「北海道蘭越女子高生全裸殺人事件」の版間の差分
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2018年6月28日 (木) 10:32時点における版
北海道蘭越女子高生全裸殺人事件(ほっかいどうらんこしじょしこうせいぜんらさつじんじけん)とは、1978年6月23日深夜に北海道蘭越町で起きた高2ストーカーによるレイプ殺人事件である。
概要
1978年6月23日4日午前7時ごろ、北海道磯谷郡蘭越町の農家の2階で、3女の山本浩子さん(16歳) (北海道立蘭越高校2年)が全裸で死んでいるのを両親が見つけた。 北海道警捜査1課と倶知安署に捜査本部を設けて本格捜査を行ったところ、 近くに住む高校2年の少年A(16)が浮上し、任意出頭を求め追及した結果犯行を自供したので、 8月2日に殺人容疑で逮捕した。少年Aと浩子さんは中学時代の同級生だった。
自供によると、少年Aは、6月23日午後10時ごろ、自宅から父親のバイクを持ち出し、無免許で運転。 山本さん宅付近を運転しながら遊んでいたが、「浩子さんの寝姿をひと目見よう」と思いたち、 同日午後10時半ごろ、カギのかかっていない山本さん宅の裏口から侵入。すぐ2階に上がり、 浩子さんの部屋の隣の部屋にひそんでいた。間もなく、入浴中の浩子さんが自室に戻り、 ふとんに入ったのを見届けて帰ろうとしたが、浩子さんが物音に気づき「だれ」と声をかけたので、 顔を見られてはまずいと、ふとんの上から浩子さんの首を押さえつけ、そばにあったマフラーで 首を絞めて殺害した。その後、少年Aは浩子さんのパジャマと下着を脱がせたあげく、 全裸死体となった浩子さんとセックスして裏口から逃げ帰った。
翌朝、浩子さんが起きてこないのを不審に思った両親が2階8畳の寝室で目撃したのは 愛娘の変わり果てた姿だった。浩子さんの死体には掛け布団が被せられ、首にはマフラーが 二重巻きにして後ろで結ばれていた。下着とパジャマは布団の下の方に丸められて置かれていた。 室内に荒らされた様子はなく、浩子さんは暗い室内でほとんど抵抗らしい抵抗もできないまま 命を奪われたとみられる。階下で寝ていた両親は不審な物音には気づかず、 飼い犬も吠えることはなかったという。