「エマ・シーン」の版間の差分
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2013年11月24日 (日) 23:10時点における版
エマ・シーン (Emma Sheen) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する架空の人物(女性)。年齢は24歳。ティターンズの士官として登場し、物語序盤にエゥーゴに加わる。階級は中尉。ちなみに日系9世である。(声優,TV・映画:岡本麻弥,一部のゲーム:富沢美智恵)
略歴
ガンダムMk-IIのテストパイロットとしてグリーン・ノアに赴任し、エゥーゴによるガンダムMk-IIの強奪事件に遭遇する。その後、上官バスク・オムの親書を持ってアーガマへ赴くが、その内容が「強奪したガンダムMk-IIを返さなければ、強奪者であるカミーユ・ビダンの両親を殺す」と言う恫喝だったことを知らされショックを受ける。それまで彼女は、ティターンズはジオン残党による破壊行為に対する抑止を目的とした正義の組織だと信じ込んでおり、人質という卑劣な手段をとった組織に不信感を持つ。その後、アレキサンドリアに戻った彼女は、カミーユとその父であるフランクリン・ビダンを引き連れ、ガンダムMk-II全3機と共にエゥーゴに寝返る。そして、保護観察の身の際に、サイド1の「30バンチ」コロニーに入り、クワトロ・バジーナから30バンチ事件の真相を聞き(劇場版ではレコア・ロンドがエゥーゴによる30バンチ調査の映像資料を見せる)、ティターンズの本質が悪であることを認識する。
エゥーゴでは当初リック・ディアスのパイロットを務めていたが、後にガンダムMk-IIを譲り受け、アーガマとラーディッシュを行き来しながら数々の戦闘に参加する。また、カミーユやファ・ユイリィ、カツ・コバヤシに対しては、時には姉のように優しく、時には上官として厳しく彼らの面倒を見た。また、ウォン・リーに次いでかなり頭に血が上りやすく手も早いことから、その度にカミーユやファを引っ叩くこともしばしばあった。
元ティターンズと言う事で疑われやすい立場であったが、その生真面目な性格でクルーたちの信頼を得た。なお、ラーディッシュの艦長となったヘンケン・ベッケナーに個人的な好意を寄せられており戸惑うが、ラーディッシュのクルーは二人を応援していたという。
宇宙世紀0088年2月22日、『グリプス戦役』終盤において、自分とは逆にティターンズへ寝返ったレコア・ロンドの駆るパラス・アテネを相打ち状態になりつつも撃破する。しかし、レコアの最期の言葉(男はいつも私を陵辱した)に動揺し、その意味を確認しようと不用意にコクピットを出たところでパラス・アテネの残骸がヤザン・ゲーブルの操縦するハンブラビの攻撃によって爆発、その破片で全身を強打し致命傷を負う。その後カミーユに助けられるが、命が尽きることを悟ると、カミーユにΖガンダムが人の意思を吸収する力を持っていることを諭し、平和への願いを托して息を引き取る。
小説版での性格はTV版とほぼ同じだが、より固物の面が強調されている。死因も異なっており、シャア、ハマーンと交戦中のシロッコが狙いを外した流れ弾がガンダムMk-IIの脇腹に当たり、歪んだコクピットフレームで腹部を強打したことが致命傷となった。この際、死を自覚したことで、自分も普通の恋に憧れており、ヘンケンに好意を持たれて内心は嬉しかった事に気付く描写があり、TV版と同様に自分を助けたカミーユに後を託して死亡する。
映画版では人物像がやや異なり、20代の女性らしさが強調されており、TV版のような厳格で生真面目・恋愛は奥手で取っ付き難い印象はさほどなく、ヘンケンのアプローチにもすぐに応えたり、カミーユ達にもスキンシップで場を和ます良き姉的な存在として描かれている。
主な搭乗機
補足
- エゥーゴに転向してから主に着用している緑のノースリーブは、レコアから譲られたものである。
- 『ΖガンダムエースNo.001』で掲載された北爪宏幸の読み切り漫画『My First Triumph a Memory of Emma Sheen』では、宇宙世紀0086年に士官候補生時代の活躍が描かれている。地球公転軌道から外れた宙域での辺境機動艦隊を巡察中に、ジオン残党と遭遇したため、急遽MS部隊の指揮を任される。ジム改に搭乗し、戦力的に劣勢ながらも敵の殲滅と基地制圧に成功した。のちに、この功績が認められティターンズへと入隊することになる。
- 講談社『機動戦士ガンダム大全集』に掲載されていた、富野由悠季による『機動戦士ガンダムΖΖ』の企画書(この段階では『ΖガンダムPart2』という仮題が振られていた)に書かれていた一年間の大まかなあらすじによれば、エマは『ΖΖ』にも引き続き登場し、物語の途中で戦死する予定だった。なお、エマ役の岡本はそのまま『ΖΖ』でも続投し、主人公ジュドー・アーシタの妹・リィナを演じている。
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