「トレンカ」の版間の差分

2013年6月19日 (水) 12:18時点における最新版

トレンカ（Trenca）は、レギンスの一種の、脚を覆うボトムスである。「トレンカレギンス」とも呼ぶ。

概要[編集]

普通のレギンスは足（踝から先の部分）がなく、長くても踝までなのとは異なり、トレンカは足先と踵（かかと）が露出し、土踏まずの部分に引っ掛けて着用する。これらに対し、足を完全に覆えばタイツとなる。なお、同様の足部分の構造を持つ靴下（主にオーバーザニー）を「トレンカソックス」とよぶ。本来は「トレッカー」で、スポーツウェアの商品名だった、主にスキーウェアに使われた。語源ははっきりしないが、「引っ張る」を意味するトレッカーとも言われる。英語圏では、しばしば「スティラップ・パンツ（stirrup pants）」と呼ばれる。

日本での使用方法について、以前まではバレエ用タイツとして着用されていたが2009年頃から新たなファッションアイテムとして導入を開始した。メリット、デメリットはタイツとほぼ同様だが、夏場の炎天下などの時期でも蒸れにくい。

タイツやストッキングのような素材で作られたものが多く、股引のような役割がある。足を引っ掛ける点で、トレーニングパンツ（トレパン）に類似する。このため、正装として用いられる市民権は得ていない。今後、日常の衣料品としてどこまで広がるかがポイントである。

関連項目[編集]

• レギンス
• タイツ

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