮設スロープは2期工事期間中のみ使用され、連絡通路とホームを連絡するエレベーターの供用開始後に撤去された。 2006年4月、下りホームに[[待合室]]が完成した。その後、同年5月から9月下旬までホームの西半分において屋根の拡幅工事が行われた。既存の屋根にひさしが取り付けられ、雨天時の雨の吹き込みが減少するとされる。 === 年表 === * [[1907年]]([[明治]]40年)[[4月1日]]:玉川電気鉄道(のちの[[東急玉川線]])'''玉川駅'''として開業。 * [[1924年]]([[大正]]13年)[[3月1日]]:玉川電気鉄道砧線が開業。 * [[1927年]]([[昭和]]2年)[[7月15日]]:玉川電気鉄道溝ノ口線玉川駅 - 溝ノ口駅(現在の溝の口)間が開業。 * [[1930年]](昭和5年)4月1日:目黒蒲田電鉄二子玉川線(現在の大井町線)'''二子玉川駅'''が開業。 * [[1939年]](昭和14年)[[3月10日]]:玉川線玉川駅が'''よみうり遊園駅'''に改称。 * [[1940年]](昭和15年)[[12月1日]]:大井町線・玉川線の両駅を統合し'''二子読売園駅'''に改称。 * [[1943年]](昭和18年)[[7月1日]]:二子読売園駅 - 溝ノ口駅間の軌道の[[軌間]]を1,372mmから1,067mmに改軌し、大井町方面と直通運転開始([[地方鉄道法]]への変更は[[1945年]](昭和20年)[[10月1日]])。 * [[1944年]](昭和19年)[[10月20日]]:'''二子玉川駅'''に改称。 * [[1954年]](昭和29年)[[8月1日]]:'''二子玉川園駅'''に改称。 * [[1963年]](昭和38年)[[10月11日]]: 大井町線の名称を田園都市線に変更。 * [[1966年]](昭和41年)[[4月1日]]: 田園都市線溝の口~長津田間開業に伴い鉄道専用の多摩川橋梁の使用を開始、田園都市線の駅が高架駅となる。 * [[1969年]](昭和44年)[[5月11日]]: 玉川線と砧線が廃止。 * [[1977年]](昭和52年)[[4月7日]]:新玉川線が開業。 * [[1979年]](昭和54年)[[8月12日]]:田園都市線と新玉川線の直通運転開始に伴い、二子玉川園~大井町が大井町線として分離独立。 * [[1985年]](昭和60年)[[3月31日]]:二子玉川園が閉園。ただし駅名は二子玉川園駅のまま変更なし。 * [[2000年]]([[平成]]12年)[[8月6日]]:'''二子玉川駅'''に改称。新玉川線を田園都市線に統一。 * [[2009年]](平成21年)[[7月11日]]:大井町線が溝の口駅まで延伸し、大井町線の途中駅になる。 == 駅名の由来 == {{See also|二子玉川#「二子玉川」の範囲}} 「二子玉川」の「玉川」は開業時の駅所在地が[[荏原郡]]玉川村にあったことによる。「[[二子]]」は多摩川対岸の川崎市の地名だが、二子塚古墳に因んで大井町線開業時に目黒蒲田電鉄が名付けた<ref>東急社史などの説明より。当地は[[二子の渡し]]の渡船場跡地でもあった。</ref>。当時は玉川線と大井町線が別会社であったため、[[wikt:三業地|三業地]]として賑わっていた二子地区への最寄り駅として目蒲側が「二子玉川」と名付けたものであり、玉川電気鉄道には別途二子電停(現在の二子新地駅)が存在した。 == 駅構造 == [[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]2面4線を有する[[高架駅]]である。ホームは外側の1・4番線を田園都市線、内側の2・3番線を大井町線が使用する。敷地の都合上、ホームの中央部から下り中央林間方にかけての大半が[[多摩川]]および駅付近で合流する[[野川 (東京都)|野川]]を渡る橋([[多摩川橋梁 (東急田園都市線)|東急田園都市線多摩川橋梁]])上に位置する。 その特異な構造のため、ホームの上り渋谷・大井町方の幅は20m程度あるのに対し、ホームの中央部から下り方にかけてのホームの幅は5m程度しかない。 かつては上り列車のホームは朝[[ラッシュ時]]に、各駅停車と急行の乗り換え、さらには大井町線始発列車待ちの行列もできて、混雑を極めた。 その後、[[2007年]][[4月5日]]より田園都市線準急の運行開始により各駅停車と急行の乗換えが無くなり、さらに2009年7月11日には、大井町線の溝の口駅への延伸(田園都市線[[複々線]]化)工事の完成により、大井町線始発列車への乗り換え駅が溝の口駅に移動し、ホーム混雑はかなり緩和している。 [[階段]]は、ホームの最も上り方とホームの中央部にそれぞれ1か所存在する。ホームの最も上り方の階段を下ると、[[コンコース]]・[[改札]]口に通じている。上下両ホームの中央部に位置する階段は1・2番線と3・4番線を結ぶ連絡通路である。この通路は改札口と連絡していない。 このような出口構造および、田園都市線の渋谷方の車両の対面に短い大井町線の編成が停車するため、朝ラッシュ時の上り列車では渋谷寄りの車両、特に1 - 3号車は当駅より手前では混雑率が高く、また当駅を過ぎるとやや低下する。 === のりば === <!-- 行先欄は基本的に2013年1月時点での現地のLED発車標の表記に準拠。これらに「あざみ野」「北千住」の表記はない。なお、東武線は実際の案内では「東武伊勢崎線」の表記である。ただし中央林間駅の構内図において、路線愛称制定に配慮して「東武伊勢崎線」ではなく単に「東武線」の表記が採用されていたため、ここではそれに合わせる ---> {| class="wikitable" !nowrap|番線<!-- 事業者側による呼称 --->!!路線!!nowrap|方向!!行先 |- !1 |{{Color|#20a288|■}}田園都市線 | style="text-align:center" | 下り | [[鷺沼駅|鷺沼]]・[[長津田駅|長津田]]・[[中央林間駅|中央林間]]方面 |- !2 | {{color|#f18c43|■}}大井町線 | style="text-align:center" | 下り |[[溝の口駅|溝の口]]方面 |- !3 | {{color|#f18c43|■}}大井町線 | style="text-align:center" | 上り |[[自由が丘駅|自由が丘]]・[[大岡山駅|大岡山]]・[[大井町駅|大井町]]方面 |- !4 |{{Color|#20a288|■}}田園都市線 | style="text-align:center" | 上り | [[渋谷駅|渋谷]]・<span style="font-size:small;">[[ファイル:Subway TokyoHanzomon.png|15px|Z]][[東京メトロ半蔵門線|半蔵門線]]</span> [[押上駅|押上]]・<span style="font-size:small;">{{Color|#0f6cc3|■}}[[東武伊勢崎線|東武線]]</span> [[春日部駅|春日部]]方面 |} * 3番線から渋谷方面へ、4番線から大井町方面へ出発できるようにそれぞれ[[分岐器#形状による分類|渡り線]]が敷設されている。[[1999年]]に設置され、3, 4番線入れ替え前はこの線路を使って渋谷・大井町方面に向かっていた。4番線から大井町方面への渡り線は[[2009年]]現在長津田方面からの車両[[回送]]の際に使用されているが、3番線から渋谷方面の渡り線は2009年現在使用されていない。 * [[駅自動放送|自動放送]]は、田園都市線が男声、大井町線が女声となっている。なお、大井町線の放送の音声は他駅が[[東急東横線|東横線]]と同じであるのに対し、当駅から溝の口間は田園都市線と同じになっている。また、田園都市線の途中駅での上りホームで男声が使用されている駅は当駅のみであったが、2009年6月15日より溝の口駅でも線路切り替えに伴い男声に変更された。同年7月11日からは、大井町線列車入線時に限り、接近メロディーの使用が開始された。 * 2011年には[[節電]]対策の運転本数削減により、日中の時間帯に当駅止まりの列車および、橋梁上での折り返し運転が一時的に復活したこともあった。 === 改札口 === 改札口は上下両ホームからは最も上り方に位置する階段を下った位置にある1か所のみである。有人通路はシースルー化されている。付近には複数の店舗が出店している。コンコース上部には人工地盤が用意されており、将来の[[再開発]]の準備がなされている。 === バリアフリー設備 === 改札口と連絡する階段には[[エスカレーター]]と[[エレベーター]]が設置されている。また、[[ユニバーサルデザイン|多機能]]トイレや幅広型[[自動改札機]]も設置されている。 ただし、エレベーターに関してはホーム下に[[道路]]や[[堤防]]があることなど、駅構造上の問題からホームとコンコースを直接結ぶことが不可能であったため、ホームとコンコースを行き来する際にはエレベーターの乗り換えが必要である。すなわち、ホームからコンコースに向かう際には、最初のエレベーターで一旦ホーム上層の連絡通路に昇り、連絡通路を歩いて次のエレベーターでコンコースへ降りることになる。 上下両ホーム中央部の連絡通路は階段のみである。 トイレは1階改札口内、渋谷・大井町方面ホームへの階段付近にある。多機能トイレは男性用・女性用各1室ずつ用意されている。[[2006年]]に[[オストメイト]]対応化された。 === 駅構内設備 === ==== 改札内 ==== * [[売店]] ** [[toks]]:上り・下りホーム * サービス施設:いわゆる「[[駅ナカ]]」のような整備がなされ、下記を含めた数店の店舗が出店している。 ** [[ドミニク・サブロン]] ** [[ブックファースト]] ** [[スープストックトーキョー]] ** [[しぶそば]] ==== 改札外 ==== * [[定期乗車券|定期券]]発売所・[[テコプラザ]] * 売店 ** TOKS:改札前コンコース * サービス施設:改札前のT字状の通路に十数店の店舗がある。駅周辺再開発の進捗にともない、[[2006年]]以前に改札付近にあった店舗の多くは閉店し、代わりに2007年春から再開発地区から立ち退いた店舗が移転開業している。その他に補足事項がある店舗は以下のとおり。 ** [[セガフレード・ザネッティ]]:[[多摩川花火大会 (世田谷区・川崎市)|世田谷区たまがわ花火大会・川崎市制記念多摩川花火大会]]時には、極端に増加する乗降客に対応するため、客席部分のパーティションと客席が撤去され、臨時有人改札口が設置される。 ** [[ケンタッキーフライドチキン]]二子玉川駅前店:駅改築前に創業者の[[カーネル・サンダース]]が来店した。 * 二子玉川乗務区・二子玉川保線区:高架下に立地。 == 利用状況 == 2013年度の1日平均乗降人員は以下のとおりである。 * 田園都市線:79,383人<ref>[http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/west/gaiyou/joukou.html#denentoshi 東急電鉄「各駅乗降人員」]</ref> 田園都市線中10位 * 大井町線:47,012人<ref>[http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/west/gaiyou/joukou.html#ooimachi 東急電鉄「各駅乗降人員」]</ref> 近年の1日平均'''乗車人員'''は下記の通り。 <!--東京都統計年鑑を出典にしている数値については、元データが1,000人単位で掲載されているため、*1000/365(or366)で計算してあります--> <!--1993年までのデータには乗り換え・通過人員を含んでいるものと思われるが、そのまま掲載した--> {| class="wikitable" |- !rowspan|年度 !rowspan|大井町線 !rowspan|田園都市線 !rowspan|新玉川線 !rowspan|出典 |- |[[1994年]] |style="text-align:right;"|13,463 |style="text-align:right;"|13,704 |style="text-align:right;"|16,057 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1994/TOBB510R.HTM 東京都統計年鑑(平成6年)]</ref> |- |[[1995年]] |style="text-align:right;"|12,833 |style="text-align:right;"|13,464 |style="text-align:right;"|16,342 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1995/TOBB510S.HTM 東京都統計年鑑(平成7年)]</ref> |- |[[1996年]] |style="text-align:right;"|12,633 |style="text-align:right;"|13,074 |style="text-align:right;"|16,000 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1996/TOBB510T.HTM 東京都統計年鑑(平成8年)]</ref> |- |[[1997年]] |style="text-align:right;"|12,203 |style="text-align:right;"|12,518 |style="text-align:right;"|15,712 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1997/TOBB510U.HTM 東京都統計年鑑(平成9年)]</ref> |- |[[1998年]] |style="text-align:right;"|12,526 |style="text-align:right;"|12,068 |style="text-align:right;"|16,126 |<ref>{{PDFlink|[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1998/TOBB510J.PDF 東京都統計年鑑(平成10年)]}}</ref> |- |[[1999年]] |style="text-align:right;"|12,779 |style="text-align:right;"|11,940 |style="text-align:right;"|16,563 |<ref>{{PDFlink|[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1999/TOBB510K.PDF 東京都統計年鑑(平成11年)]}}</ref> |- |} {| class="wikitable" |- !rowspan|年度 !rowspan|大井町線 !rowspan|田園都市線 !rowspan|出典 |- |[[2000年]] |style="text-align:right;"|12,882 |style="text-align:right;"|28,789 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2000/00qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成12年)]</ref> |- |[[2001年]] |style="text-align:right;"|13,238 |style="text-align:right;"|29,477 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2001/01qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成13年)]</ref> |- |[[2002年]] |style="text-align:right;"|13,858 |style="text-align:right;"|29,674 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2002/tn02qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成14年)]</ref> |- |[[2003年]] |style="text-align:right;"|15,268 |style="text-align:right;"|30,773 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2003/tn03qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成15年)]</ref> |- |[[2004年]] |style="text-align:right;"|16,066 |style="text-align:right;"|31,414 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2004/tn04qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成16年)]</ref> |- |[[2005年]] |style="text-align:right;"|15,408 |style="text-align:right;"|33,406 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2005/tn05qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成17年)]</ref> |- |[[2006年]] |style="text-align:right;"|15,444 |style="text-align:right;"|34,181 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2006/tn06qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成18年)]</ref> |- |[[2007年]] |style="text-align:right;"|16,057 |style="text-align:right;"|34,951 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2007/tn07qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成19年)]</ref> |- |[[2008年]] |style="text-align:right;"|16,784 |style="text-align:right;"|34,742 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2008/tn08qyti0510u.htm 東京都統計年鑑(平成20年)]</ref> |- |[[2009年]] |style="text-align:right;"|18,438 |style="text-align:right;"|33,088 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2009/tn09q3i004.htm 東京都統計年鑑(平成21年)]</ref> |- |[[2010年]] |style="text-align:right;"|19,175 |style="text-align:right;"|33,181 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2010/tn10q3i004.htm 東京都統計年鑑(平成22年)]</ref> |- |[[2011年]] |style="text-align:right;"|21,887 |style="text-align:right;"|38,568 |<ref>[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2011/tn11q3i004.htm 東京都統計年鑑(平成23年)]</ref> |} == 駅周辺 == 駅周辺にはおもに[[住宅地]]が広がる。周辺は、[[瀬田 (世田谷区・川崎市)#東京都世田谷区瀬田|瀬田]]などの[[高級住宅街|高級住宅地]]も含めた閑静な住宅街を擁する。また、複数のショッピングセンター等の存在により、多摩川の河川敷と合わせ、行楽地としての一面も有しており、休日に訪れる人は多い。 '''駅西口'''側には[[1969年]]に玉川[[高島屋]]をキーテナントとする[[ショッピングセンター]]が出店。玉川通り沿いや高島屋周辺に、服飾、雑貨、飲食などの店舗が集積している。また、玉川高島屋西側の、新二子橋橋梁脇との間の小規模店舗・住宅群は、[[京都市|京都]]の小路をモチーフとして「柳小路」として再開発された。 '''駅東側'''は、[[戦前]]に[[東急玉川線|玉川電気鉄道]]や[[東京横浜電鉄]](のち両者が合併し東京急行電鉄となる)により、玉川第二遊園地や玉川プールなどが開設され、行楽地として開発された。玉川第二遊園地は、のち駅名の由来となった[[二子玉川園]]となり、同地には[[映画館]]「[[二子東急]]」も設けられ、行楽地として栄えた。[[1985年]]の二子玉川園閉園後、跡地に[[スポーツクラブ|スポーツ施設]]や[[ナムコ・ワンダーエッグ]]、[[いぬたま・ねこたま]]などの[[テーマパーク]]が建設された。 駅東口周辺及び二子玉川園跡地は、二子玉川園閉園後より大規模な再開発が計画されていたが、[[2005年]]にようやく事業認可がおり、以降、順次再開発工事が進行している。再開発地域全体は「二子玉川ライズ」と命名され、[[2010年]]4月には商業施設である「二子玉川ライズ・バーズモール」、「二子玉川ライズ・オークモール」が先行オープン、続く5月には高層住宅の「二子玉川ライズタワー&レジデンス」の入居が開始、2011年3月には、商業施設の「ドッグウッドプラザ」、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」、及びオフィスビルの「二子玉川ライズ・オフィス」がオープンした。また駅改札口の前の高架下に当たる場所には商業施設の「二子玉川ライズ・ステーションモール」がオープンした。なお、今後は今後は更に高層ビル(ホテル・オフィス・テレビスタジオ・映画館などが入居予定)や大規模公園の設営が計画されている。 駅南方向には'''多摩川河川敷'''が広がる。河川敷には[[兵庫島公園]]などがあり川や水に親しめる環境である。河川敷では、毎年8月第3土曜日には[[多摩川花火大会 (世田谷区・川崎市)|世田谷区たまがわ花火大会]]が開催され(対岸の川崎市制記念多摩川花火大会と共催)、駅を含めた駅周辺は観客で非常に混雑する。河川敷は、週末になると[[スポーツ]]や[[バーベキュー]]などのレジャーを楽しむ人々で賑わう<ref>世田谷区の[[条例]]により、河川敷の兵庫島公園などでのバーベキューは認められていないため、バーベキューが可能なエリアは狭い。対岸の川崎市側(二子新地駅側)の河川敷ではバーベキューが広く行われているが、[http://web.archive.org/web/20070518000047/http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/01_taka/2007_2/04_27/taka_top1.html 騒音やバーベキューのゴミが深刻な問題となっている。] - タウンニュース(2007年4月27日) <!--世田谷区側(二子玉川駅側)は、どちらかと言えば、散歩をする家族、犬を散歩させる住民、[[デート]]などを楽しむ[[カップル]]や[[釣り]]客が多い--><!--検証可能性を満たすソースを提示の上、記述を復活してください。--> </ref>また、[[テレビコマーシャル|テレビCM]]や[[テレビドラマ|ドラマ]]などの[[ロケーション撮影]]にも、周辺の堤がよく使われている<ref>一例として、[[テレビ朝日]]系[[刑事ドラマ]]『[[私鉄沿線97分署]]』([[1984年]] - [[1986年]]放送)の第1シーズンエンディングに、夕暮れの当駅 - 二子新地間の映像が使われている</ref>。 === 西口 === * [[二子玉川#郊外SCの先駆・玉川高島屋S・C|玉川高島屋S.C]] * [[世田谷区役所]]用賀出張所二子玉川分室 * 二子玉川[[郵便局]] * 世田谷鎌田郵便局 <!---* 瀬田温泉「山河の湯」:当駅から[[蒸気機関車]]を模した無料送迎バスを運行。2013年5月12日で閉店の為コメントアウト。---> * [[多摩川]]河川敷 * [[二子橋]] * [[兵庫島公園]]:河川敷の一部で、当駅からの河川敷の入口にあたる。 * 柳小路:商業店舗群 * プラウドタワー二子玉川:二子玉川初のタワー[[マンション]]。地上27階建てで、高さは93m。 * [[国道246号]] * [[東京都市大学二子幼稚園]] * [[玉川病院]] * 岡本公園民家園 * [[聖ドミニコ学園]] * [[東京都立世田谷総合高等学校]] * [[駒澤大学]]玉川キャンパス * [[ゆうぽうと]]世田谷レクセンター * 多摩川二子橋公園 * コヤマドライビングスクール二子玉川校 * [[三菱東京UFJ銀行]]玉川支店(<span style="color:#ff1a00;">◆</span>旧・[[東京三菱銀行]]店舗)・二子玉川支店(<span style="color:#7d0012;">●</span>旧・[[UFJ銀行]]店舗) === 東口 === * [[二子玉川ライズ]] ** 二子玉川ライズ・ショッピングセンタールル ** 二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ ** 二子玉川ライズ・オークモール ** 二子玉川ライズ・バーズモール ** 二子玉川ライズ・プラザモール ** 二子玉川ライズ・オフィス ** 二子玉川ライズ・タワー&レジデンス ** [[二子玉川]]公園 * 玉川税務署 * 多摩川河川敷 * [[東京都道416号古川橋二子玉川線]](駒沢通り) == バス路線 == 東口にある[[バスターミナル]]('''二子玉川駅停留所''')から、[[東急バス]]と[[小田急バス]]が合わせて7系統の一般路線バスを、東急バスと[[京浜急行バス]]が1系統(羽田空港行き)、東急バスと[[東京空港交通]]が1系統(成田空港行き)の[[リムジンバス|空港連絡バス]]をそれぞれ運行している。1 - 5番乗り場のロータリーと6・7番乗り場のロータリーが相対する形で設置されている。たまがわ花火大会の際には、当駅周辺の道路規制が行われ、二子玉川駅バスロータリーおよび二子玉川停留所など駅周辺の規制地域内でのバス利用はできない。駅前ロータリーは封鎖され臨時切符売り場・待ち合わせ場所として使われる。 [[2008年]]5月1日より駅前再開発の進捗により東口のロータリーが閉鎖され、仮設ターミナルに移設された<ref>[http://www.tokyubus.co.jp/top/news_bk/2008/0501_nikotama.html 二子玉川駅前バスのりばが移転します。] 東急バスニュースリリース</ref>。 [[2010年]]7月1日より仮設ターミナルだった1番 - 5番のりばが新ターミナルに移設された<ref>[http://www.tokyubus.co.jp/top/news_bk/2010/0701_nikotama.html 二子玉川駅前バスのりば移設のお知らせ] 東急バスニュースリリース</ref>。 [[2013年]]3月7日より6,7番のりばが新設ロータリーに移設された<ref>[http://www.tokyubus.co.jp/top/news/000196.html 二子玉川駅 バスのりば変更のお知らせ] 東急バスニュースリリース</ref>。 2013年7月16日より成田空港行きリムジンバスが運行を開始した。 {| class="wikitable" style="clear: both;" !乗場!!系統!!主要経由地!!行先!!<small>運行事業者</small> |- |rowspan="4"|1番||rowspan="2"|[[東急バス高津営業所#久地線|向02]]||[[久地駅|久地駅前]]||[[向ヶ丘遊園駅|向ヶ丘遊園駅東口]]||rowspan="2"|{{Color|red|■}}東急 |- |新二子橋・梅林||新平瀬橋 |- |[[東急バス高津営業所#新道線|渋12]]||深沢八丁目・駒沢・[[三軒茶屋駅|三軒茶屋]]||[[渋谷駅]]||{{Color|red|■}}東急<br/> |- |||瀬田||[[東急バス瀬田営業所|瀬田営業所]]||{{Color|red|■}}東急 |- |rowspan="4"|2番||[[東急バス高津営業所#新道線|玉06]]||吉沢||砧本村||rowspan="4"|{{Color|red|■}}東急 |- ||[[東急バス瀬田営業所#宇奈根線|玉05]]||吉沢||【循環】宇奈根一丁目 |- ||[[東急バス瀬田営業所#宇奈根線|玉04]]||宇奈根一丁目||【循環】喜多見公園 |- |||||[[東急バス高津営業所|高津営業所]] |- |rowspan="3"|3番||[[東急バス瀬田営業所#美術館線|玉31]]||吉沢・玉川病院||[[国立成育医療研究センター|成育医療研究センター]]||rowspan="2"|{{Color|red|■}}東急 |- |[[東急バス瀬田営業所#美術館線|玉32]]||吉沢・玉川病院・成育医療研究センター||[[世田谷美術館|美術館]](休日のみ) |- |[[小田急バス狛江営業所#調布南口線|玉08]]||吉沢・砧中学校下・[[狛江駅|狛江駅北口]]|| [[調布駅|調布駅南口]]||{{Color|crimson|■}}[[小田急バス狛江営業所#二子線|小田急]] |- |4番||玉07||吉沢・砧中学校下||[[成城学園前駅|成城学園前駅西口]]||{{Color|red|■}}[[東急バス瀬田営業所#二子成城線|東急]]<br />{{Color|crimson|■}}[[小田急バス狛江営業所#調布南口線|小田急]] |- |rowspan="2"|5番||空港||直行||[[東京国際空港|羽田空港]]||{{Color|red|■}}[[東急バス弦巻営業所#空港路線|東急]]<br />{{Color|skyblue|■}}[[京浜急行バス新子安営業所#羽田空港発着便|京急]] |- ||空港||[[渋谷エクセルホテル東急]]<br>[[セルリアンタワー東急ホテル]]<br>(成田空港行き乗車のみ)||[[新東京国際空港|成田空港]]||{{Color|red|■}}[[東急バス新羽営業所#空港路線|東急]]<br />{{Color|orange|■}}[[東京空港交通|リムジン]] |- |6番||[[東急バス目黒営業所#清水線|黒02]]||等々力七丁目・[[都立大学駅|都立大学駅北口]]||[[目黒駅|目黒駅前]]||{{Color|red|■}}東急 |- |rowspan="2"|7番||[[東急バス瀬田営業所#遊園地線|玉11]]||野毛桜堤・玉堤一丁目||[[多摩川駅]]||rowspan="2"|{{Color|red|■}}東急 |- |||[[上野毛駅]]||瀬田営業所 |} * 深夜急行バス [[渋谷駅|渋谷駅西口]]→二子玉川駅・溝の口駅 ※降車のみ また、西口には「二子玉川」停留所(二子玉川駅・高津営業所方面)がある。渋12系統渋谷駅→高津営業所のバスは二子玉川駅に立ち寄らないため、二子玉川駅利用時に二子玉川バス停での降車が必要となる。また、朝ラッシュ時は吉沢方面からの系統がこの停留所を経由してバスターミナルに向かうが、この停留所で下車した方が当駅へは早い。 6・7番乗り場は、以前は二子玉川園の正門前にあり、[[2000年]]8月5日まで「二子玉川園前」という別の停留所であった。二子玉川園が閉鎖された後もしばらくそのままの名称で残っていたが、駅名が「二子玉川駅」に改められた際、停留所名が改められた。 == 隣の駅 == ; 東京急行電鉄 : {{color|#20a288|■}}田園都市線 :: {{color|red|■}}急行 ::: [[三軒茶屋駅]] (DT03) - '''二子玉川駅 (DT07)''' - [[溝の口駅]] (DT10) :: {{color|#009900|■}}準急(用賀方当駅から各駅に停車) ::: [[用賀駅]] (DT06) - '''二子玉川駅 (DT07)''' - 溝の口駅 (DT10) :: {{color|blue|■}}各駅停車 ::: 用賀駅 (DT06) - '''二子玉川駅 (DT07)''' - [[二子新地駅]] (DT08) : {{color|#f18c43|■}}大井町線 :: {{color|red|■}}急行 ::: [[自由が丘駅]] (OM10) - '''二子玉川駅 (OM15)''' - 溝の口駅 (OM16) :: {{color|green|□}}各駅停車(二子新地・高津は通過) ::: [[上野毛駅]] (OM14) - '''二子玉川駅 (OM15)''' - 溝の口駅 (OM16) :: {{color|blue|■}}各駅停車(二子新地・高津に停車) ::: 上野毛駅 (OM14) - '''二子玉川駅 (OM15)''' - 二子新地駅 (DT08) == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == {{commonscat|Futako-Tamagawa Station}} * [[日本の鉄道駅一覧]] * [[エイトライナー]] == 外部リンク == * [http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/train/top_futakotamagawa.html 東急電鉄 二子玉川駅] {{デフォルトソート:ふたこたまかわえき}} [[Category:日本の鉄道駅 ふ|たこたまかわ]] [[Category:世田谷区の鉄道駅]] [[Category:東京急行電鉄の鉄道駅]] [[Category:二子玉川|ふたこたまかわえき]]