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2014年7月12日 (土) 23:22時点における版

中西 康浩とは、大阪府内を中心に宝飾店や菓子店に勤める女性を、名札で名前を確認し強姦目的の電話を何度もかけ、女子中学生を含む27人の女性を146回強姦し金も奪っていた49歳である。

組員装い「守る」、女性27人呼び出し強盗強姦で49歳元会社員逮捕

暴力団員の振りをして女性を脅し、むりやり性的関係を持ったうえ、現金を奪ったとして、大阪府警曽根崎署は2014年3月3日、強盗強姦などで住所不定、無職、中西康浩容(49)を逮捕したと発表した。

被害女性は27人に及び、そのうち告訴を受けた20人に対する146回の強盗強姦や強姦罪(現金被害は約160万円)を裏付けた。

中西は店舗などで女性を物色し「暴力団で仕事をしている。復讐を頼んできた人がいるが、止めてほしければ金を払え」「犯罪組織から守る」などと脅迫。

ホテルに何度も呼び出して強姦を繰り返し、その都度金を払わせていた。被害女性の中には10~20代で女子中学生もいた。

実際には中西は暴力団に所属しておらず、逮捕当時は会社員だった。「性欲を満たし、金も欲しかった」と容疑を認めている。

被害者たちは、大阪府内を中心に宝飾店や菓子店に勤める女性らで、中西は名札で名前を確認し、強姦目的の電話を何度もかけた。大半の女性が繰り返し被害に遭っていた。

女性のほとんどは、警察に通報すると身に危険が及ぶと恐れており、警察に相談すらできなかった。2012年6月、曽根崎署に20代女性が初めて被害を相談し、一連の事件が発覚した。

中西は、平成24年5月、暴力団員をかたって大阪府内の20代女性を脅し、翌6月に府内のホテルで強姦。組に納める金と称して現金1万円を奪うなど、平成18年4月から平成24年9月にかけて犯行を繰り返していた。中には、約2年間で二十数回の被害に遭ったケースもあった。

同署は2012年9月に中西を逮捕。その後、17回再逮捕し、大阪地検は20回にわたって起訴・追起訴した。2014年3月現在、公判前整理手続き中。

中西は「性的欲求を満たすためだった」と認めており、調べに対し、「(勤務先の分かった女性に)700~800回の電話をかけた」と供述。この中で、呼び出しに応じた女性に乱暴していた。

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